
「プレゼント」発売記念ミニライブ
2005.1.16 at 千葉県柏市・新星堂カルチェ5柏店
雑踏の中で
当日にカルチェ5で整理券取得のためにCDを買ったときの会話。
TyM「イベントスペースって、そこですか?」
店員「はい」
そのとき、私がどこを指さしていたかというと…。店の入口の外側の、そのときはマツケンサンバのビデオを流しているスペース。道路からとってもよく見える。ランドマークドックヤードガーデンのライブに行った人は、あの場所が周りから良く見えるのに驚いてたと思うんだけど、そのレベルを軽く通り越して、もうストリートライブ状態。あるいは、秋葉原で時々やってる新人アイドルのイベントかね?
時間も近くなって、その場所の周辺で待っていると、BGM(すでに「プレゼント」の曲が流れてる)に引かれてかどうか、ちょっと中をのぞいてみて、「飯塚…?」なんてつぶやいている声も聞こえてきた。やっぱ、ルビふっとかんと。
ミニライブ
整理番号順の整列も終わって、いよいよイベントのスタート。入場したまーちゃんは、デニムのパンツに紫の薄手の肩を出したドレス。それにファーのショールっぽいのを肩にかけてるって格好。「こういうところだとは思わなかった」からこそ選んだ衣装。勿論、その場にいる全員の中で一番寒そうな姿だった。
いつも見かけるような顔にも、初めて見るような顔にも挨拶をしたあと、まーちゃんの最初の話。「何とか雨で止まっててくれて…」。やっぱり、まーちゃん自分が雨女だって認識あるんじゃないの? まだ話は続く。柏には一度来たことがあるのだが、どんな仕事できたのかを忘れているまーちゃん。客側から飛んできたのは「NOeL」って声。「だいぶ前だね」って、まーちゃん自身が忘れるぐらいだから、昔なんだろうね、そりゃ。
話を一度打ち切って、最初に歌ったのは「恋のRibbon」。舞台が狭いこともあってかどうか、今回はカラオケでの歌になってる。普段のライブに比べて、まーちゃん自身も動きが少ないし、常連組もそんなに動かない。そんな中、まーちゃんは時折後ろの方で通りかかった人とか、整理券を持たないで見ている人にも手を振ってみせたり。
今回のミニアルバムでの制作模様を、曲の間に話す。詞に苦労したとか、「恋のRibbon」の原型の鼻歌を一度聞かせたいとか、そんな話が出てくる。
2曲目は「ゆびきり」。聞きながらちょっと横を見ると、ロープの外側で女子高生が手を振ってた。アニメ雑誌かなんかでまーちゃんの顔を知ってる子なのかもね。今回、基本的には動きが少ないんだけど、この曲での小指だけはまーちゃんもしっかりやってたりして。ちょっとしたものだけど、気分が出せる動きだから、まーちゃんとしても自然に出たのかもね。
まーちゃんの寒がりはファンの間には周知のことだけれど…。この日も冷たい雨が降っててけっこう寒かったので、まーちゃんは例によって背中にカイロを貼っていた。いつものことなので、それをつい忘れていたまーちゃん、出番が近づいた時にそのまま衣装に着替えてしまい、危うく出てくるところだったとか。それにしても、初めてって人とか、通りすがりの人とかもたくさんいる会場なのに、こういう話をいつもの調子でしてるまーちゃんって(笑)。
最後の曲は「明日になれば」。ステージの上にいるまーちゃんの視線の力ってやっぱり強いな…なんてことを見ていながら思ったり。その視線で、あっちの人やこっちの人、けっこういろんなところに目を配ってた。
「そろそろ皆寒いだろうし」ということで(いや、当初からの予定なんだろうけど)ミニライブはここまで。「まーちゃんが一番寒いでしょ」と心の中でつっこんだのは、私だけじゃないはず。最後に、29日からのライブの告知なんかをして、ステージからいったん退場した。
サイン&握手会
さっきまで歌ってたステージの前にテーブルと椅子が用意されると、まーちゃんが再び入ってきて握手会がスタート。店頭でのイベントだから、握手会って言っても一人5秒とかそのぐらいだろうと思ってたんだけどね。ここでついてきたイベント特典は、まーちゃんの生写真に、その場でサイン(名前は入らないけど)を入れてくれるってもの。その分、けっこう一人頭の時間に余裕があった。
そんな状況だから、私もつい質問することを忘れて、ただの雑談。話をしながらサインを入れてくれるのを見てる。FCイベントのときも思ったんだけど、さすがにサインを書くのはまーちゃん、早いんだよね。雑談の方は、ま、まーちゃんが住んでるところが雨だって、日本全国雨だとはいえないわけで、ね。雪の話をしてました(笑)。でも、やっぱり自分が言ったことから、まーちゃんがなんか発展させて会話をしてくれたときっていうのは嬉しい。で、写真をもらって、握手してもらって、満足して帰りましたとさ。
翌日に
さっきも書いたとおり、ある意味ではストリートライブ的なところもあったから、まーちゃん、そっちにも手を振ったり何やかやとしてたりね。あるいは、道行く人が足を止めてっていうのが、まーちゃんから見えたと思うんだけど、そうした光景が、まーちゃんにはどう見えたのかなってところがちょっと気になった。それを見ていながらああいう、普段の調子で普段してる話をしてるんだからね。それが魅力のひとつではあると思うけど。
今回、カラオケでの歌になっちゃってたのはやっぱ残念なところではあるけど…いろんな制約の中でやんないといけないからなぁ。だから、今回は歌自体の印象よりもまーちゃんがどんな話をしたとか、歌いながらどんなふうだったかってことのほうが印象に残ってるような気がする。まぁ、こういう、今までやったことがほとんどないようなシチュエーションでのイベントだったから、それはそれでいいのかもしれないけどね。それに、そうしたところを楽しく見てたわけだから、やっぱり行って得したんだと思う。
|