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セットリスト
ストロベリーキャンドル
がんばって!
-MC-
バレンタイン大作戦
そよ風とカフェオレ
Eternity〜ひとひらの
 love song〜
恋のRibbon
St. Selection
 Medley 2005

 Strawberry Fantasy
 LET'S!!
 明日になれば
 「またね。」
 Shooting Star
 優しい約束〜TO MY
  FRIEND〜
 Dream
 Pure♥
-MC-
恋の色
ゆびきり
-MC-
I'm in the Pink
∞Infinity∞
聴かせてよ君の声
ロマンチックだね
It's a beautiful day
 〜永遠に続く日々〜
  *  *  *  *
Encore
とびたつ季節
君といたmemory
DESTINY

Event Report

Strawberry Selection 2005

2005.1.29 at 神奈川県川崎市・CLUB CITTA'
2005.2.06 at 東京都渋谷区・SHIBUYA-AX

ライブの流れ

 オープニングのBGMがスピーカーから流れ、バンドメンバーが入ってくる。今回、ギター&キーボードの宅見将典氏が入っているため、普段より1人多い(要するに、曲によってツインキーボードになったり、ツインギターになったりってこと)。そんなふうに新しく生まれ変わったZUKA BANDが「DESTINY」のメロディを穏やかに奏でていく。何度も聞いてきたメロディと一緒に会場の期待が高まったところで、ドラムから入るいつものパターンで「ストロベリーキャンドル」。ホイッスルを持っている人は吹いてたり、そうでない人は踊ってたりと、よく分かってる曲だけに最初からノリが違う(笑)。その熱を保ったまま「がんばって!」までを歌い終わると、一度小休止でバンドメンバーを紹介する。まぁ、基本的にいつものメンバーということで、ね。その次に歌ったのが、時期を考慮してのことなのか、「バレンタイン大作戦」だった。この曲も、まーちゃんと一緒に盛り上げられるから、のっていきたい人はけっこうまーちゃんの動きにあわせてのっていた。
 今度はけっこう穏やかに「そよ風とカフェオレ」なんだけど、ちょ〜っと…いやかなり普段と違ってたりして。まーちゃんがギターもって、長谷川氏がピアニカ吹いてるんだわ、これが。ちなみに、このとき使ってたギターはアルバム「かたおもい」の時に買って、以後ずっと押入れで眠ってたものだったとか。この和らいだ時間はまだまだ続いて「Eternity〜ひとひらのlove song〜」。このぐらいの曲になると、動きながら聞いてるのか、聞きながら動いてるのか、どっちなのかね。「恋のRibbon」の一番最後で、まーちゃん、こっちに振ってもう一度盛り上げ始めて、前半戦終了。まーちゃんが衣装を替えに楽屋に戻っている間、ステージ上では「DESTINY」のメロディを一部取り込んだまゆたまソングを客席と掛け合って、次の曲までに空気を冷まさないようにしていた。
 まーちゃんが舞台に戻ってくるときに、二人さらに入場。今回は、3人でのダンスも一緒に楽しめるメドレーのスタート。基本的には、いつもやってる振りなんだけど、ところどころにそれぞれで踊ってるシーンとかがあったりすると、そうしたところはやっぱりそうしたところで楽しいしね。で、一番最後にダンサーのふたりが目一杯踊ってるところがあったんだけど、すごく大きく見えたのは、そういうふうな体の使い方を知っているからなのか、それとも……ってわけだからか、ねぇ?
 メドレーのあと、ちょっとMCをはさんで、次にくるのは「恋の色」。さすがにこの曲が入ると盛り上がりが違うんだよな、と。その後、一度落ち着きたかったのかなんなのか、「ゆびきり」が入ってきた。そして、ここでメンバーのトークやご機嫌伺いをしたあとに、「I'm in the Pink」を歌う。もともと速い曲がさらに速くなってて、その分盛り上げる方も大変だったかも…でも、面白いんだけどね。
 再びまーちゃんは衣装替え。今度は、さっき「I'm in the Pink」で疲れたのを回復させるためなのか(もう、このあと一度終わるまで休む曲ないし)、「∞Infinity∞」のサビの部分やイントロをゆったりと奏でて、一度気分を落ち着かせてくれる。そしてまーちゃんが戻って来ると、このあとはみんなで一緒に盛り上がろうのコーナー。「∞Infinity∞」、「聴かせてよ君の声」、「ロマンチックだね」、「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」と一気に突っ走る。その間、「∞Infinity∞」や「ロマンチックだね」ではみんなで一緒に踊ったり、「聴かせてよ君の声」だとか「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」ではみんなに声を出してもらったりしていた。「It's〜」のかけ声が歌うたびに変わってるなんてのも、ライブならではのお楽しみだったしね。そして、「It's〜」を最後まで走りぬけると、ここまででメインプログラムは終了した。
 アンコールに応えて、バンドメンバーが入ってくると、おもむろに長谷川氏&宅見氏のツインギターが前に出てくる。そして、いくつかの節を弾いたあとに、今度はいつもライブで使ってたギターを持ってまーちゃんが入場。「とびたつ季節」を歌い上げた。そして、「君といたmemory」のイントロが流れ出すと同時に、再びダンサーが入場。みんなで手を振りながら歌ったり。ま、まーちゃんが時々フェイントかけてたのはご愛嬌ってことでね。
 最後の曲は「DESTINY」。やっぱり、この曲はみんななじんでるから、ごく自然に盛り上がってくる。その一方で、聴くところもある曲なんだけどね。でも最後には本当に盛り上がってく。その歌の部分が終わったところで、もう一度「君といたmemory」のサビに戻って、みんなで一緒に歌ったり、バンドメンバーを紹介したり、スタッフにお礼を言ったり。
 そして、「DESTINY」をバンドが盛大に奏でてすべてのプログラムが終了。最後にメンバーが点呼をとって今回のライブの締めとなった。

