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久喜市議会議員 いのまた和雄
市政報告『声と眼』471号
2014年 3月 24日
『声と眼』
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議員の発言の実態をどう見たらいいか
『声と眼』471号 2014/3/29

 議員の最も重要な仕事は議会での発言です。@「一般質問」は、各議員の問題意識に基づいて市政の課題や政策提言を行います。A「議案質疑」は予算や条例案に対して問題点を指摘したり改善を求めます。B「討論」は、議案に対する評価や賛成・反対の理由を述べて態度を表明します。
 一般質問は何でも質問できるので比較的活発ですが、議案質疑や討論が少ないのが久喜市議会の弱点です。議会は市長と市政に対するチェック機関なのですから、もっと議案審議にも力を入れるべきではないでしょうか。
もちろん発言しさえすればいいというものでもありません。中には、『○○はどうなってますか』『□□について教えてください』という“ちょっと聞いてみただけ”的な質問や、演説、評論家みたいな発言も…。本当は、議員はもっと政策的な提案や議論をしていくべきなのですが…。


久喜市議会2013年度の本会議
各議員の発言回数調査

2010〜2013年、任期中4年間の集計では 


★市民の眼で議会をチェック−−
議員の発言のようすをインターネット録画映像で見ることができます。
《久喜市のホームページ → [インターネット議会中継]へのリンク》★

放射能から子どもたちを守る会・久喜 3月の例会

【勉強会 第3回】
“内部被ばく”どうすれば防げる?
−食品や土壌の放射性物質を測定するには?
 自治体の測定器をじょうずに使って、身の回りの放射能を知ることから始めよう−。
ご自由にご参加ください。

  3月27日(木)10:00〜12:00
 ふれあいセンター久喜2階・ボランティア室

問い合わせ 090-3547-1240(猪股)

猪股市議の一般質問 1

 

【一般質問】 非婚のひとり親家庭の保育料低減

 保育料算定の階層区分は市民税課税額で決まります。
離婚や死別でひとり親家庭となった場合、所得税や市民税に寡婦控除が適用されるので、低い保育料の区分になります。
しかし非婚や未婚のひとり親家庭には税法上の寡婦控除が適用されないため、保育料は高い階層区分にあてはめられてしまいます。

 ひとり親で低所得という条件が同じであれば、婚姻歴の有無によって区別をしないで、離婚・死別と未婚・非婚の別に関わりなく、同様に扱うべきです。
昨年の議会で提案したところ、福祉部長が『子育て支援や非婚のひとり親家庭の自立支援の観点から研究する』と答弁していました。
2月議会の一般質問で、新年度には実施するよう求めました。
当局は『未婚・非婚のひとり親家庭の経済的負担の軽減、また同じひとり親家庭の間での不公平を是正するため、新年度の保育料算定から、寡婦控除の見なし適用を実施する』と答弁し、方針の変更が実現しました。

 審議会で視覚障害の委員にも読める資料を

 市の政策に多様な立場の意見を反映するために、障害者施策推進協議会などに視覚障害の委員が選任されています。
ところが会議で墨字(活字)の資料しか配付されなかったりします。
全盲の委員に対しては、資料を点訳や音訳などで“読める”形にして渡すのがあたりまえなのに、こんな情報格差は許されません。
−昨年制定された「障害者差別解消法」では社会的障壁を除去するために、障害者に対して行政が合理的配慮をすることが義務づけられており、直ちに改善すべきです。
市は今後、「可能な限り資料を音訳や点訳して対応する」と答弁しました。

【一般質問】 市営釣場の運営改善を求める

 清久工業団地内の清久大池・西池に市営釣場があって、シルバー人材センターに管理運営を委託しています。
2005年の入場者数は4万人台でしたが、13年には2万人と半減、利用料金収入も3800万円から1600万円にまで減って、人件費等の運営経費を差し引くと大幅な赤字経営です。
シルバー人材センターは釣場の経営で利益を得た中から1130万円を市に納付する契約になっているのですが、実際には1200万円以上を持ち出しで穴埋めしています。

