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イベント内容
開演挨拶
バトルトーク
・藤枝雅
・桃井はるこ
・斎賀みつき、島涼香
・フルキャスト
ミニライブ
・HONEY HONEY
・自由に気ままにね
・美・myself
・Never give up
・アリガトウ、ダイスキ
・絶対叶えるから
終演挨拶

Event Report

AliceQuartetLiveConcerto

2005.10.30 at 東京都新宿区・新宿シアターアプル

AliceQuartetのはじまりよ〜(…あ、キャラが違った)

 開演に先立ち、メインの司会を務めるシマダトモヒサ氏(字が分かんないからカタカナ表記)が諸注意。なんか、端々にしょーもないギャグがあったような気がするんだけど、気のせいか(「音の出るもの」で携帯やアラーム時計のほかにトランペットとか…)? そんな感じで一通り説明が済むと、今度はこの日会場で販売されている商品の紹介。「テレカなんて今どこで使うんですかね?」など、スタッフサイドから突っ込んでていいのかね、って言葉があったり。
 前説が済むと、司会の自己紹介に続き、サブの司会の呼び込み。入ってきたのは、アリカルオーナー・御厨幸乃こと飯塚雅弓。まさかそういう立場で出てくるとは思わんかった(しばし呆然)。それにしても…白の膝上のドレスに白のロングブーツ(…もしかしたらヒールとハイソックスかもしれんけど)ですか。フリフリなのはまーちゃん、けっこうお約束だからねぇ。「ゴシック」かどうかは知らないけど、「ロリータ」ではあるよな、実際。
 とまぁ、二人で進行を務めるべく、挨拶をして本編に入るのでした、と。

バトルトーク1:藤枝雅編

 キャストのトークがあるのは知ってるから、ここでそろそろ皆を呼び込むのかな、なんて思ってたら、客席から男の人が登壇。AliceQuartet原作の藤枝雅氏。ライブ用にハート型のライトなんか持ってたりして。
 当然の如く、原作者にも質問が用意されているので、それをもとにしばしトーク。内容は以下のとおり。

1.脚本を書く上での苦労
様々の理由により、「あまり苦労してないかも…」とのこと。
2.AliceQuartetのテーマ
洋服を選ぶときの女の子の様子から膨らませていったので、服をメインに見てもらいたいな、と。

 藤枝氏も、こういうところにはあまり慣れてないらしくて、時にまーちゃんから突っ込みも。後ろの画面見てたら、「前向いて答えてくださいね」とか。
 用意されている質問が一通り終わったところで、まーちゃんからもひとつ「黒が好きなんですか?」と質問。確かにね、この日も黒を基調にしてるコーディネートだし、ゴスロリだと黒が入ってくることも多いしね、多分。黒とか白、赤といった、主張の強い色が好きだそうで。で、色的にどっかにワンポイントを利かせるんだとか。確かにタイは赤だよな。
 と、一通り話が終わったところで藤枝氏は客席にお帰り。以後のプログラムは来場者と一緒に楽しむことになった。

バトルトーク2:桃井はるこ編

 いよいよ本番のキャストトーク。…の前に、ひとつ急報。「川澄綾子さんが前の仕事から来るのが遅れてらっしゃいますので…」とのこと(この日、中央線で事故があったから、そのせいかもね。私も秋葉原であと2分粘ってたら危なかったし)。ま、後の全員集合時には到着してるはずみたいだけど。
 というわけで、キャストのトーク、トップバッターは藍原まきの役の桃井はるこさん。入ってきた瞬間、期待通りのどよめき。さすがはまきのん役、ちょっと控えめだけど、ゴシックロリータで来ました。
 島田氏とまーちゃんを相手に、桃井さんのトーク。ここでも質問に答えてもらう形。

1.収録の印象
車座になって収録したときもあるようで、そうしたときには友達と話してるような感じになってたとか。
2.今後の展開
桃井さん、まーちゃん共にストーリー的な展開だと勘違い。桃井さんが軌道修正して出した答えは、「デパートの屋上にあるゲームみたいな感じで、服を集めるのができるんじゃないか」とのこと。一方、まーちゃんは軌道修正しないまま、「お店のほうは平気なのかな?」なんていってましたけどね。
3.5人の中で誰に接客してもらいたいか
桃井さんもまーちゃんも、接客されるのが苦手なタイプみたいで…。まーちゃんは「」って言ってたけど、その辺は桃井さんも一緒かな?

