<3>リズムと拍子について

 音の長短の組み合わせ=リズムと拍子……

音楽には、音楽の進行を「1、2、3、4」と数える速さ「テンポ」と言うものがあります。その「1、2、3、4」と数える単位を「拍」と言います。その拍をいくつ単位で数えるのでしょうか?「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12‥‥」などと数えていてはすぐに数字が一杯になってしまうので、普通は「1、2、3、4、1、2、3、4、」の様に、わかりやすい数で繰り返しますね。この拍を数える繰り返しの数のことを「拍子」と言います。繰り返しの数が4であれば「4拍子」と言い、3つずつ繰り返して数えるものを「3拍子」と言います。2つずつなら「2拍子」です。  そして、拍のカウントの1回分を「1小節」と呼びます。 この3種の中では、全音符を1小節とする「4拍子」が最も多く用いられており、標準的な拍子といえましょう。  全音符を1小節とする拍子、つまり4分音符を1拍として数える4拍子のことを「4分の4拍子」と言います。次の例を見てください。

<4分の4拍子の例>

<4分の3拍子の例>

<4分の2拍子の例>


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