4月、久喜市の保育所 “待機児童”125名 今年度の保育園、認定こども園などの保育を行う施設の定員は2962人で、昨年より約300人の拡大となりました。新規の入所申込者数は前年度とほぼ同じで、「入所保留者数」=待機児童は125人で、約30人減少しました。 厚労省の基準では、子どもが預けられないので仕事が決められないでいる人は『求職活動をしていない』とみなされたり、保育園の決定通知が来ても職場と反対方向だったり、遠くて通えないなどの理由で辞退した人などは、待機児童の集計から除外されます。 これは待機児童の実態を小さく見せかけるものですが、この厚労省の基準による集計で、はじめて「待機児童=0」となりました。 しかし実際には、「入所保留者」の他にも、入所の条件に見たなかったりして申請を取り下げた人が「39人」もいます。 これを合わせると、入所を希望して申請書を出した内の160人以上の子どもたちが、入れなかったことになります。 今年度は栗原地区に「きららの杜保育園(定数106人」と、「きららの杜 久喜小規模保育園(定数19人)」が開設されましたが、引き続いて保育園の開設を進めていかなければ、また待機児童が増えていくことになりかねません。
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高齢者4万8700人 ワクチン接種開始 久喜市では85歳以上の高齢者7000人に、4月26日にワクチン接種券を発送し、5月10日から予約受け付けをスタートしました。ネットでは比較的取りやすかったようですが、電話は何十回かけてもつながらない状態になって、多くの市民はもうムリだと思ってあきらめてしまいました。 その結果、16~29日の予約枠3196人に対して、10日の夕方までに予約が入ったのは約2200人だけで、1000人分が残ってしまいました。 全部の予約枠が埋まったのは1週間後でした。市は予約枠が残っていることを、あらゆる手段で市民に知らせるべきではなかったでしょうか。 【その後も新たに予約枠の拡大がされています。】⇒5月中の予約枠が288人分追加されました。 17日には75歳以上の1万7000人に接種券が発送されました。25日から6月前半(約3000人)分の予約、6月1日には後半分の予約受け付けも開始されます。 【一部のスケジュールを変更】⇒75歳以上の方の25日からの予約で6月中全部を受け付けます。 しかし6月中の集団接種の予約枠は最大でも1万人分くらいにとどまるので、いっそうの混雑が予想されます。 予約枠が残っているかどうか、市のホームページなどで確認する必要があります。 65歳以上の2万4700人に対しては、31日に接種券を発送し、6月15日に予約受け付けが始まります。 病院や診療所などでの個別接種は6月20日からスタートし、市では基本的に集団接種から個別接種へと切り替えていく方針です。 個別接種の予約もすべてコールセンターで6月1日から受け付けますが、それぞれの診療所などの接種可能人数や接種日時はまだ明らかにされていません。 高齢者ワクチン 7月中に完了は不透明 国は高齢者のワクチン接種をすべて7月中に完了する方針を表明したものの、本当に全国の自治体で高齢者の接種を7月中に終えることができるかどうかは、まったくの不透明です。政府の計画通りなら、久喜市の高齢者4万8700人分のワクチンが7月までに届きます。 しかし6月までに集団接種できるのは最大でも1万人程度の見通しですから、残りを7月までに終わらせるのはきわめて困難です。 久喜市の接種体制の拡充が急務です。 なお、65歳未満の市民はさらに遅れて、6月29日に接種券を発送し、7月13日から基礎疾患のある方を優先して予約を受け付けます。 ★久喜市のワクチン接種初日の5月16日の予約420人の内、5人が接種できず、会場の医療従事者で未接種者に接種した。 久喜市では「キャンセル待ち待機者」募集には応募がなかったというが、なぜだろう。★ |
低所得の子育て世帯に対する支援給付金 まず3月30日に市議会で可決された一般会計補正予算で、低所得のひとり親の児童手当受給世帯(806世帯、1239人)に対して、児童1人あたり一律5万円の給付金1億2000万円の支給が決まり、すでに5月までに支給が完了しています。 その後、それ以外のふたり親などの子育て世帯に対する特別給付金の枠組みが公表されました。6月市議会に補正予算が提案される予定です。 対象世帯は、 (1)児童手当を受給していて、住民税均等割非課税世帯(約600世帯)に対しては、6月中に市からお知らせが郵送され、7月に支給される見通しです。 (2)その他、「新型コロナの影響を受けて家計が急変し、住民税均等割が非課税の世帯と同様の事情にあると認められる世帯」(推計約900世帯)に対しては、7月に申請を受けてから支給を決定することになります。 |
青梅市議会の「通年議会制度」を視察
4月15日、「久喜市議会通年議会検討委員会」で青梅市議会の通年議会制度導入の経過と成果について研修視察に行ってきました。 |
コロナ感染し、1週間のホテル療養 私は4月23日にPCR検査を受けて24日に陽性が判明し、幸手保健所の指示により1週間のホテル療養をしました。私への感染経路は完全にわかっていて、発熱はなし、症状は咳程度でごく軽度ですみ、5月3日に医師の許可を得て退所・復帰しました。 私からの濃厚接触者や感染拡大もありませんでした。 保健所指定のホテルでの隔離生活では、まったく人に会えない代わりに、費用の心配もなく食事や日常生活用品は支給され、1週間を本や資料を読んだり原稿を書いたりして安心して過ごすことができました。 困ったのは運動できないことくらいでした。 私はほとんど症状もなく過ごしましたが、もしも発熱などの症状がある方だったら、軽度と言ってもホテルで医療も受けられずに隔離生活を送るのはどんなに不安だろうと思います。 そのような場合の精神的・医療的ケアはどうなっているのでしょうか。 ★感染しても軽度で自宅療養の場合、希望すれば保健所から1週間分の食料品は支給されますが、医療にもかかれず、人にも会えずに1週間を過ごさなければなりません。どのようにフォローしているのでしょうか。★ |
