バドミントンの生理学的研究の解説のページ

このページは,バドミントンに関する運動生理学的研究について,簡単に解説するものです.このページについてご意見,ご質問があればメールにてお願いします.
toshiaki@mahoroba.or.jp

[中谷のホームページへ] [バドミントンの生理学的研究のホームページへ]

バドミントンのしんどさとは?

●バドミントンは非常にしんどいスポーツです.では,なぜしんどいのでしょうか? 皆さんが,シャトルコックを追ってコート内を動き回ると,息(呼吸)が”ゼーゼー”してきますね.これは,呼吸がその運動についていけなくなって現れる警報といえます.ではなぜ,”ゼーゼー”するのでしょうか? それは,運動を続ける能力である持久力がないからです.持久力は酸素を取り入れる能力と考えられますから,”ゼーゼー”することは,酸素を取り入れるための肺機能が低いことと,末梢の筋肉への酸素の運搬能力が低いことと,運動している筋肉が血液から溶けた酸素を取り入れる能力が低いために起こる症状といえます.これでは,相手に勝つ前に自分に負けてしまいます.試合に勝ちたいなら,まず持久力を付けることが大切です.


●この後も,徐々に解説を追加していくつもりです.