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クリスタルデイズ
Only You☆
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MC
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Dear
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MC
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いまここで
まわりだす気持ち
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MC
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Dance Medley 2007
Baby, dance with me♪
ブルーのストーリー
恋のRibbon
パーティ☆タイム
ストロベリー キャンドル
ドライブしようよ!
place ot be
Baby, dance with me♪
Pure♥
0%
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そっと
ROSE ROSE
* * * *
MC
* * * *
I'm in the Pink
恋の色
It's a beautiful day
〜永遠に続く日々〜
* * * *
MC
* * * *
君といたmemory
ゆびきり
* * * *
MC
* * * *
Capri blue☆friend
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アンコール・昼
君と大空へ
ロマンチックだね
MC
ミルフィーユ
* * * *
アンコール・夜
聴かせてよ君の声
MC
ミルフィーユ
MC
DESTINY |
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Strawberry Crystal 2007
2007.09.29 at 東京都新宿区・新宿Face
メインステージ
会場に入っていくと、いつものことながらBGMで何か音楽が鳴ってる。周りと話をしていたり、準備をしていたりしながら聞いてると、「クリスタルデイズ」のオルゴールかピアノかのバージョンだと気がつく。こういうときに本人のメロディで待つってのも珍しいんじゃないか、と。
やがて、BGMが止まり、会場の照明が落ちるとライブの開演。ステージに降りていた幕が左右に開いていくと、すでに入場していたまーちゃんとバンドのメンバーが最初の曲「クリスタルデイズ」を奏でだす。ブロードウェイのエンターテイナーのようなスーツに、ストライプにラインストーンあるいはスパンコールをつけたまーちゃんがのっけから舞台上を動き回って、元気に歌ってくれる。続けての曲は「Only You☆」。まーちゃんが「ライブを意識して作った」と言うだけあって、会場の熱気も上がってくる。その一方で、もうちょっとお互いやってもよかったかな…なんて感じもしたんだけど、その辺はまぁ、初回なので。
2曲終わったところで、まーちゃんがちょっとMC。「みんなでかけ声がある曲を作ったよね〜」という感じで紹介する曲は「Dear」。その部分を客席に練習させてから曲に入る。その成果かどうか、そこのところはみんなでちゃんとやっていたし、まーちゃんがあえて歌わなかった(コーラスの瀬川さんに任せた)サビの最後の部分でも客席に歌ってた人がちらほらと。
ここまででライブの導入部分が終わって、本格的なMCの時間。挨拶に続いての話は、例によって、最初からとばしているような雰囲気も会場にはあるので、そのあたりにまつわる話だとか、新宿でライブをやるのは2002年の年明けライブ以来、しかも歌舞伎町にある会場では初めてになるので、そこに絡めた話などなど。
まーちゃんの話を聞きながら、少し会場が落ち着いたところで、曲の方に戻っていく。その落ち着いた雰囲気にうまくのっていくような「いまここで」から「まわりだす気持ち」へとステージは進む。この辺は、まーちゃんもどちらかと言えば語りかけるような雰囲気になっているし、客席のほうも手拍子をしながら、それをゆったりと聴いている感じ。その一方で、落ち着いてまーちゃんの表情を見ていたり。
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ここで再びのMC。アルバム「Crystal Days」やさっき歌った2曲のことに絡めて、あるいはネイルの話をしてたり、マイクにたくさん貼り付けたラインストーンを示したり。そして、ある意味ではこれからがひとつの山場。今回のメドレーはダンス調の振りがついてるものを集めてみたということで、まずは「Baby, dance with me♪」のサビの部分をみんなで練習。相変わらず、こういうところのノリは会場全体かなりいい。まーちゃんを見ながら、何とかそこがついていけるようになったところで、メドレーがスタート。久しぶりの曲もあり、定番の曲もあり…のメドレーだけれど、舞台上のまーちゃんを見たり、あるいは記憶の中からノリを掘り起こしたりしながら、みんなそれぞれに踊っている。所々にさっき練習した振りも織り交ぜながらの20分強のメドレーだった。
最後にもう一度「Baby, dance with me♪」でメドレーが終わると、まーちゃんは衣装チェンジのために楽屋へ。その間、スピーカーから流れてくるまーちゃんのDJ(?)に乗せて、バンドメンバーが腕を披露。それぞれに「Baby, dance with me♪」のメロディをアレンジしたり、あるいは客席を乗せてみたりして、自分に与えられた時間を思い思いに楽しくやっていた。
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一度音を切って、暗くなった舞台にピンクのドレスを着たまーちゃんが戻ってくる。さっきまでの衣装とは打って変わってしっとりとした時間を演出してまず歌うのは、「そっと」。3拍子のリズムにどこかゆらゆら揺れながらの時間を過ごした後は「ROSE ROSE」へと移って行く。こちらは、想いを真摯に、シンプルなサウンドと綺麗な高音に乗せてきていた。…実際、ライブでこうした綺麗な高音をじっくり聴いたの久しぶりなのかな?
