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セットリスト
Star Rock
 Medley 2008

  月と帰り道
  完ペキなスマイル
  Strawberry Fantasy
  HONEY BEE
  Only You☆
  バレンタイン大作戦
  約束の午後
  Power to Power
  「またね。」
  *  *  *  *
Twinkle Wink
SOMEDAY
Shooting Star
  *  *  *  *
A Place in the Sun
 〜陽のあたる場所〜
  *  *  *  *
メープルの空
  *  *  *  *
大好きな君だから
  *  *  *  *
ロマンチックだね
とびたつ季節
  *  *  *  *
りょうおもい。
Dear
恋の色
  *  *  *  *
Encore
It's a beautiful day
 〜永遠に続く日々〜
クリスタルデイズ
君といたmemory

Event Report

Strawberry Star Tour 2008

2008.01.12 at 東京都渋谷区・SHIBUYA-AX

意外さはロックとあまりライブで使わない曲で

 今回は特にライブ前の仕掛けとかはなく(笑)、普通に諸注意やBGMが流れる中、開演を待っている。やがて、バンドメンバーが拍手の中を入場して、ライブのスタート。曲が高まっていく中、白いミニドレスに黒いレザーのジャンパーを着たまーちゃんも入ってきて、「オープニングはロックメドレー!」といったようなひと言を入れてから、ヴォーカルを重ねていく。衣装もサウンドもロック調にキメたまーちゃんが、ステージの上を所狭しと動き回る。左右に用意された台に上がったり、そこから飛び降りたり。いろんな意味で新鮮なメドレーの中には、ひとつカバーのメロディでみんなで歌うシーンもあったりしてね(タイトルが分かんないから、左に書いてないんだけど)。最後、「またね。」でみんなで一緒に動いて、ライブの最初の区切りをつけた。
 ここまでで普通に歌う分で3〜4曲程度の時間は経っているので、MCを入れつつ休憩。実際、メドレーのときにけっこう動いてるのもあるし。さっきのメドレーのことを話したり、この日けっこう降っていた雨のことに触れたり。結局、まーちゃんのせいということで衆目は一致するところ(笑)?
 今度はさっきに比べると少し落ち着いて、でも元気さは無くさずに…というシーン。「Twinkle Wink」で、みんなと可愛く(?)ウィンクを交わしあった後に、かなり久しぶりの「SOMEDAY」へ。まーちゃんの伸びやかな声を楽しんで、曲の終わりの部分ではステージの上と下で声をかけあう、曲に新しい場面を加えるシーンを作り出していた。続けて「Shooting Star」。Star Tourともなれば外せないだろうこの曲で、ライブハウス内にもかかわらず、みんなで流れ星を生み出していた場面だった。
 Star Tourに絡めて、星や空にまつわる気持ちなどをMCで話した後は、光に向かっていくように…という想いで紹介して、「A Place in the Sun〜陽のあたる場所〜」へと入っていく。まーちゃんの気持ちと客席側の気持ちをどちらかというと静かに高めておいてから、まーちゃんは衣装を換えに楽屋へ下がっていった。

