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Ladybird
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 Christmas★
グッピー
MC〜メンバー紹介
はつこい
風のKiss
MC〜Inst
X'mas time
 Hold me tight
チャンス!!
恋の色
君といたmemory
聴かせてよ君の声
  *  *  *  *
MC
ロマンチックだね
MC
It's a beautiful day
 〜永遠に続く日々〜

Event Report

Strawberry X'mas Special 4 You

2005.12.25〜6 at 東京都品川区・品川プリンス クラブeX

Starting

 クラブeXは、その気があればセンターにステージを設営してライブをやることもできるけど、今回のセッティングはごく普通のもの。とはいっても、ハウスの造りがもともと円形だし、外縁部にはソファ席もあったりして、ちょっと大人の空間、といった風情。今回は席とテーブルを出して、ゆったりするもよし、立って聴くのもよしというスタイルでのライブ。
 テーブルにもらってきたグラスやビール瓶を置いて、飲みながら待っているとそのうち照明が暗くなることと天井からスモークがたかれることでライブの開始が告げられる。バックバンドのメンバーが舞台に上がり、「X'mas time Hold me tight」をアレンジしたメロディーが一度停止すると、「Ladybird」からライブのスタート。客席は足腰が立たない…ってことになるまで飲んでるはずはないんだけど、皆座って聴いてる。
 座って聴いてる「Ladybird」でも会場の雰囲気は高まるんだけど、それが燃焼系になるのは次の「Twinkle Wink」のAメロから。なんだけど、歌詞をちゃんと知って聴くのは今回が初めてだし、もともとのリズムパターンもあって、客席の側は手探り状態。それに、まーちゃんのフリも夏の時とは微妙に違ってるしね。
 それでも盛り上がりを作って曲が終わり、最初のMCに入る。挨拶をした後、街中で見かけたクリスマスの光景なんかを話していた。

Christmas Party

 「Berry Berry Christmas★」から歌を再開。まーちゃんはラジオで「皆で合唱してもらえるような曲」っていってたけど、なかなか、ね。まーちゃんも振ってこないから、皆座って聴いてるモード。ただ、サビでのフリがどう見ても「Strawberry Fantasy」の流用(苦笑)。やりやすかったのかなんなのか、けっこうな数がまーちゃんと一緒にやってたけど、さすがに座ってるときにそうしてるのは珍しかった…ってーか初めて?
 そして、「グッピー」へとクリスマスナンバーが続いていく。ゆったりした1拍子の曲なので、自然と耳に意識は集中する。けっこう、この曲に酔っていた人が多いみたいで、初日終了後に「きゅんとした」という感想がけっこう届いたらしい。2コーラス目以降はミラーボールで作られたグッピーが壁を回遊してたしね。
 MCはさっき歌った「グッピー」のことやそれに絡めて「Fly Ladybird Fly」の収録当時のことが中心。99年の「Strawberry Christmas」では「グッピー」は歌ってないから、ライブでこうして歌うことができてうれしかったようだし、ギターを弾いてるミニアルバム製作のメインスタッフも感慨深いものがあった模様。MCは自然にメンバー紹介に入っていく。最近はキーボードに多忙な人が多いのか、今回は初顔のイワミナオアキ氏になってる。それでも、舞台上で時々お互いの話に時に突っ込んでたりするのを見ると、やっぱり雰囲気のいいチームなんだろうな、ということが見て取れた。メンバーでクリスマスの思い出とか、楽屋でやったプレゼント交換のことを話していた。

Acoustic Time

 ここでギターの長谷川氏とキーボードのイワミ氏、それにまーちゃんを舞台中央に残して、他のメンバーは一度退場。しばらくぶりのアコースティックで歌う2曲は、やっぱりしばらくぶりの「はつこい」と「風のKiss」。まーちゃんの声が暖かい音に乗って流れてきてた。
 曲の合間のMCで、「このころはレコーディングについていくことに必死だった」なんて話も出る。だからかどうか、「今この頃の曲を聞いてると、当時より共感できるところがより増えている」ようにも感じているらしい。だからきっと、まーちゃんはそんな思いも曲に乗せてきてたんだろうな、と。