出来事

川崎・昼

 やっぱり、いくらまーちゃんが「いつも使ってる曲を並べるよ」って言っていても、どんな曲がどんな並びで来るのかは事前にはわかんないわけでね。だから、ホイッスルを持っていっても、さすがにしょっぱなの「ストロベリーキャンドル」には対応し切れなかったんだろうな。あと、「そよ風とカフェオレ」の前に、聞こえてくるフレーズはそれなのに、まーちゃんがギター持ってるもんだから、みんな「あれ?」って感じになってたりね。まぁ、それが一番最初の醍醐味なんだけど。
 「I'm in the Pink」の前は、川崎では単にメンバーのご機嫌伺いだけだったんだけど、そこで各メンバーが「I'm in the Pink」って言ってるのにも関わらず、この時は曲に入るまでその曲になるとはかけらも思っていなかった人がここに一人(笑)。これもやっぱり最初だからってこと…にしといてね(笑)。
 この公演で一番印象に残ってるのは終演時。挨拶も終わって、最後に残ってたまーちゃんと長谷川、宅見両氏が袖から下がろうとしたときに天井で何かの破裂音。なんか、ライトがひとつ破裂したらしかった。「みんなの熱気に耐えられなかったんだよ」って言うのはまーちゃんの弁。その横で宅見氏が「マジック」なんて言ってたりね。ま、ここはまーちゃんの言うとおりだと思っておきますか。

川崎・夜

 さすがに、今回の曲だと、一度やればみんな対応できるようにはなるらしくって、「ストロベリーキャンドル」とか、もう普段どおりの感じになってたんじゃないかな。
 川崎の時だけ、Bassが阿部氏じゃなくて他の人(…名前をちゃんと覚えられなかった…。渡辺氏と一緒のバンドでやってる人みたいだけど)に初めてなってたんだけど、その人も「I'm in the Pink」の前の時にはまーちゃんに合わせた答え方をしてたりね。やっぱり、ライブ会場って何かそういう雰囲気があるのかね?
 あと、最後の点呼の時に、なぜか両側から同時にスタートしたりして…ってまぁ、長谷川氏が間違えただけなんだけどね。そう言えばもうひとつ、間違えたっていえば、まーちゃんが「恋の色」の歌詞を間違えてたんだけど…。まぁ、大阪で「君といたmemory」を1コーラスすっ飛ばしたらしいから、それに比べればましなんだが…。

渋谷・昼

 ……まさか昼のうちから撮りがあるとは思わなかった。まぁ、だからって言って、別に盛り上がり方がそうそう変わるわけでもないんだろうけど。
 ここで、昼の公演のあとに言われたまーちゃんのだめ出され集。
 1.「そろそろ歳の話するのはやめなさい」…事務所の社長さんに初めてだめ出しされたのがこのことだったとか。まぁ、ね。長谷川氏が「そういうこと言ってたら俺はなんなんだ」っていうのもよく分かるし。
 2.「ロングドレスのつもりかもしれないけど、蟹股になってるから」…メドレーのときの衣装のこと。スカート部分を右手で持って、本人は上品に歩いているつもりでも、地が出てしまい…。あ〜あ。ちなみにこれは振り付けの先生に言われたとか。
 3.「いちご!」「え〜?????」…これは最後の点呼の時。まーちゃんの点呼順は5番目。だからって「いちご」は苦しすぎるでしょ。客席から冷たい反応が出まくったので、もう一度まじめにやり直しましたとさ。

