2007 ライブ

☆2.7 NHK-BS『フォークの達人』泉谷しげる・公開ライブ 

☆5.13 フルライブ! 35曲制覇

☆8.2 WOWOW 泉谷しげる×サンボマスターMusic Bar 音の系譜 公開ライブ

 


 

2.7 
NHK-BS『フォークの達人』
泉谷しげる・公開ライブ 
「南青山 MANDALA」にて

セットリスト
おー脳 
大通りを横切って 
黒いカバン  

野良犬 
新・殺人狂時代 
街角 
寒い国から来た手紙 

川の流れを抱いて眠りたい (時任三郎) 
春夏秋冬 

流れゆく君へ 

テストドライバー        (チャー)
ハーレムバレンタインディ    〃
クレージラブ            〃

09 ゼロナイン 
眠れない夜 
翼なき野郎ども 

Come to my bedside 
野性のバラッド  

           18曲

ライブレポート

 ★ ダヴィンチとピカソ   by タツ

10代の頃は,中学から,泉谷一色。
初めてのコンサート体験も、彼のコンサートだった。

中学の同級生のイシイ君が、光と影を貸してくれた。
彼は,ボブディランや、ジョンレノンのレコードも貸してくれて,今思えば,わたしの音楽体験のスタート地点を作ってくれたヒトだ。

とぼけたような声で,レディス、アンド、ジェントルマン!マイ ネーム イズ シゲル イズミヤ サイコー、サイコー。と叫ぶLPの、なんと新鮮だったことか。

それからとにかく少ないおこづかいをかき集めて,
登場を買い,春夏秋冬を買い,地球はお祭り騒ぎを買い,
黄金狂時代を買い,王様達の夜を買い,家族を買った。

泉谷しげるを聞くコト以外、何か楽しみはあったのだろうか?
と、思うくらい、他に思い出がない。

高校時代は,家にどれだけ早く帰れるかを、同じ蕨に住むタミコと争っていた。

うーむ。暗い青春だ。

そんなに早くうちに帰って,ぎんざナウを見ていた訳ではない。

泉谷の歌の中に入っていた。

なぜ、そんなに泉谷の歌に惹かれたんだろう。

それは、彼の作る歌のすべてが,自分を吐き出していたから。
泉谷は,いつも、向かい風にさらされて,たったひとりで、自分を見つめている。

お前も強くなれ。と、言われているような気がした。

凡人と、表現するヒトの一番の違いは,どこまで自分をさらけだせるか?
と,言うこと。

自分を突き詰めた先の、本来なら、人に見せられない奥の部分までを
さらけ出せるヒトを、表現者と呼ぶのだ。
普通なら,体裁を繕いたがる。それを彼は,とっぱらう。

感情が動いたことを見逃さず,歌に置き換える。
そこには、自分を突き放して眺める,自分がいる。

泉谷は,いうなればピカソ、いうなればゴッホ、の位置にたつ。
技巧よりもなお、感情のままの表現。
非凡なまでのオリジナルな感性。誰もまねできない。

そのむき出しの感性をぶつけられて,ヒトは、ココロを揺さぶられる。

 

ここからが,本題。ライブレポート。ずいぶん前置きが長かった。



わたしとしては、LIVEは、30年近い歳月ぶりなのだ。
高校時代は,コンサートがあれば,飛んでいった。(ひとりで。)

それなのに、泉谷のファンでいることを、一時退場していた。
わたし個人の人生の都合もある。またここに帰って来たことが,本当に 嬉しい。

今回は、NHKの番組収録と言うことで,数々の段取りが決まって いるようだった。

まず、ゲストは、チャーと、時任三郎。

泉谷の単独パートの場面では,中西康晴と、藤沼伸一が参加していた。

わたしとしては、泉谷と、チャーのセッションはもっと見たかった。
テストドライバーと、ハーレムバレンタインディと、クレイジーラブの3曲を演奏。
でも、藤沼さんに遠慮があったのか、乗って来る前に時間切れになったのか、
エンジンかかる前に、チャーは去って行った感じ。

