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第24回ストキャンファンクラブの集い 飯盒炊爨の飯は飯塚の飯!! みんなでわいわい♥飯盒炊爨!!
2010.05.15 @神奈川県相模原市・さがみこプレジャーフォレスト
調理前までの光景
今回のイベントの集合地点となっている、さがみこプレジャーフォレストの正面ゲート前に到着してしばらく待っていると、到着した路線バスから参加者が降りてきて、賑やかさが増してくる。人数が増えてもスペースには余裕があるから、別段混雑したり、周りに迷惑になるようなこともなく、参加者同士で話をしながら待っていたり、受付を済ませたり。
やがて、時間が来たところでスタッフの案内に従って園内にある野外調理施設へと移動。その間に15分ぐらいの距離があるので、園内を眺めつつのんびり歩く。アミューズメントパークに近い雰囲気の場所があったり、あるいはキャンプ場だったり、はたまたドッグランも見えたりと、森の中をいろいろな形で楽しめそうな様子だった。
途中、道に迷いかけたりしながらも、きちんと到着した今回の料理教室(?)は、いつぞやのマザー牧場と同様に、屋根のついたスペースだけど、ここは山の中腹にあるから、見晴らしのいいバルコニーに出れば、神奈川県西部の山並みの緑が綺麗に見える。この日はけっこう晴れて、気持ちのいい天気なので、こういう場所で外で食事をするのはけっこういい気分だろうな、という想像も簡単にできた。
会場に入り、事前に振り分けられたグループごとの席へと向かいつつ、スタッフが少し説明をしているのを聴くと、さすがに野外の会場だという様子が分かる。カラスに注意なんていう話も出てたしね。そんなことを聞きつつ、各自席についてしばし雑談。ある程度状況が落ち着いたところで、スタッフの説明から、いよいよイベントが本格的にスタート。話を聞きつつ、説明に従って用意されているものを見ていくと、そのうちに紙コップに行き当たる。今回、まーちゃんが手書きでそれぞれの名前を書いてくれているので、記念品扱い(笑)。あとは、その日使う道具などを確認していった。
諸注意や確認事項が済んだ頃、会場後方に滑り込んでくる車が1台。いろんなところでタイミングを慎重に合わせたかのように、ここでロックを抱いたまーちゃん登場。イベント開始にあたっての話をしてくれる。「カレー日和」のイベントからここまでにカレーを作ったかどうかとか、周りの風景を見ながら、ここまでの道のりとか、あとはもちろん、飯盒炊爨の経験とか、そんなことを話していた。そして、まーちゃんから、カレーの作り方の復習。「野菜を切って、肉を炒めて、水で煮ればOK」みたいな、えらくざっくりした説明だったけど(笑)。
ひとしきりまーちゃんの話が終わったところで、今度はプレジャーフォレストの指導員の方から、今回の飯盒炊爨とカレーの調理に関する説明がある。薪の取扱いや火加減、飯盒や鍋に張る水の量、煮方炊き方など、細かく説明してくれていた。そんな中、特に飯盒炊爨については、常識どおりにしなくってもいいのを始めて知った場面もあったり。こんな感じに。
まーちゃん「(飯盒の)蓋って開けちゃいけないんですよね」
指導員「開けてかまいません」
……要するに、炊き加減を見るのに、開けてちょっと試食してみるのはかまいませんよ、ということだった。他にも、炊き上がって蒸らす時に、飯盒をひっくり返さなくっても、火のそばに置いておけばいいといったように、昔教わったこととけっこう違うところがあって、ちょっと驚いてた。
調理〜食事〜後片付け
普段の料理教室だと、「Let's Cooking!!」って言葉をかけて調理に入るところを、今回はなぜか乾杯してから(笑)。まぁ、ここまでけっこうな坂道を登ってきてご苦労様、ということだったのかも。ともあれ、調理が始まると、途端に会場が賑やかになる。誰が何をするかとか、少し話して決めたところもあれば、単に流れに任せてというところもあったんだろうけど。ともあれ、各自が自分の分担をこなしていく。始めてそう間もないうちに、薪から立ち上る煙で、けっこう屋根の下は燻製場みたいな雰囲気に。
100人以上が調理をしているので、けっこうごった返している会場の中を、まーちゃんはあっちへ行ったりこっちを見たり。さすがにロックを抱えていると、いろんな意味で危なそうなので、ここではロックはドッグランに避難中だったけど(笑)。 調理の様子を見て、ちょっとアドバイスを入れていたり、逆に進捗の早いところには感心してたり、あるいはまるっきり関係のなさそうな話も時にはしてたり(笑)。あるいは、会場を歩き回って、参加している女の子達や、出来上がってきたカレーなんかの写真を撮影している時間もあった。ともあれ、この時間はけっこうお互い素の状態で話せるから、参加の充実感があったんじゃないかと思うけど。