渋谷・夜

 やっぱり、もう5回やってると、結構自信がついてくるものなんかね。川崎の昼の時はまだあまり自信なさそうだった「そよカフェ」なんだけど、その頃に比べればかなり堂々として、手元を見る回数も減ってた。
 私はその部分がほとんど終わりになるまで気がつかなかったんだけど、「恋の色」の2コーラス目に「∞Infinity∞」のフリが混ざってたりして。気がついたときに「お〜い」なんて思ってたら、もう次のフレーズにいってたんだけど。まーちゃん、これやったのは多分即興じゃないかな。
 AXの時は、「I'm in the Pink」の前でメンバーのちょっとした話とかがあったんだけど、宅見氏のマジックとか(…弘法も筆の誤りってこと?)、瀬川(旧姓一木)氏の「ダーリン♥」とかね(ライブには参加し続けることを条件に結婚したとか)。長谷川氏が大阪で元カノと会ってたなんて話も出てたっけ。こういうちょっとしたことを聞くのもライブの楽しみのうちかな。
 で、そこでまーちゃんが言ったのが、ベストアルバムの発売だったんだよね。もう出すことが決まってるような決まってないようなって感じにも聞こえたんだけど、ま、この段階で言ったってことは多分出るんでしょ。「だから、夏のライブの時には、もう1回こんな感じでどう?」なんてことも言ってたけど、そっちはまだ本当に未定みたい。ともあれ、そうしたことについては公式発表を待ってましょっと。
 「It's〜」の前だったかな? 録画用にみんなで「Strawberry Selection 2005」って言ってもらってたりもしたんだけどね。あれは気恥ずかしいものがあるかも。本当にどっかで使うのかね。
 ちょっとおかしかったのがやっぱり最後のとき。みんなが「最後だしもう1回あるかな〜」って思ってるような空気の中に、あっさりと「本日の公演は…」ってアナウンスが流れてくるから、けっこう拍子抜けしたような感じが会場にあふれたような気がする。まぁ、でもあと1曲やられたら本気で体力的にも曲目的にも辛いような構成だから、それはそれでよかったかもしれないかも。

感想

 まず、何をおいても、体力使ったわ。それでも、最初から最後まで単に動いてるだけじゃなくって、「そよ風とカフェオレ」とか「ゆびきり」あたりでは少しは体を休めることもできてたんだけどね。やっぱりその辺は配慮したのかな? とは言え、全体的によく動くライブだったってことは確実だった。逆に言えば、じっくりと聞きたいって人には物足りない面もあったかと思うんだけど、今回、まーちゃんは予告した上でこうした構成にしたからなぁ。その中でどう聴く部分を作るかってのはその人次第じゃなかろうか、と。
 まぁ、別のところでも書いたけど、結局のところ、今回は「まーちゃんと一緒に動いて、一体感を感じてくださいな」っていうライブだからね。やっぱり、まーちゃんのライブだと、そのあたりの息の合いかたはけっこうすごいものがあるんだよな。今回、あまり後ろからは見てなかったから、全体がどうだったってのは言えないんだけど、後でDVDで後ろから見たものを見ると、多分相当一体化してるんじゃないかな。もちろん、各個人で差はあるだろうし、それにいつのライブかによっても差はあるんだけどね。
 で、気になったことを2つほど。
 まーちゃんサイドとしては、あまり歌詞を飛ばさないでね、と。特に今回は度々やってる曲のはずなんだから。
 客側としては、まーちゃんのライブの場合、しかも今回みたいな場合、動きたくなるのは当然なんだけど、与えられてるスペースを過度に無視しちゃいけないな、と(多少ずれるのは仕方ないと思うけど)。いや、私も人の事言えない部分はあったりしたけど。やっぱり、周囲にある程度気を使って動かないと。ぶつかる前に、どのくらいまで動けるかは見ときましょうね。
 とにかく今回は、ぱーっと動いてぱーっと発散しようっていうようなライブだったなと思う。そして、その狙いはほぼ達成されてたんじゃないかな。ま、そうしやすいような構成にしてくれていたんだけど。だから、まーちゃんをはじめとするスタッフ側としては、狙い通りのものがやれたと思う。客側としては、まぁ各個人の判断にもなるけど、私としては、けっこう楽しく動かさせてもらったしね。それに、全体としても要所要所で息はあってたからね。まぁ楽しくやれたって人が多かったんじゃないかな、と思う。ただ、そろそろ盛り上がり方が本当にパターン化してきてる節はあるから、次にライブをやるときにはそうしたことをいい方向に裏切るってことがあってもいいかもしれないな、ってのは後になってから考えること。
 でも、安心して…っていうか、気楽に乗っていけたから、今回はリミッターが外れ気味だったかもね(笑)。ま、それだけ楽しく動けたっていうことで。

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