 とまぁ、こんな風に質問に答えたところで、ひとまずの時間。桃井さんは一度退場となりました。

バトルトーク3:斎賀みつき・島涼香編

 今度は十和田悠希役の斎賀みつきさん、織倉翠夏役の島涼香さんの出番。こちらの二人はまーちゃんや桃井さんとは違って飾らないファッション。斎賀さんはデニムに白のトレーナー、島さんは赤黒のチェックのセーター(かな?)に黒のちょっとタイト気味のスカートといったふう。
 この二人にも、先ほどの桃井さんと同じ質問が飛ぶ。

1.収録の印象
 斎賀さん:とにかく、女の子だけって言うのが新鮮で、印象が強かったよう。
 島さん:収録してて、翠夏が乗り移ることが多くって、やってると自分でだんだん自信がなくなってきて、演じてるのか自分が出てるのか分かんなくなってきてたとか。
2.今後の展開
 斎賀さん:こちらは作品としての展開の答え。実際に服を作ったら、とのこと。
 まーちゃん:さっきはストーリー展開のほうだったから、この人も作品の展開。4コマの声をあててみたいな、とのこと。
 島さん:この人はストーリー。いちごちゃんに会いたいようで…で、アニメ化希望だって。
3.AQメンバーで店での対応を希望するのは?
 斎賀さん:接客されると帰っちゃうタイプだそうで、がいいかな、と。
 島さん:こちらは、店員さんと仲良く話すだけ話して、買い物はしないタイプだとか。翠夏と合うんじゃないか、っていうのは周りの意見。
4.AQの4ブランドの中で、どれが好き?
 斎賀さん:普段、ヨーカドーやダイエーに行ってて、ブランド物を買わないから…とのこと。
 島さん:皆に自分のために作ってもらって、その上で選びたい、とえらくゼータクなことを言ってました。
 まとめたのはまーちゃん。「実際に見て、合うのがあれば…」ってことで。

 ここで、ひとまずこの4人での話はおしまい。舞台は次の場面へと進んでいく。

バトルトーク4:フルキャスト編

 そして、ここで桃井さんは再入場、「遅れてすいません」と黒のロングドレスを着た楠瀬文役の川澄綾子さんも入場。舞台上手からシマダ氏、斎賀さん、島さん、桃井さん、川澄さん、まーちゃんの順に座る。今度は、イベントに先立ってとらのあなで募集しておいた質問に答えるコーナー。一人に1問なので、都合が悪くてもパスはないようで…。

1.To桃井さん…好きなアニメを3つあげてください
 ほぼ即答。最近では「タッチ」、「みゆき」、「ナイン」とのこと。あだち充氏には会ったことがないみたいだけど、「回し者みたいですね」とは本人の弁。
2.To斎賀さん…10年後にはどうなっていると思いますか
 間髪入れず「42です」とまず年を答えてる。う〜ん、さばけてるなぁ、この人。そこから少し年の話をしてる中での一幕。
 川澄さん:あんな初々しかったのにね。
 斎賀さん:デビューして6年目ぐらいに会ったんだけどね。
 まーちゃん:ショートカットだったもんね
 川澄さん:ショートサイズ?
 島さん・まーちゃん:……
 斎賀さん:(島さんを指して)今固まってたから。
とまぁ、こんな会話があったりしながらも、「いい役者としてやっていられたらいいな」との答えでした。

 ここで斎賀さんがシマダ氏に「リハーサルのときと(キャラ)違ってない?」と一言。まーちゃんもそれに同感の様子。一方、本番にも間に合わなかった川澄さんは、まーちゃんのほうを向いて「そうなの?」と確認してる感じでした。

3.To川澄さん…声優になってよかったこと
 川澄さんとまーちゃん、ちょっと勘違い。なりたかったし、なって良かったことも多いけど、その上でさらに良かったこと、と考えてたようで。川澄さんは余禄としてDVDもらったり、ビンゴでTVもらったり、と言ったことがあったよう。
 で、そこからどういうわけか収録のときの話になる。合間に、スタジオにおいてあったピアノでまーちゃんの「DESTINY」を弾いたことがあったとか。川澄さんも「雅弓ちゃんの曲好きだよ」って言ってました。で、斎賀さんが「(川澄さんは)絶対音感持ってるからね」と紹介。うらやましい…そして、さすが「PIANO」でBGM弾いただけのことはある…。
4.To島さん…この時期にデートに誘われたら?
 栗拾いと、芋ほりと、サンマ、マツタケ…全部行きたい、とまず食い気。連れてってくれるお金のある人募集中。ってな感じで、このイベント中、けっこうお金の話に戻ってく島さんでした。手までつけて。シマダ氏に「その手はやめなさいって」って何度言われたのやら。
 ちなみに、女の子として話せない失敗をしてから、一度克服したはずのこんにゃくは本気でダメになったそうで…。これ聞いて、川澄さんは「どんな?」って突っ込み入れるし、シマダ氏は下ネタ走るし…。多分、「男にしかわかんないこんにゃくの使い方」は舞台上は分かってる人1人だったと思うけどね。
で、話が戻ってきて、季節関係なしにデートするならモトクロスをやってみたい、とのことでした。