 この釣場は以前は関東一円でも人気が高かったそうですが、最近では「釣れない」「施設も悪い」と評判も落ち込んでいます。
このままでは市の貴重な収益事業がなくなってしまうばかりか、久喜市の評価も下がってしまいます。
最大の原因が釣れなくなったことにあるのははっきりしていますから、放流量を増やすことと、老朽化した施設の改善やサービス向上を進めるよう求めました。
また何よりも釣り客の生の声を取り入れていく姿勢が必要です。 

 4月、市議会議員選挙です
いのまた和雄の選挙事務所と第一声のご案内

 4月13日/告示、20日/投票で行われる久喜市議会議員選挙の「第一声」を下記の通り行います。
  ●4月13日(日)午後1時半〜
  ●自宅前(下記の地図を参照)

ポスター貼りのボランティア募集

 その後、午後2時頃から市内全域に選挙ポスターの貼り出しを行います。ポスター掲示場は288か所もあって、4年前の選挙ではたくさんのボランティアの方々が集まってくださり、全部を貼り切ることができました。
 今回もみなさんの助けがどうしても必要です。ポスター貼りをお手伝いいただける方、ご連絡をお願いいたします。
 ⇒ 連絡先 090-3547-1240(猪股の携帯)

★市長選挙は現職と新人2人、市議選(定数30)には現職25、元4、新人10の39名が立候補すると見られる。地区別では久喜地区18、菖蒲8、栗橋7、鷲宮5、不明1★

久喜市議会議員 いのまた和雄
市政報告『声と眼』470号
2014年 3月 10日
『声と眼』
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【2月市議会】 2014年度予算案に賛成討論を行いました

 3月6日の市議会最終日、私は2014年度一般会計予算について賛成討論を行い、

(1)予算編成過程の公開を市民にわかりやすく進めること、
(2)合併に伴う道路整備などの大型公共事業が同時に進行しているが、近い将来の財政圧迫要因とならないよう注視すること、
(3)市の行政が現状維持指向やマンネリ傾向に陥らないよう配慮し、そのためにも職員の先進地視察や政策研修の充実などを求めました。

共産党が予算の修正案を出したけれど

 共産党が当初予算の修正案を提案しました。おもな修正内容は、一般会計予算では歳入の公民館使用料の削減、国民健康保険会計と介護保険会計の国保税と介護保険料収入の減額、水道事業会計で料金収入を減額するものです。
しかし歳入を削減するのであれば、公民館条例や国保税、介護保険料、水道料金引き下げなどの条例改正が必要ですが、共産党はそれらの条例改正は提案したことはありません。
予算の歳入だけ削っても、条例を改正しなければ市民負担を軽減することはできませんから、本気で国保税や水道料金を引き下げる意志はなく、選挙で宣伝するためのパフォーマンスと判断するしかありません。
結局、他の会派の全員が反対して否決されました。

 2月定例市議会・前議案と各会派の賛否

4月、市議会議員選挙です

市議会議員選挙は4月13日告示、20日投票で行われます。
私も立候補準備を進めていますが、いちばんたいへんなのは初日のポスター貼りです。
ポスター掲示場は288か所もあって、4年前の選挙では多くのボランティアの方々に集まってくださり、全部を貼り切ることができました。

 今回もみなさんの助けがどうしても必要です。
4月13日(日)の午後から、市内のポスター貼りをお手伝いいただける方、ご連絡いただければ幸いです。
よろしくお願いします。


猪股市議の一般質問 1

【一般質問】  放射能から子どもたちを守るために

 久喜市は2011年3月11日の福島第1原発事故後に、小中学校などでの放射線量の測定、学校や保育園給食の放射性物質検査、市民への放射線量測定器の貸し出し、市民からの持ち込みによる食材検査など、放射能汚染の監視と公表を続けています。現在では環境中の放射線量も比較的安定していますが、依然として福島第1原発から汚染水の漏出と大気中への放射性物質の放出・拡散も続いています。久喜市の放射能汚染監視体制を維持し、これまでの放射能測定・検査を継続するよう求めました。市も引き続き実施していく方針を明らかにしました。

