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第18回ストキャンファンクラブの集い マザー牧場に行くじょぉ〜 日帰りバスツアーin東京
2007.05.27 at 東京都新宿区〜千葉県君津市
虹の橋を渡って
バスに乗り込んでしばらく待つと、そばの歩道にまーちゃん登場。スタッフと一緒になって、確認やら何やらをしている様子。天気がいいから、白い服が映えて見える。まーちゃんのそんな様子を見たり、回りと談笑しているうちにあっさりと時刻は9時前。まーちゃんがバスに乗ってきて状況の説明なんかをしているうちに、人数が揃って、どうにかこうにか無事出発。
参加者が複数のバスに分乗しているのに対して、まーちゃんは当然一人だから、時間を分けてのお付き合い。私の方のバスに最初に乗ってくれてるので、イベントの始まりがすっきりする。朝の挨拶や「何時に起きた?」なんて話をしていると、バスはいつの間にか首都高速に乗っている。時間が早いせいなのか、さして混んでいる様子もなく、すいすいとバスが進んでいく。
やがて東側に進路が変わって、都心のあたりに差し掛かると、今回のイベントが本格的にスタート。最近けっこうよく出てきてるような気がする4択札挙げ。今回は、目的地のマザー牧場にちなんだ問題を出題。その創業者や、君津出身の政治家、牧場内でのアトラクションといった話が出てくる。本当は、最後まで残った1人に豪華(?)賞品を進呈するはずだったが、うまく絞れなかったため、結局じゃんけんで決定。牧場だけに墨汁と筆のセットが送られていた。
そして、いよいよまーちゃんは待ってなくてもこっちはお待ちかねのイラストコーナー。出発前にテーマを募集しておいたので、それに従ってまーちゃんが揺れるバスの中でさらさらと描く。ただし、何の絵かは発表しないので、出来上がりを見て客席側が当てる形。正解者にはそのイラストにサインを入れてプレゼント。嬉しいのやらどうなのやら(苦笑)。東京タワーやこの日の朝食(ご飯とお味噌汁とハムエッグ)、馬やら牛やら、バスガイドに大玉転がし……。まーちゃんの絵は相変わらずのようでした、と。
イベントが進行している間にもバスは運行中。クイズの間にレインボーブリッジを通過して国際展示場を横目に進み、イラストを待っている間に船橋競馬場や千葉の街並みを抜けていく。やがて千葉市を通過し、周囲は次第に田園風景が広がってくる。そんな外の光景に、たまにまーちゃんが目を向けて「だいぶ景色も変わってきたね」というようなセリフも。この辺はツアーイベントの醍醐味というところ。そして、市原のサービスエリアにバスが入り、しばしの休憩。ここでまーちゃんはもう1台のバスに乗り換えるため、ひとまずはお別れ。SAで思い思いに時間を過ごした後、ふたたびバスは動き出した。
まーちゃんがいなくなったバス内では、「超ラジ!」の収録模様のビデオ上映。細かいことは緘口令が出されちゃったので書きませんけど。「超ラジ!」は首都圏どころか23区内限定みたいなものだし、ネットでは「まゆみクリニック」しかやってないので、いろんなコーナーに初めて触れる人が大半だったかも。だからかどうか、けっこうみんなモニターに注目しててね。いつのまにか道はワインディングの山道になってるんだけど、そのことにもしかしたら気づいてない人もいたんじゃないだろうか?
やがて、山道が少し広くなって、マザー牧場の駐車場の前へ。そこを通り過ぎて「あれ?」とか思ってると、バスはもう少し走って芝生広場へ入っていく。バスの中から周りを見ていると、バーベキュー設備がそばの屋根の下にある。しかもテーブルの上には発泡スチロールの箱と籠が準備済み。こんなところまでバスで来るとはね…。
火のそばで
バスを降りると、グループごとに席についてしばし待機。ストキャンやマザー牧場のスタッフが、バーベキューを始めるに当たっていろいろと説明をしてくれる。普通はバーベキューといったら、竈の上に網なり鉄板なりが乗っかってて、その周りをみんなで囲んで食べるのを想像すると思うんだけど、ここでは竈は脇のほうに一列に並んでいて、食べるのは逆側に並んだテーブルで…ってことになってる。で、今回は薪に火をつけるところからスタート、ということでその手順の説明なんかもあったり。
一通りの説明が済むと、さっきより動きやすい格好に着替えたまーちゃんが登場。どこで着替えてるんだろうって気もちょっとするけどね。まーちゃんもちょっと話をした後で、こうした時に恒例になった(?)「Let's Cooking」の合図でバーベキュースタート。それぞれのグループごとに、大方は成り行き任せで野菜を切る人やら洗い物担当、火の番や調理人など、それぞれに作業をしている。今回、ちょっとグループの人数が多めなので、時々暇そうな人もいたりしたんだけどね。そんな中をまーちゃんが泳ぎまわって、それぞれの鉄板の様子を見たりしてる。まーちゃんは料理できるから、普段の料理イベントだとけっこう手伝ってみたりとかあるんだけど、今回はどうだったんだろう(いや、私今回は洗い物と片付け担当だったから、ほとんどまーちゃんが泳いでる辺りにいなかったのよ)?
