No.023

涸沢へのトレッキング

2001. 10. 7 掲載

唐松岳で、はまってしまったのか
トレッキング好きになってしまったようである。

もともと1000m〜1500mくらいの山には、
紅葉目的で毎年登ってはいたのだが..

初心者なので、どこへ行こうか迷っていたのだが、
テレビや写真集などできれいな紅葉の涸沢を何度も見ており
すごく行きたくなっていたところにヤマケイ(山の雑誌)の
涸沢が燃えていると言う本を発見して行く事に決定。

本によると歩行時間は6時間50分と書いてあり
そんなに歩けるかいなと不安でもあったが

穂高連邦を歩くと言うガイドブックには、
上高地〜横尾〜涸沢は☆で、
基本的な登山技術を身につけていれば楽に
歩けるコースと掲載されているので、まるぼーも大丈夫だろうと..

10月5日(金)朝3時に起き、3時40分に出発。
眠くなるといけないので栄養ドリンクを飲む。

先輩宅経由で、平湯へ6時20分頃到着
バスに乗り換え7時10分に上高地へ到着
即、歩き出し横尾で昼食。
あいにく、時々小雨が降るが、カッパはきなくても良い程度。
昼からはどんどん回復傾向と言う、うれしいではないか。

途中先輩のふくらはぎに異変が起こりそうになるが
ペースを少し落として無事となる。
まるぼーはペースダウンを喜んだに違いない。

涸沢に近づくとどんどん、ななかまどの紅葉がきれいとなるが
なんとなくカメラを出す元気なし。明日は良い天気だから明日に期待しようと。


涸沢ヒユッテの少し手前にて

結局、涸沢小屋に14時過ぎ到着。昼食除くと6時間の歩行時間である。
残念ながら曇り模様で穂高の山々も雲につつまれていたりで
きれいな紅葉の色もくすんで見えた。


小屋と前穂

涸沢小屋では、紅葉のピークで3連休の前日と言うこともあり
8畳間に20人と、寝返りが簡単にできないスペースである。
でも明日だと同じスペースに倍は泊まると言う恐ろしい。
この辺の話は、まるぼーが書いてくれるだろう。

消灯は21時、唐松でイビキに悩まされたので今回は、耳栓を
持参、その効果絶大で熟睡までいかないがある程度寝れた。

同じ部屋の燃えていたおじさんの話もまるぼーにまかせよう。


3時頃かな!星がきれいでした。山は前穂(ポジ)

翌朝は、快晴であった。4時頃おき、5時には涸沢ヒュッテ方面へ
少し降り、モルゲンロート(朝焼け)にトライ。
5時30分頃見れると聞いていたので、40分を過ぎてもきれいな
朝焼けにならないなと思っていると、なんともきれいなモルゲンロートが
出現。あわててシャッターを切る。素晴らしかった。


モルゲンロート


有名なテント村(ポジ)


その後、朝食をとり、7時15分に出発。
行きとは別ルートの屏風の頭経由のパノラマコースで下山。
屏風の頭から見る穂高連邦、槍ガ岳はとにかく最高で、
屏風のコルから下山するときはこの景色がもう見えなくなると思い残念であった。



屏風の耳から見た穂高連邦全景



屏風の耳から見た前穂高(ポジ)


その後は、すぐに徳沢まで着くと思っていたものの
なかなか着かず足はガクガクになってしまった。

帰ってきてからガイドブックを見ると下りは☆☆印のコースであった。

結局、写真を撮りながらゆっくりきたせいもあるが上高地には16時に到着。
16時30分の平湯行きのバスに乗った。
帰りも眠くなるとまずいので、栄養ドリンクを飲んだ。

今回は、2日目の天気に恵まれ最高のトレッキングとなった。
次回は、北穂高も含めて夏にも是非行ってみたいと思う。

<<行程など>>

行った日は、2001年10月5日(金)〜6日(土)

富山→平湯***上高地〜明神池〜徳沢〜横尾〜本谷橋〜涸沢小屋(泊)

涸沢小屋〜屏風の耳〜新村橋〜徳沢〜明神池〜上高地***平湯→富山

→車  ***乗物   〜歩き

<<今回の教訓など>>

耳栓の効果は絶大。まわりの音が気になる人は必携。

人気スポットは金曜日を除く平日に泊まりましょう!

眠気防止のドリンクも効果てきめん。

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ぱきらぎゃらり 涸沢へ

涸沢の地図

ひとりごと