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第14回ストキャンファンクラブイベント ガイドと行くはぁとバスツアー
2005.6.11 at 東京都特別区部
いざ、浅草寺(ストキャンメンバーは「あさくさでら」と読むこと)へ
曇りがちな空の下、新宿センタービルの前に集まって点呼を受けたり配布物をもらったりしていると、案の定雨が降り出した。しかも、そろそろ時間だというのになかなかバスが来ない。さすがに濡れて待つのもな〜ということで、センタービル入り口の屋根の下に避難してると、今度は警備のおじさんに通行の邪魔だと怒られたり。そんなこんなとやっていると、ようやく黄色いバスが到着。屋根の下から出て、バスへと乗り込む。その入り口には、すでにガイドの姿をしたまーちゃんも並んでお出迎え(ま、イベント中に着替えられるところはないけどね)。まーちゃんからはメンバーパスを受け取って、それぞれの席についた。
←はとバスっていうのは、こういうバス。最近は、キティちゃんのラッピングが施されたのもあるらしいけど、やっぱはとバスっていって浮かぶのはこれ。ちなみに、これはセンタービルの前じゃなくて、新宿駅の近くに停まっていたもの。
バスが出発すると、まずは正規のガイドさんと運転手の紹介。この辺は、どこの観光バスでも見られそうな風景。それがすむと、まーちゃんがマイクを受け取って、おもむろにしゃべりだす。天気に絡めて、「アソビ研究所」でしておいた話のこととか、「ともだち100人できるからっ」の話、あるいは「どこそこの店で今回の道具を…」という話もしてたり。
そうしてる間、普通の人はまーちゃんの顔を見てるんだろうけど、私は諸事情により車窓観光がメイン。といっても、東京はどうせビルだらけなんだけど。それでも、四谷で丸正の本店(「雅弓と麻里安のChristmas Wish」のロケ地)を見つけたりしてる。それに、どうせ耳はまーちゃんのほうに向いてるから、「この辺が文化放送の〜」って言われたら、ついつい目が探してたりね。
甲州街道が皇居のお堀にぶつかってしばらくすると、まーちゃんが本来の(?)トークを思い出したのか、「もう国会議事堂ですか?」なんてことを本職のガイドさんに聞いてる。実際には、まだちょっと早かったんだけど、そのあたりから、解説スタート。国会議事堂の歴史やら何やらをまーちゃんが教えてくれた。
そして、今回のイベントのメインのひとつが始まる。バスの中で話を聞いてるだけじゃなんだろう、ということで、4択札上げクイズの始まり。車窓から(2002年にライブをやった)日比谷公園や(「パナマ・ハッティー」を上演していた)帝国劇場、東京駅、秋葉原の外側の通りを眺めながら、まーちゃんの出す質問に答えていく。最後まで勝ち残った人には賞品が出るとか。国会議事堂に関する問題は、さっき話したものだからともかく、浅草寺や仲見世の質問は、もう勘で答えるしかなかった。…それにしても、選択肢に「1月3日」とかあったのはご愛嬌か?
第1回目のクイズ大会は浅草に着く少し前に決着。賞品まで3択だったりして(笑)。その後、(声優Waveのイベントでちょくちょく使ってる)アサヒスクエアや隅田川をちらちら見てるうちに、浅草寺に到着。バスを降りて、とりあえず境内に入っていった。
浅草散策
境内でまーちゃんから集合時間などの諸注意を受けたあと、まーちゃんも含めて各自自由行動になる。ごく普通にお参りしてたり、仲見世を通り抜けて雷門まで歩いていったり。やはり、都心に近く、交通の便もいいので、日本以外からの観光客の数も多いし、そもそも人の数自体も多い。仲見世を歩いていると、お祭りでもないのに人でごった返していて、時々前に進めなかったりもする。
ガイドさんから、あげ饅頭や濡れせんべいがおいしいということを聞いていたので、仲見世では他のお店を冷やかしながらそんなものを食べている。それにしても、ほんとにいろいろなお店があって、招き猫やさんとか、舞踏用の小物の店、おもちゃや、団子やなどなど。中には「こち亀」のサブレかなんかもあったりね。
→雷門。提灯の高さ3.3メートル。浅草といったらまずこの光景ってやつですね。
雷門の前に出てきたところで、ばったりまーちゃんと遭遇。ストキャンのスタッフも一緒にいるので、当然のように写真撮影。仲見世の入り口をバックにしての1枚を撮った後、ちょっと雑談。
TyM「まーちゃん、ちょっと聞いていいですか?」
ま「ん? 何?」
TyM「(まーちゃんが持ってるツアーの旗を指して)この絵、自分で描きました?」
ま「自分で描いたよ」
なんていう、mayumi.companyのイラストからすると意外すぎる会話があったりもする。まぁ、まーちゃんが言うにはパソコンのグラフィックソフトかなんかを使ったとか。言われてみればそんな感じだけど…まーちゃんってメカ音痴じゃなかったっけ? 成長したってことだろーか。
もう一度仲見世を抜けて、浅草寺周辺をぶらぶらしてるとあっさり時間。最集合後、昼食をとるべく浅草5656会館へと向かう。途中、バスの駐車場を見るとこのツアー以外にもはとバスがけっこうな数停まっている。東京都内のちょっとした観光にはやはりもってこいの手段だということだろう(関東圏ぐらいなら出てきてるけどね)。