2曲をじっくりと歌い上げてからMCへ。その曲たちのことから始まって、製作段階での話なども絡めながら、やがて衣装の話題へと話は流れていく。「ROSE ROSE」をイメージしたと言うピンクの衣装を着ているから…ということで、次の曲「I'm in the Pink」へとステージを進行させる…前に、例によって客席にご機嫌伺いしたりもしてるんだけど。パンチが効いた曲で会場が一気に盛り上がると、その勢いを落とさずに「恋の色」へ。いつもどおりの盛り上がりを見せている曲の間奏部分を少し伸ばして、そこでまーちゃんがドレスを脱いで、白を基調にレインボーカラーの入ったミニドレスに素早く変化。身軽になって「恋の色」の残り、そしてさらに盛り上がる「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」を歌い、会場の熱気をどんどん高くしていった。
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けっこうお互いに体力を使う曲が並んだからかどうか、ここで一度MCを挟んでから、「君といたmemory」を歌いだす。これもいつもやってる曲だから、客席の反応も早くなってる。一方のまーちゃん、今回はそんなにはくるくる回ったりはしないで、みんなの方を見ていよう…という感じだった。次の曲は「ゆびきり」。落ち着き気味に、じっくりと語りかけるまーちゃんに合わせるように、ここでは客席側も動きを大きな感じでとっていた。
メインステージ最後のMC。こうして舞台を重ねていけることへの感謝や、その度ごとに大きくなっていく想いを飾らない言葉でまーちゃんが話してくれる。そして、そうした時間を支えてくれたいろんな人たちへの想いを込めて最後の曲になる「Capri blue☆friend」を歌い上げて、まーちゃんは先に楽屋へ。一方、客席と一緒に最後の時間を刻んだバンドメンバーも、その後を追って舞台から一度下がっていった。
昼と夜、それぞれのアンコール
しばらくしてから、アンコールの声に答えてまーちゃんが再び入場。例によって(?)白のライブTシャツに、白の短パンという姿。そこから、まーちゃんのMCにあわせて、バンドメンバーが各自入場。それぞれに一言ずつ話してもらってた。ドラムの小島氏が会場の特性を活かして(?)まーちゃんに飛び掛ってたり、キーボードの岩見氏はどっかブルーなところも覗かせてたり。
メンバーの入場とトークが終わると、アンコールの1曲目は「君と大空へ」。客席のほうも、時に間違えたりしながらも、まーちゃんに合わせて動いて、最後に向けた盛り上がりを作っていく。曲の後は再びMC。ここで、今回のステージをライブDVDにして発売することが発表されると、客席から歓声が上がってた。その勢いを持ち込んで、「みんなで一緒に作ってきた歌」とまーちゃんが言う「ロマンチックだね」へ。さすがに、一番最初の時からずっとやっている曲だけあって、客席側もそつがないし、まーちゃんも本当にのびのびとやっていた。
そして、最後に「みんなで一緒にこれからも」という願いを込めて、「ミルフィーユ」を暖かく、優しく歌い上げる。会場全体が、まーちゃんの気持ちをじっくりと受け取るような雰囲気で、昼の部のステージは終了。出演者全員で客席に挨拶をして、歓声の中、手を振りながらみんながステージから下がっていった。
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一方、夜の部のアンコールでは、最初からみんな入場。長谷川氏のギターアルペジオがしばらく鳴って、まずは客席とまーちゃんが一緒に「聴かせてよ君の声」の最初の部分を歌い、そこからアンコールスタート。回数を重ねて、気持ちを伝えやすくなっている曲だからか、会場全体の熱気がまた上がってた。
