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トップEvent Report>☆DVD発売記念&Happy Birthday LIVE☆ Special Strawberry Birthday 2008
 
セットリスト
あなたが生まれた日
プレゼント
Happy Smile♪
  *  *  *  *
2004年のdiary
For you
am↔pm
  *  *  *  *
かさぶたの恋
SWEETEST
  *  *  *  *
いたいのとんでけ
約束の午後
赤い靴のカウボーイ
  *  *  *  *
Magic!
LET'S!!
とびたつ季節
  *  *  *  *
Encore
Baby,
 dance with me♪
ロマンチックだね
明日になれば
  *  *  *  *
Double Encore(夜)
恋の色

Event Report

☆DVD発売記念&Happy Birthday LIVE☆
Special Strawberry Birthday 2008

2008.01.03 at 神奈川県川崎市・CLUB CITTA'

驚きから次第に落ち着きへ

 会場に入って、グッズを買ったり、ホール内のセットを眺めたり談笑しているうちに諸注意の放送。流れた瞬間に会場がどよめくのは、読んでるのがまーちゃんだから。中身はいつもの通りのものでも、まーちゃんの声で聞こえるだけで何かしら楽しくなるのは気のせいか…? さらにしばらくして、1ベル(開演5分前告知)がやっぱりまーちゃんの声で流れる。余計な雑学を言っているうちにどんどん時間がなくなるのはご愛嬌、ということで。
 席に座ってしばらく待っていると、メンバーが入場してライブのスタート。まーちゃんのライブとしてはけっこうハードなサウンドにのせて、コーラスが入ってくると、「あなたが生まれた日」だと気がつく。やがて赤い振袖ベースの衣装を着たまーちゃんも入場。ハードなアレンジを施したその曲でライブをスタートさせた。
 2曲目、3曲目に入っても、その勢いは衰えずに、ビートの強いアレンジでステージは進む。その一方で、曲自体は初めてだから、多分曲の中盤に入るまで「プレゼント」や「Happy Smile♪」だと気がつかなかった人もけっこういたんじゃないだろうか。舞台上のまーちゃんは、そんな雰囲気をある意味楽しんでたようなこともラジオ(「超ラジ!」1月9日分)で言っていたけれど。
 3曲終わったところで最初のMC。年明けの挨拶に続いて、まーちゃんがアイスクリームになったとか何とか言う話(笑)。この手の話はやめなさいって周りから言われてたんじゃなかったっけ(笑)?
 「2004年のdiary」から曲の方を再開。さっきまでとは違って、今度はけっこう素直目のアレンジだったり、前にやったときのフリを残したりしてくれてるので、2度目でもけっこう曲への対応はしやすかったりする。続いては「For you」。まーちゃんのボーカルが入る前、瀬川さんのコーラスで分かる曲だから、イントロの部分である程度客席は落ち着いて聴こう、という雰囲気にもなってきていた。さらに「am↔pm」はライブでフルコーラスで歌うのは初めての曲。なので、それぞれが自分の雰囲気で楽しんでいたような時間だったんじゃないだろうか。
 ここで2度目のMC。直前に歌った「時間」をテーマにした3曲のことなんかを話した後に、メンバーからもひと言ずつ。08年の目標や正月の様子などを,まーちゃんの茶々入れもありながら話していった。
 次の曲は「かさぶたの恋」。さっきまでのMCやその前の曲である程度落ち着いてきていた雰囲気をさらに落ち着けるように、静かなサウンド、穏やかなボーカルで歌っていく。それに応えて、客席の側も座ってじっくり聴いているモード。1曲終わって、その静かな余韻の中を、まーちゃんは衣装を換えに下がっていった。

