
mayumi.company株主総会
2004.6.12 at 東京都品川区・六行会ホール
株主総会パート
会場入りしてから、雑談などしながらしばらく過ごすと、なぜかメイド服を着た女性が登場。社長の命令だったらしい。いや、声優イベントだからって、メイド服を着なきゃいけないってことはないはずなんだけど(苦笑)。ちょっとした前説をして、彼女(社長秘書)は退場。
社長を待つことほんのちょっと。また後ろから入ってきた。どーしてこの人はこういうのが好きなんでしょうかねぇ。今回のスーツは、めでたく(?)妹さんから借りられたリクルートスーツ。って言っても、自分の大学の入学式のやつとそんな変わんないように見えるのがなんとも…ね。ステージ上に上がって、とりあえず挨拶と訓示。いつものようにちょっと寒いギャグを織り込みながら話が進む。
一通りの話が終わったところで、今回のメインイベントに入る。議題は「新コーナー検討」。今までやっていたとあるコーナーを終了させて、新コーナーを立てるのだが、そのコーナーを今回、実演して株主の投票により決定することになった。以下、そのコーナーの実演の様子…。
その1・mayumi.company宣伝会議
これは、何かの宣伝文句をmayumi.companyで考えようというもの。今回のお題は「アクションSF美少女恋愛(…あとなんだっけ?)漫画」。ちょっと、まーちゃんが考えた文句は忘れちゃったけど、聞いていながら「まーちゃん、片っ端からくっつけてればいいってもんじゃないんだよ」って思ったのは事実。
その2・社長のアドリブシアター
もう、実演する前から社長がへこんでたような…。「アドリブが苦手なのを知っててこういうのを出してくるんだから…」とはまーちゃんの弁。抽選箱の中に入っているキーワードを適当につなげて、一つのお話を作ってしまおう、というコーナー。一応、できるだけ再現してみるけど…忘れてるところはごめんなさいね(「」の中がキーワード)。
おばあさんが川に皿洗いに行くと、どんぶらこどんぶらこと「どぶろく」が流れてきました。それをお家に持って帰り、お風呂に入れました。おじいさんは「混浴」でもどうか、とおばあさんを誘いましたが、おばあさんはそれはパス。しばらくお風呂を楽しんでいると、「西郷隆盛」さんが訪ねてきました。しばらくお茶を飲んでいると、カラータイマーが点滅して、西郷さんは「月」に帰ることに。その前に「しゃちほこ」を見に行ったり、「くらげ」を食べたりして、色々と楽しんでました、とさ(…やっぱだいぶ忘れてる〜)。
本当はもっとキーワードがあったんだけど。どんどん話が破綻してくのが笑える笑える。まーちゃん自身は、早く終わりたくってホール後方の機械室を見てたりもしてたんだけど、結局はこの中にあるキーワードを全部引ききるまで終わらせてもらえなかったりして。
その3・社長の幸せ相談室
これは、まぁタイトルどおりのコーナー。今回来てた相談のメール(何で来てんの?)は…。「僕は、毎週土曜日になると、どの声優さんのイベントに行こうか、悩んでしまいます。どうしたらいいですか?」(←会場大爆笑)
社長の答え。「知りません」。ちょっと叩きつけるような口調だったりして…。さすがに、フォローが必要だと自分で感じたのか、「でも、悩むことなんでないでしょ?」と、客席に念を押してた。
相談その2。「僕は、秋葉原に行くとついつい衝動買いをしてしまいます。どうしたらいいですか?」(←会場再度大爆笑)
社長の答え。「秋葉原に行かなきゃいいんだよ」
この2つの質問で、客席があまりに笑うもんだから、まーちゃんひと言。「何でここでこんなに笑ってるの」だって。まぁね、身につまされる人も多いんだろうし(笑)。で、他にも相談があったんだけど、見事に忘れてますので(笑)。
ってな感じで、まーちゃんの実演が終了。一通り、やってみた後でまーちゃんがひと言。「2番には丸をしないで下さい」。しかし、投票用紙が開演前に配られていたので、すでに丸をつけていた人も多かった。私もね、開演前に2番に丸をつけてたりするんだよな(笑)。そういう人へのまーちゃんの要望。「それはゴミ箱に捨ててください」。やだ(笑)。
この後、mayumi.companyはこれがないと成り立たないといわれる(ほんとかよ?)イラストコーナーに移行。まーちゃん憧れの(?)初デートや、さっきアドリブシアターで作ったストーリーを描いた。ま、まーちゃんのイラストは毎度のことながらああなんで、ね。でも、自画像を書こうとして見事に破綻したのには苦笑。
以上で株主総会は終了。まーちゃんは挨拶を済ませると、一度着替えのために引っ込んでいきました。
Intermezzo