今回の写真撮影の1回目がこの時。グループごとにちょっと調理の手を休めて、火はマザー牧場の人に見てもらって、まーちゃんの後ろに並んでの撮影。もうこの頃だと、結構いろんなものが焼けてきてるところもあってね。そろそろ紙皿にいろいろと移したり、牧場のほうで用意してくれたご飯を盛ってたり。……それにしても、野菜はともかく肉が多い。そりゃ、参加してるのは男ばっかなんだけど、それにしたって多いんじゃ? まぁ、紙皿に均等に焼き上がりを入れてくところもあれば、ボウルに焼けた肉をまとめて放り込んで、各自で取り分けるところもあり、それぞれにやってってた。
そんなこんなで一通り焼きあがると、いよいよお食事。食べるものは量をたっぷり用意しているので、そんなに困ることはないはずだったんだろうけど、それでも食べる人は他のテーブルから少し貰ってたりもしたのかな? 一方のまーちゃんも、このときはお食事タイムだったはず。後から思い出してみても、このときにテーブル回ってた記憶ってないんだよね。まぁ、そりゃまーちゃんだってこの後は動くから、ちゃんと食べるものは食べておかないといけないと思うけど。
食事、そして後片付けが終わると、今度は各個人での写真撮影。椅子に座って写真を撮るんだけど、二人の椅子の間にはなぜか羊の人形(?)が置いてある。まぁ、これがないと後で見て「マザー牧場」って分かりにくいかもしれないけどね。思い思いのスタイルで写真を撮った後、この後の運動会の鉢巻を貰って、それぞれに食休みをとったりボールで遊んでたり。まったりとした雰囲気の時間だった。
青と白の空の下
写真撮影がひと段落ついて、芝生のほうでの準備が終わると今度はプチ運動会の時間。まーちゃんが壇上に立って、参加者はその前にチームごとに並ぶ。そして始まる結構てきとーな(笑)開会式。まーちゃんがくじを引いて当たった人が選手宣誓。例によってカンペが用意されているので、それを見ながら…という形。運動会といえば、ラジオ体操はつきもの。当然ここでも行われている。壇上にいるまーちゃんより流れをちゃんと飲み込んでいる人が下の側にいたりする。職場でやっている人も結構いるんだろうし。
最初の種目はチームごとの綱引き。まーちゃんも1チームに加わって参加する。チームごとに気合が入ってたり、それなりな感じだったり。でも、始まってみるとみんなかなりやってたようにも見えるけどね。ただ、実際にやってみて分かったんだけど足元の条件にかなり差があったような(苦笑)。トーナメント形式でやってるんだけど、結局のところ勝ったチームは2回条件がいいところでやれたわけだし。
ロープが片付いて、パイロンでスタート・ゴールが表示されると、今度は超短距離走。大体20メートルぐらいじゃないかと。チームごとに1回に1人ずつ走って、1〜4位それぞれにポイントが与えられ、最終的にその集計でチームの順位を出す形。当然、このイベントには女性も参加しているので、男女別でのレースにはなっている。レースではそれぞれのスタイルで楽しんでる光景が見えてたり。ゴールの時にパフォーマンスをしてみたり、やりすぎて転んだり、何か落としたり、靴が脱げたり、ま、いろいろな人がいました。
全員が走り終わると、ポイントの集計などの間はまた自由時間。疲れた人はテーブルで休んでたり、またボールで遊んでたり。まーちゃんも遊んでる中に入ってたんだけど、やがてスタッフからの「仕事〜」の声に引きずられて、賞状書士へと変化。ひたすらに1位チームの名前を書いていた。
やがて始まる表彰式。1位チームには一人ずつ賞状をまーちゃんが手渡しして、勝利のレイもかけてくれる。ひととおり表彰が済むと、まーちゃんからのお言葉。「こういういい天気の中でできてよかったよね」というような話。確かに、快晴ってわけじゃないけど、雲が重い天気じゃないし、だんだん暑くなってくる頃だから、このぐらいでちょうどいいのかも…なんて聞きながら思ってた。
水中の線上で
運動会が終わっても、少し時間に余裕があるということで、マザー牧場の本場へ移動。しばらくの間はお土産購入なんかの観光タイム。それぞれがおもいおもいに売店を見てたりソフトクリームを食べたり、あるいはてきとーに遊んでたり。そういう時は、ぼーっとしてるといきなりまーちゃんが近くにいることがあるから、実はけっこう心臓に悪いかも(苦笑)。しかもまーちゃん、また白い服に着替えてるし。時間的余裕は少ししかないから、あまりマザー牧場のいろんなところを見ているわけにもいかないんだけど、そんな中でもまーちゃんは少しだけ中を歩いてみたりしてた。
3時をだいぶ回った頃、再びバスに乗って帰途につく。今度も先に私らのバスに乗ってくれてるまーちゃん。レクリエーション企画はいくつか用意している中、結局はまたイラストから始まってしまうのがなんともはや…。山の中のワインディング道路だから、けっこう揺れたりなんだりで描きにくいはずなんだけど、いつもと変わらない腕前を披露しているまーちゃん(苦笑)。レインボーブリッジや塚バンドなどの絵を描きあげていた。