【一般質問】  原発に依存しない持続可能な社会へ

 2011年に、市の公共施設の電力購入契約を東電以外の電力会社に切り替えるように提案しました。その後、市役所や小中学校など条件の合う46の公共施設で東電以外から電力を購入しています。
 市の公共施設への太陽光発電システムを設置も進められていて、2013年度までに16施設、14年度には東鷲宮小の学童保育施設に設置していく予定が明らかにされました。2022年までに30施設に設置する計画ですが、民間資金を導入して設置計画を前倒しで進めるよう提案しました。
 多くの自治体では、公共施設の屋根を民間事業者に貸して太陽光発電を拡大しています。10数年後に減価償却が終わった段階で設備を市に移管して、その後の売電は市の収入になる仕組みで、市の財政負担なしで再生可能エネルギーの拡大を促進して市の収入贈にもつながります。−残念ながら市は『将来のメンテナンスや撤去費用もかかるので研究していきたい』ときわめて消極的な答弁に終始しました。

【一般質問】 車道の横断歩道に点字誘導表示を 

 従来の点字ブロックは歩道部分にしか敷設されませんでしたが、最近では車道の横断歩道に敷設する新型の誘導ブロック(「エスコートゾーン」と呼ばれています)が開発されています。昨年の市議会の一般質問で久喜市内への設置を進めるよう求めました。<br>
その後、視覚障害者団体からも要望が提出され、今年2月までに東口大通りや幸手県道の横断歩道に設置されました。<br>
今後さらに、視覚障害当事者(団体)の意見を聞きながら、西口広場や大通りなどに設置を進めるよう求めました。

 【一般質問】 久喜駅前などの喫煙場所の改善を

 市役所は建物内全面禁煙で、屋外に職員と来庁者(市民)用の喫煙場所が設置されています。
昨年いったんは、喫煙場所を撤去して敷地内全面禁煙にする方針が発表されたものの、『やりすぎだ』との批判が出て、現在は庁舎西側駐車場の端に屋根と囲いで仕切られた喫煙所が設置されました。
また久喜駅周辺は歩行喫煙禁止地区に指定されていて、東口と西口のそれぞれ1か所が喫煙場所に指定されていますが、仕切りだけで屋根もありません。
市役所も駅周辺も、喫煙場所の周囲にはたばこの煙が漂っていて近くの通行者に受動喫煙を強いています。

 市の方針として市役所庁舎内や駅周辺地区を“禁煙”にして喫煙場所を設けるなら、周辺への受動喫煙をさせないように“完全分煙”とするべきです。
そのためには喫煙場所の周囲を壁で囲んで、排煙浄化装置を設置を設置するよう提案しました。
排煙浄化機は数十万円で購入できます。市には年間10億円のたばこ税収入がありますから、そのほんの一部の財源を使って完全分煙を実現するのは、喫煙者にも非喫煙者にも理解されるのではないでしょうか。

 市は「市役所の喫煙場所で特に苦情はない」「駅前の喫煙場所については、調査研究していく」と答弁し、現状のままとする考えです。

★喫煙所の完全分煙化にしろ、太陽光発電システムへの民間資金導入にしろ、久喜市行政の頑固なまでの「現状維持指向」にはあきれるばかりだ。現状よりも少しでもよくすることを考えてほしい。★

放射能から子どもたちを守る会・久喜 3月の例会

【勉強会 第3回】
“内部被ばく”どうすれば防げる?
−食品や土壌の放射性物質を測定するには−。
 ご自由にご参加ください。

  3月27日(木)10:00〜12:00
 ふれあいセンター久喜2階・ボランティア室

問い合わせ 090-3547-1240(猪股)


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