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トップEvent Report>Strawberry ↑↑ Summer 2010
 
セットリスト
とびたつ季節
チャンス!!
LET"S!!
  *  *  *  *
完ペキなスマイル
Only You☆
Yeah! Yeah! Yeah!
  *  *  *  *
Dance Medley
 [渋谷・昼]
 りょうおもい
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 恋のRibbon(2回)
 Dear
 [渋谷・夜]
 きっと ずっと(2回)
 恋のRibbon
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 ストロベリー
 キャンドル
 [横浜・昼]
 ストロベリー
 キャンドル
 LOL
 Dear
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 [横浜・夜]
 Love Knot
 きっと ずっと
 恋のRibbon(3回)
  *  *  *  *
ミントと口笛
I'm in the Pink
  *  *  *  *
∞Infinity∞
MELODY
Baby,
 dance with me♪
  *  *  *  *
クリスタルデイズ
ロマンチックだね
恋の色
  *  *  *  *
がんばって!(昼)
飛ばせ!!(夜)
僕のパートナー
 (横浜夜以外)
Power to Power
 (横浜夜)
  *  *  *  *
DESTINY(渋谷夜)
僕のパートナー
 (横浜夜)

Event Report

Strawberry ↑↑ Summer 2010

2010.07.19 @東京都渋谷区・Shibuya O-East
2010.08.08 @神奈川県横浜市・ランドマークホールYOKOHAMA

まずは勢いよく入りましょう

 入場時には(当然)すでにセッティングがなされている舞台上を見ながら、「ベースとキーボードが普段と逆じゃない?」などと思っていたり、事前に「今回は体力を使うから」とまーちゃんが言っていたことを思い出し、軽く準備たいそうじみたことをしているうちに、客席が暗くなって、バンドのメンバーが入場し、徐々に気持ちを高めて供養菜ナンバーを演奏する中、いよいよまーちゃんが入場。暗い中、まーちゃんが体にかけている蛍光ピンクの鎖が妙に目立つ。そして、明るくなったステージ上で、まーちゃんもギターを弾きながら歌う「とびたつ季節」をいつものとおり動きながら聴きつつ、改めてまーちゃんの姿を見ると、けっこう驚く。黒のエナメルかビニールレザーの短い上着に短パン。そして、おなかと肩のあたりは網になってて、今まで一番セクシーな衣装なんじゃないか、と。ともあれ、まず一番元気よくスタートできるナンバーを歌った後は、勢いはそのままに「チャンス!!」から、そしてギターを置いて「LET'S!!」へと一気に走り抜けていった。
 MCでライブに来てくれた人たちへの挨拶や、今回のライブのコンセプト、あるいは衣装について、さっきまでの元気モードとは若干変わって、どこかのんびりともした雰囲気で話す。相変わらず、形から入るようなところはあるので、今回のこの衣装だったり、と言うことも、一番最初の回では言っていたり。MC後は「完ペキなスマイル」から。しばらくぶりに聴く、最初のアルバムの最初のナンバーはやっぱりいろんな意味で熱が入る。みんなで拳を突き上げたりしながら盛り上がった後に、「Only You☆」、「Yeah!Yeah!Yeah!」とそれぞれの熱を持ったナンバーをならべて、違った楽しみ方を持ってきてる。まぁ、「Yeah!Yeah!Yeah!」あたりはまだラテンのノリに客席が慣れきってもないのかなっていう気がしないじゃないけどね(苦笑)。

ダーツ大会?

 ここでまーちゃんは一旦退場。その間は、バンドメンバーと客席で「Yeah!Yeah!Yeah!」をアレンジしたモードでやり取りもしつつ、次の場面を待っている。メンバーの短いソロが全員に回ったところで、一度音を切って再スタート。すると、アメリカあたりのエンターテインメントショーにでも出てきそうな黒服二人がまず登場。一人が英語でMCをしつつ、もう一人は円盤らしいものを持っている。それを舞台の中央に据えたところで、まーちゃんが登場。今度は青と白の、マーチングバンドの衣装っぽい服に赤いスカート。やっぱりどこかアメリカンな雰囲気。まーちゃんが黒服のひとりからダーツを受け取って、それを円盤に向けて投げる。当たったところに書いてある曲を歌うという趣向で、今回のメドレーは進行していく。時には(けっこう?)同じ曲に当たったりもしていたが、そこに関しては始めてのフリで歌う…という高度な技を見せていたりもして(笑)。自分で投げたり、客席やバンドメンバー、あるいはスタッフに投げてもらった結果できあがったセットリストは左を参照、ということで。
 そうして5曲歌い終わったところでMC。ライブグッズの宣伝もしつつ、ダーツの感触を話していたり、あるいはメンバーに話を振ってみたり。最近テンションが上がったこと…という話が多かったかな? MCの最後の「久しぶりの曲を…」という言葉から入ったのは「ミントと口笛」。初期の代表的な曲のひとつでありつつ、最近はこうしたところでは聴いていなかったので、やっぱりテンションは上がり目になる。そして、今度は曲のタイトルどおりに元気なパワーで押していく「I"m in the Pink」を、いつもどおりにみんなとの問いかけあいから陽気に歌って、2度目の衣装チェンジに下がっていった。