会館3階にて昼食。深川飯とてんぷら…なんだけど、私はいつの間にやら頼んどいたらしく、普通の白いご飯。ま、別にいいけど。まーちゃんも同席して、みんなで一緒にご飯を食べている。まーちゃんは自分の食事が済んだ後、それぞれにお茶を注ぎに言ったり、お代わりを頼まれていたり。
食事が済むと、2階のお土産売り場を適当に眺めてる。目を引いたのは、一角にある笑点グッズ。子孫繁栄のお守りとか、各地のおいしいものがもらえるようになるお守りとか、長寿のお守りとか、ね。まーちゃん向きに駄洒落が冴える(?)ようになるお守りもあった(どれが誰かは…笑点を見てれば分かるはず)。ここで買ったものを、後でまーちゃんに渡してる人もいたみたいで。
遥か彼方に見えるのは…雲でございま〜す。
浅草から東京タワーへは再びバスで移動。ここで4択札挙げ第2弾、東京タワー編が展開される。東京タワーの全高や、そこに入っているFMラジオ局などといった基本事項の質問が続いたのち、東京タワーのマスコットの話。そんなもんいるんかい。なんか、時々外をうろついているらしいんだけど。
4択札上げをやっているうちに(すでに次のお題、まーちゃんの近況の質問になってたけど)、東京タワーに到着。ちょうどその時マスコットが出てきてたので、写真を撮ってる人も何人かいたりして。タワーの係員からチケットやパンフの配布を受けた後、エレベーターにて展望台へあがると、ここで再びまーちゃんから集合時間などの説明(気がつかないでほとんど聞き逃してた。最後のほうであわてて戻って、「分かりましたか?」って言葉に「は〜い」とだけ答えてたり)。
ここでまた自由行動。メダルを作ってたり、いろんなほうから遠くを見てたり。東京タワー展望台の床には、ガラス張りだったり網張りだったりして、100メートル以上下が見える場所がある。そして、当然のごとく(?)高いところが苦手なまーちゃんはそこに引きずり出される羽目になってたりして。
→こうして下を見ると…(写真でも)怖い。まーちゃんがきゃーきゃー言うのがよく分かる。大体、この写真、カメラだけガラスの上に出して撮っただけ。高いところは、下手するとまーちゃん以上に苦手な私(苦笑)。
本来、東京タワーは晴れてれば富士山とか房総半島とかが見えると思うんだけど、この日は曇りがちだったおかげであまり遠くは見えない。それでもやっぱり周囲が小さく見えるのは、人によってはけっこう怖いかもね。さすがに、休日だけあって、さらに100メートル上の特別展望台へのエレベーターは混んでいるので、時間的にそちらへはいけない。そこで、展望台を適当に一周してから外に出ると、かすかに雲の向こうに青空が見えた。イベントでは珍しく晴れ女復活か…なんて思いながら、マスコット氏をぼーっと見てた。
そんなこんなでやがて集合時間。駐車場に向かい、10人ずつで写真撮影をしてから最後の乗車。後は新宿に向かうだけとなった。
企画会議と握手会
新宿へ向かうバスの中、まーちゃんの近況で4択札挙げ。車に乗ってるときにナンパされかかったとか、「BESTrawberry」のジャケット撮影の話が出てくる。…あれ? まーちゃんって水着はNGじゃなかったか? なんて事を聞きながら思ってたり(ちなみに、この水着写真、会報を見ると載ってます)。
札挙げが一段落したところで、今回や次回の企画の話。「本当はバスケをやりたかったんだけど」なんて話の途中でツッコミやら何やらがけっこう飛んできたので、だんだんバスの中で次回のイベントの企画会議みたいになってきたりして。「運動がいい人〜」とか、「運動じゃなきゃ来る人〜」とか、まーちゃんがその場でアンケート調査。まぁ、普段FCイベントだと内容決定にこっちが関与できることがないんで、これはこれで面白い。まーちゃんが外を見て、「屋形船に乗りたい人〜」とか言ってみてたりね。
バスが新宿駅の南口に差し掛かったあたりで、挨拶を本当のガイドさんにやってもらい、イベント終了。出発地点だった新宿センタービルの前で、バスを降りながらの握手会。それぞれに思い思いの挨拶をして、新宿から帰っていきました、とさ。
3週間後に
なんか、普段のFCイベントに比べると、まーちゃんの話をのんびり聞ける時間が長かったような気がする。バスでの移動時間は全部で1時間〜1時間半程度だと思うんだけど、その間、ずっとまーちゃんが何かしら話してたからね。だから、別に何をするでもなく、まーちゃんの顔を見て、話を聞いていたいっていう人には良かったんじゃないかな。その分、イベントの流れとしてはちょっと単調になってたかもしれないんだけど。
でも、確かに近場にいても観光名所っていうのはなかなか行かないし、遠い人はライブなんかで東京に来てもそれだけで帰るってことも多いから、まーちゃんと一緒に東京を見られたっていうのはうまいこと記憶にとどめる手段なのかもしれない。
体育館みたいな会場が取れずに、急遽企画を変更してやったのが今回のイベントだから、内容面とかもうちょっと詰められたかもしれないとも思うけど(だから、自由時間にちょっと浮いた時間が出てくるわけで)、のんびりできるっていう意味じゃ良かったかもしれないな、と思う。
旅行なんてのはけっこうそうだと思うけど、のんびりまったりなイベントでした。
P.S
もっと別の写真もあります。見たい方はPhotograghへどうぞ。
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