イラストを一段落させて、一度MC。ここで初めて発表されたのが11枚目のアルバム製作。この時「来週から作業開始」と言っていたように、今は少しずつ動き出しているのはまーちゃんがブログで随時知らせてくれている通り。気分が盛り上がってきたところで、まーちゃんのバス内ライブ。テープに14曲カラオケを詰めて持ってきているので、客席側から番号を言ってもらって、その曲を歌う形式で進行。「アクセル」、「ストロベリーキャンドル」、「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」、「君と大空へ」、「君といたmemory」、「恋の色」(順不同…抜けがあるかも)と歌って、客席も普段のライブとあまり変わらない感じで盛り上がっている間に、バスはアクアラインへと進行していく。その綺麗な景色に一度目を奪われた後で(私は「もう少し時間があとなら『SWEETEST』なんだけどな」なんていったけど)、最後の曲はまーちゃんが言うところの「レアな」曲、「シャララ!〜元気になあれ〜」。多分、人前で歌うのは浜松の時以来なんだと思う。おかげで客席がさらに盛り上がってた感じ。そして、計ったように曲の終わりにバスが海ほたるPAの駐車場に入り、一度休憩に入った。
PAで中華まんを買ったり、写真を撮ったりとそれぞれがちょっとだけの時間を過ごした後、再びバスは出発。まーちゃんは今度は後ろのバスに乗り込んで、そちらの人たちとお楽しみ。こっちではまーちゃんが5歳ぐらいに出演したTVドラマ、「ケンちゃんチャコちゃん」のビデオを上映。ホームコメディなので、けっこう気楽に見て楽しんでた…んだけど、なんせ、FCにはまーちゃんとそう歳が変わらない人が多いから、CMに出てきた商品やら人たちやらに懐かしさをみんなが感じてたようで(25年前のドリフの映像まであったんだもんなぁ"^_^")。その一方で、まーちゃんの小さい頃ってこんなだったんだなぁ…なんて思ったり、(小さい頃とはいえ)映像で動いて、演技してるまーちゃんが新鮮だったり、そんなことを感じながら見ているうちにドラマは終了。その後は再び「超ラジ!」の収録風景(の残り)を流していた。
そして、バスが出発地点だった新宿センタービル前に到着。最後には、いつもの通りまーちゃんと握手して解散。実は、ここで握手会やるとは思ってなかったんだけど。それはともかく、それぞれにまーちゃんと少し話して、握手してもらって、参加証をスタッフから受け取って各自家路へと向かっていった。
感想
企画を聞いた段階で思ってたんだけど、何ていうか、「イベントのごった煮」みたいな感じの今回のFCイベント。運動会があったり、料理イベントがあったり、もちろん日帰り旅行でもあるし。今までやってきたものを1日でどれだけできるかな…って感じもないじゃなかったかもね。でも、時間はたっぷりとってあったから、それぞれの密度が薄くなってるってことも特にはなかったと思う。ただ、シーン切り替えの部分で少し散漫な時間はあったから、その辺のつなぎにも何かあるともっとよかったかもしれないけど。
普段のイベントだと、あまりファン同士の交流ってやりにくい部分があって、比較的やりやすい料理の時でも別のテーブルの人とは顔見知りでない限りめったに話さなかったりするんだけど、今回は運動会部分では時に相互に会話してるようなところもあったようには見えるんだよね。もちろん、別チームの人とはそんなに話せないけど、同じチームって言っても人数が多いから、けっこう、知らない人と話すチャンスは多かったのかもしれないし、実際にそんな感じになってたしね。そのあたり、スタッフやまーちゃんが意識してやってたのかな?
ただ、全体の時間の割にまーちゃんがこっちと一緒にいた時間がそれほどにはなかったかも。バス移動の時は仕方ないけど、まーちゃんが司会役に回ってると、どうしてもそれぞれとの時間は減っちゃうからね。バーベキューやってる間も、全体を少しずつ見て…って感じだったし。そりゃ、まぁ参加人数が多くなってくると仕方ないのかもしれないけど…もう少しそれぞれの場所に時間をかけてもよかったのかなと思わないでもない。
でも、細かいことは抜きにして、全体としてはけっこうまったりゆったりだったり、逆に力を入れて楽しむところもあったり、いろんな楽しみ方が一度にできて、けっこうおいしいイベントだったのかな…なんて思う。料金がけっこう高くなっちゃうから、そういつもいつもこればっかってわけにはいかないだろうけど、何回かに一度はこういうのもありなのかもね。
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