落ち着きからだんだん元気に

 まーちゃんが裏にいる間、バンドのメンバーは「あなたが生まれた日」をアレンジしたメロディーを奏でて、会場の空気を静かに盛り上げている。さっきの雰囲気の続きってところもあるのか、客席のほうもけっこうじっくり聴いていて、バンドの曲が終わった時には拍手もあがってたりしてね。舞台上にまーちゃんがいない時の、こうした光景ってのはあまり今までなかったのかも。
 白い、ファーのたくさんついたドレスで戻ってきたまーちゃんがまず最初に歌ったのは「SWEETEST」。こうした曲の時は、客席にどこか張り詰めたような空気もでて、みんながまーちゃんの声をしっかり聴こうとしているような、そんな雰囲気になっている。そんな光景を見ながら、まーちゃんは語りかけるように1曲を歌い上げていた。
 緊張感を解きほぐすためにか、ここで少し長めに(?)MC。衣装の話や、バラードを大事に歌っていきたいという、ライブのこのシーンに絡めた話が出てくる一方で、なぜか初夢の話なんかもあったりして、その辺はお正月の雰囲気。やがて、次の曲の紹介がてら、後ろに置いてあった鈴を持ってきて、昔話の一幕。
 ライブの再開は、その鈴を使う「いたいのとんでけ」から。もともと一番最初のアルバムの曲だし、ラジオや公開録音(&ファーストライブ)の時にやってたものでもあるから、懐かしく思い出してた人も多分多くって、どこかしらほのぼのとしたような空気にもなってた感じ。そこからはだんだん活発になっていくような、「約束の午後」〜「赤い靴のカウボーイ」という流れ。曲に合わせて、まーちゃんも元気に動き回るシーン。その一方で、客席側はそれぞれの気持ちや雰囲気を感じて楽しんでいるふうだった。
 もう一度MCを挟んだ後に、ラストへ向けての流れに入っていく。「Magic!」を歌うと、久しぶりに聞く曲、久しぶりに合わせて見るフリで、昔を思い出したり、まーちゃんにしっかり視線を送ったりしながら、一緒になって楽しもうとしている雰囲気。次の曲のイントロが入ると、まーちゃんが客席を煽ってくる。そして、「LET'S GO!!」をみんなで一緒に叫びつつの「LET'S!!」。気持ちを一気に盛り上げて、最後の曲は「とびたつ季節」。今回は、まーちゃんはギターを持たずに、みんなと一緒に動いている。そして、前回になかった曲ということもあるのか、客席とまーちゃんが一緒になってかなり熱い空気を作り上げて、メインプログラムを終了させた

もう一度の驚きから一体に

 アンコールに応えて、バンドメンバー、そしてまーちゃんが再び入場。少しまーちゃんが話した後に、「じゃあ、曲にいこうか」というところでまーちゃんに対してのサプライズ。バンドメンバーが演奏したのは「Happy birthday to you」。この手のことには客席の反応も早くって、あっという間にみんなが一緒に歌っている。そして、舞台上のまーちゃんは驚きを隠せないでいた。ちなみに、夜の時は、まーちゃんが「2度は驚かないよ」みたいな気持ちで立ってたら、また予期していなかったケーキが入ってきて、やっぱり驚いてたりしてね。
 嬉しい驚きから立ち直ったまーちゃんと一緒に、今度こそ曲へ。前回のメドレーの前に練習していたフリを思い出しながら、「Baby, dance with me♪」を初めてのフルコーラス・ダンスつきで歌う。やった記憶が近くにあるから、その時のこともちょっと浮かんできてたりして。
 1曲終わったところでMC。「Baby, dance with me♪」やこの日発売の9月のライブDVDの話をしてた。ライブDVD、さすがにまだ見た人も客席には多くなかったみたいでね(笑)。
 そして、今回は普段の曲はあまり入れないように…っていうコンセプトの中、「やっぱりこれは外せない」ということで「ロマンチックだね」を歌う。みんなで腕を広げたり、どこかに走っていったり(?)と、ステージを盛り上げていく。そして、ちょっとしたMCを挟んで、この日の一番最後に歌ったのが「明日になれば」。以前とは違うフリになってたりもしてるけど、それでもみんながまーちゃんに合わせて、心地よく熱い空気で会場を満たしていった。
 すべての曲を演奏し終えたまーちゃんとバンドメンバーがステージ前方に出てきて、みんなに向かって一礼。客席からは返礼として、まーちゃんやそれぞれに向かって声がかけられる。その中をバンドメンバーが下がっていって、まーちゃんは一度客席全体に手を振ってから、舞台の裏へと下がっていった。

感想

 事前にまーちゃんが「驚くような感じ」って言ってて、まぁそれは確かにその通りだったと思うんだけど、その一方で、曲が久しぶりだったり、アレンジが新鮮だったりして、戸惑うようなところもあったってのが正直なところ。それは悪いことじゃなくて、せっかく自分で生み出した曲なんだから、いろんな面を見せたり、できるときには歌っていくことって必要なんだと思う。それに、そうした戸惑いとかいったところもどこかで楽しんでるし、そこに乗っかってって気持ちを入れてってるしね。
 で、ライブ中に気がついたんだけど、今回はまーちゃんが全部曲の前か後にタイトルを言ってくれてるんだよね。ライブ前半は驚かせることが一部コンセプトだったから(笑)、後のMCまで引っ張ったところもあるけど、後半はホントに全部直前だったんじゃないかな? それはたぶんまーちゃんの親切心なんだと思うけど。ライブの流れって言うところでだと、ちょっとどうなんだろうっていう気もしないじゃなくって、その辺は難しいところかもね。ま、枝葉末節ってところだけど。
 そんなところもあったりはするけど、全体として、久しぶりの曲がほとんどっていうセットリストだったにも関わらず、その場所できちんとライブに入り込んで楽しんでいられたのは、まーちゃんがしっかり楽しんでたのが見えてたってのもあるだろうし、あと、意外と(…ってのもなんだけど)ライブの緩急があったってのもあるのかな? どっちかって言うと、古くからのファンに目線がいってたライブなのかもしれないけど、それでもいろんな人がちゃんと楽しめるものだったって思う。
 時にはこうした構成のライブもやっていかないとね。

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