 実質、声優界のファッションリーダーじゃないか、という気が周りを見てるとしなくもないまーちゃんにはこんな質問。

5.Toまーちゃん…ファッションで一番気を使ってるところは?
 まず4人がまとまって、「いつもかわいいよねぇ〜」と言っている。まーちゃんに関しては、そう言わない人を見たことがないような気がするし、私も同感なんだけど。
 まーちゃんの答えは、「見えないところから」とのこと。靴下に穴が開いてないかちゃんとチェックしたりすること、だそうです。
それに付随して、洗濯や乾燥機で失敗したときの話だとか、「色を合わせるのが苦手」だとかいう話が出てくる。でも、周りから見ると、川澄さんが言うように「寝坊した日ってないんだろうなって思う」ように見えるそうで。でも、まーちゃんは「靴がちょっとな…」なんて感じになったときには「途中で買う」と言ってましたけどね。ま、このへんは川澄さんも一緒のようですが。

 一通り終わったところで、シマダ氏が袖を見て進行状況を確認していた。すると…。

バトルトーク4:フルキャスト編(続き)

 まだ時間に少し余裕があるので、月並みながら最近の各自のマイブーム。川澄さんが「悩み?」なんてボケかましてたけど。

斎賀さん:ドライブと温泉
 一度乗せてもらったことのある川澄さんが「運転うまいよね」と感心しきり。安全運転には気をつけているようですが…。島さんが「ゆっくりってこと?」と勘違い。これには斎賀さんが「制限速度50キロのところ10キロで走ってたら犯罪だから」とツッコミ。他の皆からも突っ込まれて、島さんが「しっかりしたーい」と嘆いてました。
島さん:お風呂と入浴剤
 カモミールとか、アロマ系の入浴剤を楽しんでるようでした。何か、匂いには興味があるみたいで、ペットボトルを開けたときにまず匂いをかいでみる、なんてことを言ってました。
桃井さん:ネットショッピング
 何かを買うと、「この商品を買った人は他にこんなものを買いました」ってな感じで紹介されるけど、それがまた桃井さんのつぼにもはまるらしくて、芋づる式に買い物をしてしまい、毎日佐川急便が来るような状況になっているとか…。
 最近買ったものの中でヒットは、ジーンズの色を抜いたりぼろけさせたりしてリメイクするのに使う「リメイ君」。説明を聞いたまーちゃんと川澄さんが「欲しい〜」って口を揃えてたりして。
川澄さん:料理とアロママッサージ
 マッサージの話になって、まーちゃんが「前に痛いのダメだって言ってたね」なんて言ってる。さらに、全身マッサージの様子を話してて、なぜか紙パンツの話に飛んでいき、しかもそれが盛り上がる。さすがに客席の側にそれをストレートに想像できる人はいないようで…。
まーちゃん:ETCドライブ
 「紙パンツより面白い話でしょ〜?」と困ったあとにこう言った。まーちゃん、このイベントの数日前にETCを導入したらしく、その効果と快感を味わうために、わざわざ遠回りして首都高に乗って帰ってるとか。川澄さんもETCはつけてるらしくて、二人で「気持ちいいよね〜」なんて言ってる。でも、フツーに考えればシマダ氏の言うとおり、「お金もったいないよ」ってことになるんだけど。