まーちゃんが着替えている間、「ロマンチックだね」、「ミントと口笛」、「星空にお祈り」のPVやこの間行ってきた千葉県白浜町でのアルバム「∞Infinity∞」のライナー撮影の様子などを放映。写真を撮るのに、砂浜を走り回ってみたり、波遊びをしてみたり、色々と楽しそうに走り回ってた。
映像がひと段落つくと、スーツからジーンズスタイルに着替えたまーちゃんが登場。PVの話をした後で、さっき流れた「星空にお祈り」の作詞・作曲をした故岡崎律子さんへの思いを話す。「これからは星になって見守っていてほしいな」とか、「まだ生きている私は、作ってもらった歌の思いを大事にしていかないといけないんだ」とか、岡崎さんの遺影を前にして思ったよう。
ミニライブパート
いよいよ、お待ちかねのミニライブ。今回、全メディアを通じて初めて新曲が聴けるので、少なくとも私はこれを一番楽しみにしてた。まずは前フリとして、アルバムの話。詳細は作品紹介に書くから(各曲のほうもね)、そっちをみてくださいな。
今回のキーボードは、アレンジを担当した宅見将典氏。まーちゃんが、「ここに1本(年齢的に)線が引いてある」って言ってたけど、本当に若い。見たところ23歳ぐらい。その宅見氏の伴奏で歌ったのが、「I'm in the Pink」、「moonless」、「∞Infinity∞」の3曲。
合間合間に、特典の話なんかも織り交ぜながら進んでいく。「DVDはお笑いの要素も入るかも」とか、朗読の方のCDにはいる予定の曲を話したり(「DESTINY」、「優しい約束〜TO MY FRIEND〜」、「君といたmemory」、「『またね。』」などなど)、イズミカワソラさん(「I'M IN THE PINK」)が、「まーちゃんの詞は情景が浮かぶから、すぐに曲が書ける」って言ったとか、そんな話をしながら進む。
歌のほうは、無難に……進まなかったんだよ。「∞Infinity∞」で、5回ぐらい書きなおしたところがあったんだけど、そこのところで見事に歌詞を(また)すっ飛ばしてた。まーちゃん、新曲の歌詞は飛ばさないでよ(苦笑)。それ以外は、ちゃんとやってくれてたんだけどね。まぁ、今回は雰囲気が雰囲気だったし、全部新曲だったしで、客席の方もおとなしい。聞きながら、「ライブのときにはどんなふうになってるんだろうな」って思ったのは、こういうときにはいつものこと。元気にのってたり、静かに聴いたりしながら、ミニライブは終了。
最後に、まーちゃんがひと言。「今日は、株主総会ですから」…あ、そー言えばそうだったっけ。そのことをミニライブですっかり忘れてたよ。で、何のイベントに来たのかを思い出した所でイベントが終了した。
おまけパート
……でさぁ、何でこういうところでアンコールが出るわけ? それって絶対まーちゃんに甘えてると思うんだけど…って、まーちゃん出てきたよ。しかもまた客席から。
ステージに再び上がると、今回のおまけゲストのマジシャン氏の紹介。ま、さっきも出てきた宅見氏だったりするんだけど。彼は、化粧品箱を自分で改造したマジックのネタ箱を持っているほど、手品に通じてる。なんか、色々締めてそのとき持ってたのに60万ぐらいかけてるって言ってたかな?
マジックが始まってから、目を凝らしてみてたんだけど、もう「え?」ってのの連続。透明なトランプの中から1枚覚えて、それが見えるようになったら、覚えてるのだけが1枚ひっくり返ってたとか、4枚の中から客席の全員がそれぞれ1枚覚えてたら、全員が同じのだったとか…ね。ほんと、「いつの間にそうなってんの?」って、全然わかんなかったもんなぁ。見事なもんだった。まーちゃんが「マジシャンで食べられるんじゃない」って言ったのもむべなるかな、だよ。
で、締めにまーちゃんがおまけのひとつ。「耳が大きくなっちゃった!」って、仕込んでたの? まーちゃんまでひとつやってくるとは思わなかったよ。
これで、本当に終演。後は、開演前に渡された紙を、ちゃんと記しつけて投票箱に入れて帰るだけ。私の2番のやつも、ちゃんとゴミ箱じゃなくて投票箱に入れて帰ってきた。
最後に
実は、書きたい感想は今回文中に大体書いちゃったんだけどね。やっぱり、まーちゃんが即興でなんかやろうとしてるときが一番盛り上がってないかい? 自分で「アドリブに弱い」って言ってるけど、それを求められてあたふたしてる時に、色々なところからツッコミが入ったりしてね。客席とステージの上が、ある意味親近感にあふれてるっていうか、そんな感じ。
だから、ライブなんかに比べて、まーちゃんを近くに感じるようにも思うし、その辺がこうしたトークイベントの魅力なのかもね。
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