あの頃と最近と

 まーちゃんが着替えている間は、バンドメンバーの紹介も兼ねて「I"m in the Pink」をみんなに言ってもらってる。戻ってきたまーちゃんはここでようやく銀のラメがついた白のドレス。ただしスカートは左右の長さが違うという、最近けっこうあるスタイル。ここで一度音が切れて、キーボードが奏でるストリングスのメロディラインから「∞Infinity∞」へ入っていく。みんなで∞の軌跡を会場いっぱいに描いた後は、やはりストリングスから「MELODY」へ。今度は、まーちゃんの決意の穏やかで確かに伝わる温度で会場がいっぱいになっていく。そしてそこから軽やかに「Baby, dance with me♪」へと曲は続く。以前にみんなで覚えたフリを、やっぱりみんなで一緒にやっていると、会場に一体感が出てくる。
 3曲終わったところでMC。後半は久しぶりに歌う曲も多かったので、そうした曲について、当時と今のことなんかを話している。そこからはいよいよ最後に向けた流れ。「クリスタルデイズ」から「ロマンチックだね」と、ステージ上と客席のやり取りの形がしっかりできている曲で気持ちを盛り上げていって、ライブの最後は「恋の色」。丸1年ライブで聴いていなかった分のパワーを込めてかどうか、会場が目いっぱいに熱くなって、ライブのメインステージが終了した。

バラエティ豊かなアンコール

 アンコールに応えて戻ってきたまーちゃん以下バンドメンバー、クラッシュジーンズにライブTシャツという姿だが、女性陣はまーちゃんも含めて、クラッシュTシャツ(…そんな言い方ある?)なところもあったりして。軽く、そんな姿についてとかのMCが入ってから、アンコールの曲を歌う。アンコールは会場ごとにけっこう構成が異なってはいたけれど、最後までみんなで盛り上がれる曲が並んでいるところは共通(詳しくは左を参照)。「がんばって!!」でみんなで腕を振ったり、「飛ばせ!!」のボール争奪戦も、やっぱりテンションが上がるワンシーン。渋谷の夜のアンコールでは、ギター&サウンドプロデュースの長谷川氏の誕生日を会場のみんなで祝う場面もあったしね。最後は「僕のパートナー」、あるいは「Power to Power」でみんなの力を歌声や振る腕から相互に送って、パワーをまた一段と高めてライブを終わらせていた。
 とは言うものの、夜の部にはダブルアンコールもあったり。渋谷では「DESTINY」、横浜は「僕のパートナー」と、みんなの声も力もより集まってくるナンバーを、精一杯の力を込めて共有してライブの最後の曲にしていた。そして、一番最後にまーちゃん以下バンドのメンバーが整列して終演の挨拶。別れを惜しみつつ舞台から下がっていって、ライブのステージが完結した。

感想

 今回、テンションを上げていこうということで、そうすることを意識してセットリストも組まれてるし、実際のステー上でのアクションもそうなってくる。そうなると、体力勝負っていうところはどうしたって出てくるわけで。まーちゃんをはじめとするステージ上の人たちの行動に、ステージを通じての疲れとかがそう見られなかったのは、リハーサルとか、あるいは日ごろの生活を通じて、そこに備えられてたからだろうから、さすがって言うところだと思うけどね。それに、こっちもライブ後にはきっちり疲れてたんだけど(笑)、別に不快な疲れかたって言うわけでもないわけだから、そうしたところの目的はうまく言ってたんじゃないかな、と。
 もちろん、その一方では、本当はもうちょっとバラードも入れつつのセットリストを組んで、体力の、あるいは気力の使い方にメリハリを出せるようにした方がよかったんじゃないかって言う気もするんだけど。ただ、一緒くたに「テンションを上げる曲」といっても、ストレートに力を入れることでって言うのもあれば、懐かしさからくるものだったり、まーちゃんが曲に込めたメッセージからくるテンションもあるから、当初に想像していたほどは曲のバリエーションはあったかな、と思う。
 部分部分については、例えば「ミントと口笛」が相変わらずフラット気味なところがあったり、メドレーの処理はもうちょっと練った方がよかったんじゃないかってところとか、MCをもう少しうまく話せるようになればいいねとか、あったりもするんだけどね。ライブ全体としては、アップテンポな曲を並べつつも、いろんなバリエーションを持って楽しめるから、終わった時にはけっこう気持ちのいい疲労感と、充実感を持って帰れたんじゃないかな、っていったところ。これこそ、そう毎回やるわけにはいかない構成やアクションだったりすると思うけどね(苦笑)。でも、楽しかったからよし、ということで。

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