Heat Up

 まーちゃんが衣装換えのために退場している間、バンドが「きよしこの夜」をアレンジして演奏。聖夜ならではの選曲に、会場もどっか厳かな雰囲気になってたのかもしれない。
 白い帽子をかぶって真緑のマントに全身をくるんだまーちゃん…ラジオで「クリスマスツリーが歩いてる」って形容してたけどね…が入場すると、一度音を切り、その余韻の中から「X'mas time Hold me tight」を歌いだす。静かに始まった曲がだんだん高まって、その静けさを失わずに激しく熱く終わると、まーちゃんがばっとマントを脱ぎ捨てる。その下から現れたのはファーでできたような白いノースリーブとホットパンツだった。
 そのいきなりな変化に驚いているうちに「チャンス!」の前奏が始まる。まーちゃんが歌ったり、肩からかけた白いギターを弾いたり、時には振り付けをしたりで会場を盛り上げる。新曲だから、もちろん会場に戸惑いはあるけど、「Twinkle Wink」と比較すればその程度は低かったんじゃないかな。
 そして、ここからはラストに向けていつも皆で盛り上がれる「恋の色」、「君といたmemoryy」、「聴かせてよ君の声」を立て続けに歌う。こうなると客席も慣れたもので、まーちゃんのフリに一緒になるし、まーちゃんが何か求めると即座に反応するしね。そのいい例が「恋の色」の間奏部分かな、今回は。バンドメンバーのみならず、まーちゃんはこっちにも「Chu-chu」を振ってくるし(そんで皆乗るんだわ)、しまいにゃ2階の関係者とか、音響・照明のスタッフにまで振るんだから。で、そうしたところまでがきっちり返してきてたのにも驚きなんだけど。
 とまぁ、そんな風にしてまーちゃんと客席が一緒に盛り上がった3曲の終わりに、「聴かせてよ君の声」のサビの後半部分をもう一度歌って、メインステージが終了。まーちゃんたちは楽屋へと引き上げていった。

Encore

 まーちゃんたちはしばらくアンコールを聞きながら着替えてる。まぁ、そのついでに(?)出のタイミングも計ってるんだろうけどね。
 準備が整うと、舞台袖からちょっとしたマーチングバンドになって、クリスマスナンバーを演奏しながら入場。まーちゃんは頭に角つけてたり、手首にサンタさん人形を乗っけてたり。
 アンコールのナンバーは、さっきの盛り上がりをもう一度引き継ぐかのような「ロマンチックだね」と「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」。やっぱり、互いに慣れたものだから皆が一体になってるのが良く分かるし、最後にもう一度会場を熱くするのにはうってつけだしね。
 「It's〜」が終わるとメンバーが舞台中央に整列して挨拶。皆で手を振り合いながら、まーちゃんたちは舞台から下がっていった。

My Feeling

 まぁ、クリスマスライブっていっても、まーちゃんにクリスマスソングは4つしかないわけで(苦笑)。その全部を歌ってくれてたのは嬉しいけどね(特に「グッピー」が)。その一方で、もうちょっと季節感が欲しかったような気もする。
 全体の雰囲気としては、最後に向けて徐々に加熱していく感じだった。最初のほうにゆったりしたナンバーだとか、新曲だとかを並べてたせいだと思う。人それぞれだけど、「チャンス!」までの流れは人によっては欲求不満気味になるかもね。もちろん、逆にその雰囲気を喜ぶ人もいるわけではあるけど。
 「mine」で「君想う空に願う」を聞いててもそう思うんだけど、そろそろもうちょっとエコーを抑えられないか、ってのは気持ちとしてあるかな。以前はいざ知らず、今はあまりそうしたところに頼らなくてもいいんじゃないかってね。
 今回のライブで一番すごいと思ってたのは、まーちゃんの存在感。もとから「ひまわり」や「小さな私から」でそれに圧倒されることはあるんだけど、何か、今回はそれが最初から最後まであったような感じ。もちろん、照明の助けっていうのは少しはあると思うけど、多分それなしでもかなりの存在感を示していたんじゃないかと。今回、穏やかにまーちゃんの姿を見る曲が多かったのも関係があるのかな?
 なんて言うかな…私にとっては動きながらもゆっくりとまーちゃんの姿を見たり、存在を感じたりすることができたライブだった。私はそっちのほうが好きだから、今回みたいなライブスタイルがいいな、と思ってるんだけど。
 え…っと、あとは客側に一言。けっこうここでは書いてるけど、可動範囲は確認しましょう。いったい4公演でいくつグラスが叩き割られたのやら。くれぐれも割れ物と隣の人には気をつけて、周りに迷惑をかけないのはマナーの基本でしょうから。

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