防火装置の不具合 放置は許されない 建築基準法で建物の防災施設や屋上防水などについて定期的な点検が義務付けられています。 青葉小の防火シャッターを現地確認 火災発生時に児童生徒の命を守る防火シャッターや防火扉は30校で不具合が指摘されています。 |
学校給食のアレルギー対応を拡大 久喜市では2021年2学期から新学校給食センターで《アレルギー対応食》の調理を開始しました。 |
生活保護世帯が増え続け、過去最多に 生活保護の相談や申請、決定が大幅に増えています。今年度上半期(4~9月)の相談件数は318件(前年比29%増)、申請180件(同59%増)、生活保護の新規開始123件(同62%増)でした。 その結果、9月の生活保護受給数は過去最多の1406世帯に達しました。人数では1814人で、これまでは2019年の1819人が最大でしたから、それに次ぐ多さです。
高齢者ひとり暮らしになって生活窮迫 生活保護世帯の内訳(下表)では高齢者世帯が46%、人数でも45%を占めています。特にひとり暮らしの高齢者が年金だけでは暮らせないで生活保護に頼らざるを得ない実態が顕著に現れています。
久喜市の生活保護基準(最低生活費・23年10月時点)は、70歳代でひとり暮らしでは1か月6万9670円で、他に住宅扶助(家賃)が限度額3万7000円まで支給されます。 70代で2人暮らし世帯では住宅費を除く最低生活費は月約11万円、40代の親と小学生の母子家庭の場合の最低生活費は約14万円で、それ以下の収入の人は生活保護に該当します(貯金額その他の条件によって受けられないこともあります)。 社会福祉協議会でも困窮者自立支援事業を行っていて、上半期の相談件数は264件に上りました。 社協で行っていた生活資金特例貸付けの終了にともなって生活保護申請が増えています。 住居確保給付金は20件に支給されました。また生活保護にあたると判断されて、市の生活支援課を紹介されたケースも9件ありました。 |
市議会欠席は「届出書」を提出すべき
久喜市議会では、本会議や委員会の会議を欠席するときには「理由を明記した欠席届出書を提出する」ことになっています。
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市議会本会議場のバリアフリー化
久喜市議会バリアフリー化推進委員会は9月22日の第2回委員会で、市議会本会議場の入口から議員席に上がる段差にスロープを設置する案をまとめました。 |
★イスラエルによるガザ地区侵略。 |
今度は久喜東小でも 外壁落下事故 市内の多くの公共施設で、排水管やエアコンの故障、雨漏りが多発しています。 |
★久喜市でも生活保護が増え続けています。市の生活支援課への相談件数は昨年の2倍に上り、生活保護受給世帯が9月に1406世帯で過去最多、人数で1814人に達しました。詳しくは次号で。★ |
私たちは政務活動費を何に使ったか 久喜市議会では4半期ごとに1人1か月3万円の政務活動費が、各会派に交付され、支出報告書と領収書の提出が義務付けられています。市民の政治を進める会(猪股・川辺・田村)の7~9月分の使途報告と明細です。 |
パートナーシップ制度拡充を求める 同性カップルを婚姻に相当する関係として認証する「久喜市パートナーシップ制度」は2021年からスタートしました。市議会でさらに当事者が使いやすい制度拡充を提言し、10月から一部が改善されました。 引き続き次の課題も検討するよう求めます。 (1)同性カップルが養育する子どもも「家族」として登録することができるようになりました。 春日部市などでは制度の名称を「パートナーシップ・ファミリーシップ制度」と表現しています。 久喜市の制度も実態に合わせて名称も変更した方がいいでしょう。 (2)これまでは同性カップルが市役所へ来て職員の前で「宣誓」しなければなりませんでしたが、宣誓書を郵送して登録できるようになりました。 一歩進めて宮代町のように「届出制度」に変更するべきです。 「宣誓書」にこだわる必要はありません。 (3)さいたま市・越谷市・春日部市・草加市と連携協定を結んで、引っ越しても登録を引き継げるようになりました。 さらに隣接する宮代・杉戸・白岡・幸手・蓮田など、同様の制度を持っている市町との連携を拡大するべきです。 |
久喜市が学校給食費値上げを決定 10月23日の学校給食審議会で、来年4月からの学校給食費の値上げ案が決まりました。
学校給食費保護者負担の県内比較 (単位 円)
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