2021年 5月 | |||||
20 | 木 | 9:00 | 代表者会議 | 傍聴できます | |
27 | 木 | 9:00 | 議会運営委員会 | 傍聴できます | |
2021年 6月 | |||||
3 | 木 | 9:00 | 【本会議】 | 開会、議案の上程、提案理由の説明 | 傍聴できます |
10 | 木 | 9:00 | 【本会議】 | 一般質問(1) | 傍聴できます |
11 | 金 | 9:00 | 【本会議】 | 一般質問(2) | 傍聴できます |
15 | 火 | 9:00 | 【本会議】 | 一般質問(3) | 傍聴できます |
16 | 水 | 9:00 | 【本会議】 | 一般質問(4) | 傍聴できます |
18 | 月 | 9:00 | 【本会議】 | 議案質疑 | 傍聴できます |
21 | 月 | 9:00 | 委員会 | 総務財政市民常任委員会 | 傍聴できます |
22 | 火 | 9:00 | 委員会 | 福祉健康常任委員会 | 傍聴できます |
23 | 水 | 9:00 | 委員会 | 建設上下水道常任委員会 | 傍聴できます |
24 | 木 | 9:00 | 委員会 | 教育環境常任委員会 | 傍聴できます |
30 | 水 | 9:00 | 【本会議】 | 委員会の審査報告、討論、採決 | 傍聴できます |
久喜市も2050年CO2排出ゼロ宣言 4月22日、市のホームページに市長の「ゼロカーボンシティ宣言」が掲載されました。昨年から市議会で何度も「気候非常事態宣言」「CO2排出ゼロ」を表明するよう求めてきました。 市長はずっと判断を先送りしていましたが、2月議会の施政方針演説で『2050年に久喜市のCO2排出量実質ゼロをめざす』と表明しました。 国会での管首相のゼロカーボン表明を受けて、ようやく久喜市としての決断に至りました。 2050年「ゼロ」実現のためには、環境基本計画でこれまで2030年のCO2排出量削減目標を28%としていたのを、大幅に引き上げる必要があります。 また全公共施設への太陽光発電設置、再生可能エネルギーの導入、市内住宅への省エネ・リフォームの促進など、環境政策の転換も求めていきます。 |
議員が賛成討論で、執行部が書いた原稿を読んでいた!? 議員の最も大切な仕事は議会での発言です。 |
コロナウイルス感染者 年間594人 久喜市内の新型コロナウイルス感染者は3月までに594人、4月末には682人になりました。第1波5人、2波の感染者55人から、3波(11~3月)で534人と急増しています。 第2波までは外出先で感染する割合が高かったのですが、3波からは家族や勤務先、施設等での感染が増えています。 3月末までの1年間の集計で、感染源不明は180人、感染経路がわかっているのは414人です。 家族内の感染が138人(23%)、勤務先での感染が90人(15%)で、その内の70人は医療機関、高齢者や障害者の施設職員などのエッセンシャルワーカーの方々です。 高齢者や障害者の入所・通所施設、入院先での感染者が101人(17%)で、これらの施設等の従事者と利用者を合わせると約170人(29%)にのぼり、これらの施設等でのクラスターが大きな割合を占めています。 久喜市では勤務先や利用施設等と家族間の感染がおもな感染経路になっています。 「感染源不明」はずっと30%程度にとどまっており、市内での市中感染が広がっているという状況ではありません。 年代別の割合はあまり変化はありません。 子どもの感染者が増えていますが、子ども同士の感染ではなく家族内で大人からの感染が多いと推測されます。 |
生活保護世帯数が増加 過去最大に 昨年2月から4月にかけて相談、申請件数が増加したものの、7月くらいまでは生活保護世帯もほぼ前年度とあまり変わらずに推移していました。 これは、国民すべてへの一律1人10万円の特例給付金や、社会福祉協議会の生活資金特例貸付や住居確保給付金支給を受けて、多くの世帯では生活保護の一歩手前のところで、何とか生活を維持してきたとみられます。 しかし年度後半に入ってからは生活保護の相談件数、申請件数が増加傾向に転じています。 その結果、今年3月には生活保護受給世帯数は1336世帯で過去最大に達しました。
久喜市の生活保護は、国の抑制政策の影響で2年前から微減傾向にありました。 しかしこのまま景気後退と失業率が回復しなければ、まもなく世帯数、人員とも過去最大を更新するのは必至です。 社会福祉協議会で実施している「生活困窮者自立支援事業」も、昨年から相談者が増え続けています。 今年3月だけで358件、1年間で2316人が相談に訪れ、生活資金の特例貸し付けは1827件、返済の必要がない住居確保給付金の支給は205件にのぼっています。 社協に相談に訪れた方々の中で、生活が保護で対応するのが適切と判断されたケースも20件近くに達しました。 |
★私は4月下旬にPCR検査陽性と判定。 発熱はなく、濃厚接触者もなし、保健所の指示によるホテル療養を経て、5月3日に医師の許可を得て復帰しました。 貴重な経験を今後の政策提言につなげていきます。★ |