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「竹工房とよ」は竹かご(竹工芸、竹細工)と新道具(工具)の制作と販売を専門とするショップです。

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特集1.六つ目編みの竹ひご寸法

六つ目かご

竹工芸、竹細工、各種竹かごを製作されておられる皆さん
六つ目篭の「立ち竹寸法」はどうして決めておられますか?

ここに簡単な方法を紹介します。
(文献:Bamboo Voice No.17 、P2~9,2002  竹資源活用フォーラム発行より)

例:外径200mmの六つ目かごで、底の一方向の立ち竹本数 n が8本(従って総立ち竹24本)、竹の幅4mmの場合の立竹の厚さは?

答え
1.図1の左縦軸で外径200mmの位置から右へ行き、立ち8本と交差する点を下へ降り、六つ目ピッチ21mmを得る。
2.図2の左縦軸で21mmを右へ行き、幅4mmと交差する点を下へ降り、答へ0.5mmを得る。

(大籠の場合や式については、上記文献をご覧下さい。)
六つ目

例:総立ち本数24本の場合


     
     
    
六つ目一つの大きさの記号をP (ピッチ)とします


六つ目かごの特性
図1.六つ目かご外径とピッチの関係



六つ目かごの特性
図2.六つ目ピッチと立ち竹厚さ、幅の関係

六つ目かご

六つ目の大きさは編む時の手加減によってどの程度変えられるか?

 上の図から推定できる目の大きさは、ある程度余裕があります。緩めて編んで目を大きくするのは10%程度、小さくする(強く編む)のは10~20%程度は変えられます(竹巾3.5mm,厚さ0.4~0.5mmの場合)。
 左の写真は真ん中の胴の部分を緩くあみ、上下の部分は強く編んで絞った例です。


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