 ここまでで、トーク部分は終了。30分の休憩を挟んで、お待ちかねのライブパートへと舞台は進む。

ミニライブ

 休憩中には斎賀さんや桃井さん、それにまーちゃんの曲をBGMに買い物をしたりパンフを見たり。
 1ベルが鳴ってしばらくすると、いきなり幸乃のモノローグが会場に流れ、同時に舞台に映像が表示される。そしてライブの最初の曲「HONEY HONEY」が流れ始め、やっぱりふりふりのピンクの上着にパールピンクのスカートに着替えたまーちゃんが登場。センターに置いたマイクスタンドの前から曲に合わせたしぐさを自然に出しつつ、穏やかな雰囲気に会場を包んで、静かにライブをスタートさせた。
 曲が終わり、まーちゃん退場。まーちゃんのときと同様に、今度は翠夏のモノローグから「自由に気ままにね」が始まる。マイクを手にした島さんが、舞台の上を走り回りながら歌ってる。で、間奏の間に一言。「スカートの中覗き込んじゃダメだよ」…って、けっこうタイト気味のスカートだから、客席からじゃ無理だと思うけど(苦笑)。ともあれ、元気よく1曲歌いきった。
 いよいよ真打(?)登場。まきののセリフが終わり、「美・myself」のイントロと共に桃井さん入場。ここで客席が立ち上がる(…島さんのときに立っててもよかったんじゃ?)。この曲を人前で歌うのは多分初めてなんだと思うけど、さすがに桃井さんも場慣れしてるから、雰囲気とか曲調とかで盛り上げ方をその場で作り上げちゃう。だから客席もある意味やりやすい。会場を一気にヒートアップさせて曲を終わらせる。
 「とらのあな1号店の向かいでバイトしてたんだけど…」なんてMCに続いて、桃井さんがもう1曲。桃井はること藍原まきのの合作(?)の「Never give up」。ポップ調のさっきの曲とは違ってけっこうハードな曲で、ちょっと違った盛り上がりを作ってくれた。
 今度聞こえてくるモノローグは悠希。斎賀さんの曲に行くか、と思いきや、立て続けに文のも流れる。戸惑っていると、まーちゃんが再び入場。「ここからは全員で…」と軽く喋ったあと、AliceQuartet全員の入場。AliceQuartet+1でまずは「アリガトウ、ダイスキ」。今回はCDとは違って全員で全部を歌う形。で、5人の中で両端にいるまーちゃんと桃井さんがやっぱり慣れてるな、と。桃井さんは客席あおってくるし、まーちゃんはサビでこっちにマイク向けてくるし。ちなみに、他の4人が普通に歌ってる中で、まーちゃんだけが「愛してるわ〜!!」って叫んでるところあるけど、そこんとこ、かなりまーちゃん気合入れてたように見えたけどね。あと、セリフ部分をちょっと変えてみるのはまーちゃん「ストロベリーキャンドル」で慣れてること。そのせいかどうか知らんけど、セリフが最後のサビにかかってたけどね(笑)。
 まーちゃんが次の曲の紹介なんかをちょっと話したあと、最後の曲になる「絶対叶えるから」。この曲も全員で全部を歌っていくスタイル。最後だからかどうか、客席もさらに乗ってるような気もしたけどね。まーちゃんや桃井さんだけじゃなくって、他の人達も控えめではあるけどけっこう乗ってたし。…にしても、サビとかで1オクターブ下が聞こえてたような気がするんだけど、斎賀さんがやってたのかな?

終演

 「絶対叶えるから」が終わると、シマダ氏がもう一度入ってくる。まずは終演に際して、舞台上に入る各キャストからの挨拶。ここじゃあまりバリエーションは出ないからね、普通。「ありがとうございました」とか「楽しかったです」とかってコメントが並ぶ中「ここでタップダンスを習ってたんだけど、ここがこんなに盛り上がってるのをみたのは初めて」って言ったのはまーちゃんでした。
 そして、客席にいる原作の藤枝雅氏をはじめとするスタッフの紹介。最後にもう一度桃井はるこさん、斎賀みつきさん、島涼香さん、川澄綾子さん、飯塚雅弓さん、それに司会のシマダ氏に拍手を送って、イベントは全部終了。シマダ氏は上手に、女性陣は下手に退場。並び淳で最後になってるまーちゃんが、最後まで手を振ってくれてた。

感想

 単一作品のこうしたイベントに行くのはすごい久しぶりなんだけど、面白かったな、と。AliceQuartetの話も面白かったし、脱線してたときの話も面白かったし。で、「BEL CANTO」のDVD見た時におぼろげに思ってたんだけど、やっぱりキャストとキャラのイメージがどっか合ってるよなって感じが強くなった。熱くやってくれる桃井さんとか、ボケまくる島さんとかね。斎賀さんや川澄さんにもそういうところはあったし。まーちゃんにしても然りで、今回は特にサブの司会ということでフォローに回ることも多かったから、それが裏から支える幸乃にだぶるところはあったかも。そうした、各役者さんの個性がけっこう見えてたのが、トーク部分での収穫かな、と。
 ライブに関しては、やっぱまーちゃんとか桃井さんは盛り上げ方を知ってるから、特に「ここでこうしよう」とか考えなくても楽しめたんじゃないかな。二人が色々やってくれたから。「HONEY HONEY」はそういう曲じゃないからともかく。反面、そういうところに頼っちゃうから、曲としては全部の曲の中でも盛り上げやすいもののはずの「自由に気ままにね」で立ち遅れてたりするんだけどね。やっぱ、盛り上げようと思うならある程度曲の予習はしていかんと。
 ともあれ、斎賀さんの「PERSONATE」と川澄さんの「空へ」が聞けなかったのは残念なんだけれど、全体としてはかなり楽しめたイベントだったかな、と。今回、トーク部分はかなり細かくメモっといてこっちに載せてるつもりだから、その脱線トークの雰囲気が少しは伝わるといいんだけどね。

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