1曲終わったところで、MCへ。昼の時に言っていたライブDVDの内容について、「コメンタリーをつけようか?」なんて案がまーちゃんから飛び出してたり、発売日が発表されてたり。そして、昼の時と同様のMCから、ここで「ミルフィーユ」を歌う。じっくりと歌うまーちゃんを、しっかりと見届けた後に、客席から拍手が起こってくる。その中を、まーちゃんとバンドメンバーが楽屋へと下がっていった。
そこへまた沸きあがるアンコールの声。しばらくした後、それに応えてまーちゃんが入場。また一人ずつバンドを呼び込んだ後に、しばらくはトーク。昼の時に、ちょっとだけほのめかしていた発表の内容は、2008年に久しぶりにツアーをやること。その発表を聴いた会場から、大きな歓声が上がっていた。特に、関西から来ていた人は思いっきりだったのかもしれない。
そして、「今までを振り返って…」や「これからも…」という話でMCを締めて、最後の曲は「DESTINY」。まーちゃんが一番気持ちを伝えるのに使う曲で、会場全体が動きながらもまーちゃんの気持ちを受け取って、すべての曲目が終了。舞台中央でみんなで一礼した後、バンドメンバーは先に拍手の中を退場し、まーちゃんはしばらく残って客席に手を振っていた。
感想
まーちゃんが後にラジオで言ってたように、いろんなところが初めてのことになってたから、特に昼の時は舞台の上も下もどこか緊張してたのかもしれない。それでも、一度始まっちゃえば結構すんなりライブモードには入れるんだけど。ただ、今回は序盤に新曲を持ってきたから、一気にライブの雰囲気に入ってくって言うよりは、手探りというか確かめながらというか、少しそんな雰囲気もあったかもね。だから、どうしても一度やってる、夜のほうがライブへの入り方はすんなりしてるのは否めないんだけど、それはさすがに仕方ない…のかな?
で、初めてのところって要因による、妙な緊張感が多分、昼の時の「恋の色」のミスに絡んでるんだろうけどね(これ、映像で採用されるのかな…?)。あれがあったから、ライブ会場の一種独特に暖かい雰囲気ってのを再認識できたところもあって、そういう意味では確かに怪我の功名ではあるんだけど、本当はもう少し別の形で認識したほうがいいことではあるだろうし。あの後しばらくまーちゃんもいっぱいいっぱいになってたからね。ほんと、ミスはできるだけなくして、スムーズにいくのに越したことはない。あと、せっかく今回はアルバムが、ライトによる演出をしやすいのになってたんだから、その辺もやってほしかったなってのはある。まぁ、ライブは歌を聴く場所ではあるんだけど、その辺の効果ってのも侮れなかったりするしね。ちょっと残念。
そんなふうに、部分的に「こうしたほうがよかったんじゃないの?」とか、「ここがこうだったから」はあるんだけど、ライブ全体を見渡すと、「Crystal Days」の曲の最初の一歩をしっかり刻み込むように、もちろんそれぞれの曲調に合わせたやり方でだけど、まーちゃんが伝えてきてくれてたと思うし、その一方で、いつも使ってる曲は例によってお互いに目いっぱいに動いて楽しんでるわけだし。さらにはメドレーにはそんなにライブで使わないものもけっこう入ってきてて、全体的な構成もバラエティに富んでたと思う。だから、見る側が場面場面でしっかりと切り替えていくことができてれば、十分面白いライブになってたんじゃないかな、と。まーちゃん自身の切り替えは、まぁちゃんとできてたと思うしね。
まとめると、新しい曲たちのスタートをまずは確実に刻むことができた、そんなライブだったんじゃないか…ってところ。
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