弾き語りでドキドキ、いつものでわいわい

 まーちゃんが裏にいる間、バンドメンバーはまだまだ曲の続き。「A Place in the Sun」を演奏しつつ戻りを待っている。同時に舞台上では、中央にエレクトリックピアノが出てきたり、バックに白いドレープのかかった布が降りてきたりして、次のシーンの準備。やがてすべての準備が整うと、長谷川氏のギターの音へと演奏が落ち着いていき、静かにひとつの区切りをつけた。
 前回のバースデイライブでも着た白いドレスで入場してきたまーちゃんは、今回は一人だけでピアノによる弾き語り。さすがに、かなり久しぶりになる挑戦でもあるし、普段から弾いているわけでもないから、だいぶ手元が覚束なげに見えるんだけど(苦笑)、それでも、今の自分に出来る精一杯をやってくれているのが伝わってきて、それで暖かくなる、そんなシーンだった。静かに曲が終わると、やっぱり静かにMC。今回、一人での弾き語りに挑戦することにした経緯を話した後に、「同じ空の下にいる人、見ていてくれる人に伝わるように」といった感じの願いを込めてもう1曲「大好きな君だから」をピアノの弾き語りで歌ってくれた。
 まーちゃんにとってある意味一番大変なシーンに段落がついて、MCでもお気楽な感じで話している。さっきの場面に触れて「発表会みたいな感じだったんじゃないかな」とか、そんなことを話したり、メンバーを再び呼び込んだりしているうちに、舞台のセッティングが元の状態に戻されていった。
 そして、ここからは最後まで一気に走っていく、そしていつもの曲を多く使って盛り上げていく流れ。まずは「ロマンチックだね」で一気に爽やかに熱い雰囲気を作り上げると、そのまま「とびたつ季節」へ。今回は、まーちゃんもキティギターを弾きながら歌っている。と、曲の途中でまーちゃんの衣装が変わる。デニムのホットパンツに、ピンク黄色水色のちょっとサイケでゆったり目の上着といった、ドレスよりは明らかに動きやすい姿になって、残りの部分を一気に歌い上げた。
 「ここからは、みんなをきゅんとさせちゃうような曲で」といって、いよいよライブの最終盤。「りょうおもい。」からまず入っていく。伴奏にも分かりやすいところがあるから、そこでみんなとまーちゃんがかなり一緒になって動いてた。続いて「Dear」ではテンポの速い中、舞台上と客席が一体感を作っていく。もちろん、「せーの!」のかけ声は客席から自然と出てくるし。最後の曲になったのは「恋の色」。もはやお互いにとってすっかりおなじみになっているナンバーで、さらに熱い気持ちを交換し合って、メインプログラムは終了した

これからも…のアンコール

 アンコールに応えて、ライブTシャツに着替えたバンドメンバーが、そしてまーちゃんが戻ってくる。最初に歌ったのは「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」。いつものように掛け声を入れて、おなじみの合いの手を入れて、というような感じで、ある意味安心して盛り上がっていた。1曲終わって、今後のおぼろげな心積もりなんかを少し話した後は「クリスタルデイズ」。まだライブでやるのは2回目なんだけど、アルバムを作っていたときからの気持ちがもうかなり伝わっているのか、手の振り方はStrawberry Crystalの時とは違ってたけど、それでもみんなが一緒になって手を振ってた。
 そして、最後の曲は「君といたmemory」。バンドメンバーのうち、動ける3人も前に出てきて、舞台上をあちらこちらと4人で動いている(その後ろで、スタッフはコードを伸ばしたりしまったり)。そんな光景に、客席も普段以上に熱さを増して、みんなが手を振っていたんだと思う。ボーカルが終わったあとに、みんなへの感謝を込めてメンバーやスタッフを紹介してから、ライブの全曲目を終了させた。
 そして、最後にメンバー全員が舞台前方に出てきて一礼。みんなの拍手の中、バンドメンバーはちょっと先に、まーちゃんは客席のみんなにもう一度挨拶をしてから下がっていった。

感想

 ライブが終わって思ったのは、ここ何回かの中で一番気持ちの揺り幅が多かったんじゃないかな…と。おなじみの曲で盛り上がるところもあるし、バラードをじっくり聴きつつ、まーちゃんのほうをちょっと(?)はらはらしながら見てるところもあり、ちょっと聴かないアレンジや曲に意外さを感じるところがあり。「ライブではメリハリが大事だから」っていうのは、まーちゃんがよく言ってることだけど、それが今回は特に顕著だったんじゃないか、と。
 普段、夏の時はたいてい新曲発表になるから、それと普段やってるものが中心になってきて、もっといろんなものも聴きたくなるときがあるし、かといって、前回みたいにあまり歌ってないものに偏ると、人によっては物足りなさを感じることもあるだろうから、普段やってることとやってないことのバランスっていう点では、今回ぐらいがちょうどいいのかもしれない。後は、それぞれの場面でどれだけまーちゃん以下のスタッフがどれだけ作り上げられるかってところかな? 例えば、弾き語りはまーちゃん自身が「まだまだだよね」って思ってるし。その一方で、「君といたmemory」とか「恋の色」でのある意味気安い安心感や盛り上がりはそのままであって欲しくもあり、また何かつけくわえられるなら…って気もするし。難しいところかな?
 ともあれ、いろんなふうに気持ちが動いてたライブで、それだからこそ終わった時に満足感っていうか、充実した感じで外に出られたんじゃないかな…って思ってる。願わくは、これからもそうしたライブが続いていきますように…だよね。

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