よそのことは分からないから、私のところのテーブルについてになるけど、けっこう進行が早かったから、まーちゃんが来た時にはカレーやらサラダやら、ほとんど仕上がってたなんてことも、後半になるとあったり。で、まーちゃんが感心しながら見ていってた、と。しっかり星型に大きくくりぬいたニンジンを見て喜んでもいたしね。ま、この辺はこのイベント、お約束ということで。道具も用意してくれてたし(笑)。
カレーとサラダが出来上がると、試食の時間。今回、アルコールの持込がOKなので、そちらの準備もしてある人はしたり。一方で、まーちゃんが飲んでたのかどうかは謎(笑)。ともあれ、まーちゃんの音頭で「いただきます」といってから食べ始める。野外で、まーちゃんもいるところで作って、天気もけっこうよくて…という場面設定のおかげか、普段の料理教室のときとはけっこう違った雰囲気で、それもまた味をよくしてくれてるようなところもあった。今回、若干量を多めに作っているので、おかわりまで各自にいきわたるだけの量がそれぞれのテーブルごとにできていて、満腹感もけっこうあった。
ある程度食事が済んだところで、写真撮影の時間。まず、テーブルごとに撮っていくので、その間暇なところは食休みをしたり、後片付けを始めていたり。一方、呼ばれた人たちはバルコニーから、相模の山並みを背景にまーちゃんと記念撮影。時にはビールを片手に…なんてところもあったかな? ひととおり終わると、今度は全体での写真撮影。それなりの広さはあるバルコニーだけど、さすがに100人を軽く越える人数が並ぶとちょっと狭かったかも。後ろの方は、いろいろと工夫をして写真に入ろうとしていた。
最後に、バルコニーに一同出たままでまーちゃんからの話。夏のライブの日程も決定したとのことで、そこでは元気に、気分をあげられるようなものにしたいとか、そこに向けて体力をつけていきたいといったことを中心に話していく。そして、この日参加してくれてありがとうと、また会える日を、ということで締めくくった。
まーちゃんの話は終わっても、イベント自体は終わってなくって、まだ残っていた後片付けを、スタッフの指示に従いながら手早く済ませる。そして、それぞれに段落がついたところで、会場の入口のところで待ってくれているまーちゃんのところへ向かう。そこで、思い思いのことを話して(私は夏のライブに向けてのことやらなにやら)、まーちゃんの手から参加証を受け取って会場を後にした。
感想
今回、東京都心からの距離がある意味中途半端な場所でのイベントだから、現地集合・解散だし、その分、まーちゃんを見られる時間も短くなってくるっていうデメリットは確かにあったんだけどね。実際のところ、だからといってイベント終了時にその辺で不満があったかっていったら別になかったと思う。ご飯にせよカレーにせよ、調理にはそれなりの時間がかかるから、その間まーちゃんがいろんなところを回って、それぞれのところで言葉をかけてたから、その時の印象が残るんじゃないかな? この辺、料理イベントをたくさんやってるから、まーちゃんのほうもどうすればみんなが満足するのか、分かってるのかもね。それに、本文中にも書いたけど、そこで交わす本当に素の状態での会話が、やっぱり嬉しい。それができるのが、このスタイルのいいところじゃないかと思う。
だから、別に一緒にいる時間が長いとか、費用をたくさんかけたからとかじゃなくって、今回、入園料と施設の利用料込みで6000円だけど、そのぐらいの価格で、3時間かそこらのイベントでも、満足感っていうのは出てくるんだよね。まぁ、もちろん、長くまーちゃんを見ていられれば、話すチャンスも増えるのかもしれないけど、まずは、限られた時間の中で、まーちゃんと自然に話せる機会をどうやって多く持つか(スタッフサイドからすれば、持たせるか)ってことからじゃないかな、と。
今回、そこのところがかなりうまく行ってたように思うから、イベントとしての満足感はけっこう高かったんだよね。そして、天気も結構よくって、見晴らしもよかったから、より食べたものもおいしく感じるしね。ただ、できればまーちゃんには食べてる時にもちょっと回っててほしかったかな、と。料理イベントの時にはいつも書くけど、味見をしてほしいなっていう気持ちはあるし。正確にいうと、自分たちの作った料理をネタに話をしたいなってことだけど(笑)。
ともあれ、気持ちのいいところで楽しい気持ちになれる、そんなイベントだったと思う。またそのうち、外で料理するのもいいのかもね。
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