もっとはじけるまで,やって欲しかった。

多分,これは、番組作りなので,仕方ないのかもしれないが,ゲストは2.3曲と、
決まってしまっていたのだろう。収録関係なしのLIVEだったら、
チャーだって、楽屋で待ってるはずはない。
ずっと、大騒ぎでやっていただろう。そのほうが、楽しいに決まっている。
(LIVEの後にNHKからのインタビューがあり、チャーも時任も待っていたはずなのだ。)

でも、泉谷とチャーの、テストドライバーは、聞きたいなー。と、思って予想して、
来ていたので感激だった。

泉谷は,チャーのギターテクニックの前に,ちょいと、ひるんでいた。

ひるむな!! イズミヤ!!
主役がそれで、いーのかよ!! と、叱咤激励したかった。

お前は、ピカソなんだ!!

相手がレオナルド ダヴィンチだからって、
恐れるこたぁないゼ !!

あっちが、技術の天才なら,こっちは、感性の天才だ。
感性においては,キミにはダーレも追随できない。

そう、わたしが、言いたかったのは,ソコ。

オー脳から始まった、わたしのココロの旅は,わたしの青春時代から,80年,90年と過ぎて,09(ゼロナイン)の曲にまで、辿り着いた。

青山MANDARAのLIVEハウスに2時間を過ごして,
わたしの空白の30年は、一気に埋まった。

泉谷の生の感情が,わたしのココロに手を伸ばして来て,
30年前の自分と,今の自分が,ひとつの線でつながった。

 


放送後追加

3月2日、見ましたよ。フォークの達人。
2月の6日に見て来たライブとは、また、ひと味違う感じで,見ることが出来た。

番組って,やっぱり、リアルと、全然違う。きちんとひとつの枠の中に収まっていて,イズミヤにしても、ふざけたり,お茶目にしたりしている所と,番組の中で,これは,最後の盛り上がり。としているところを意識的に分けて、組み立てていることがよくわかった。

つまり、番組の枠外となっている所で、けっこうオチャメに遊んでいる。
(ヘヘヘー。これは、LIVEを体験していた者だけがわかる、オイシイところだ。)

わたしなどは、かなり、焦点が一点に絞られていたので,イズミヤが着ていた45RPMのRブランドの真っ白いシャツの印象は強かったが,なんと、白地に黒いプリントのアロハの時任は、黄色い地に葉っぱ柄のアロハだと思っていたし,チャーの帽子のイメージは、サックスブルーだった。(たぶん、ギターの色の印象が強かったのだろう。)

自分の持つ,記憶力の曖昧さに、驚いた。なんかを目撃しても,決して、証言などしては、いけないタイプの人間だ。わたしって。

一発目は野良犬。70年代イズミヤの到達点ともいうべき、家族に、収録されている,彼らしい曲だ。今聞いても斬新。
そのつぎに、一転、街角を選んだというのも、構成としては,やるな。という感じだった。
イズミヤにはめずらしく、ジャズピアノっぽい伴奏の、洗練された曲だ。つかみは、ちょっとひねったフォークの2曲。大人感あり。

LIVEで、マジにぐっときた、寒い国から来た手紙。これこそ、70年フォーク。歌詞を反芻すればする程に,この頃の歌は,新しくココロに感動を呼ぶ。これは、今もだ。

普遍,を歌っていると思う。

そして、春夏秋冬は,本当に、彼が大切にしていると、いつも感じる。そして,新しいものに変化させながら,共に,歩いて来ている。

流れ行く君、大好きな曲。愛するヒトとの愛の高揚 ( つまりは、エクスタシーって、ヤツ ? ) を歌ったもの。

流れ行く君の 粒のひとつまで つかんでみたい
河のながれは 血よりもはやい 
流れゆく 君のからだ

うねりにまかれて 君は 散らばる

変わりすぎるより たしかにひびく
生きる ことばの 速さがいいぜ

うねりにまかれて 君は 散らばる このフレーズのなんと美しい響き。この繊細な描写をさりげなくする、イズミヤの感性。スゴイと、思う所だ。

そして、そして、わたしが、LIVEの、あの、場所にいて,ココロに、深く、深く、届いたコトバ。

もう、引き返せない。

誓いにも似た気持ちで,今の心境を歌った新曲。09(ゼロナイン)

迷わず走って来たこの道が 間違いだったと言われても
動き出してるこの身体 止められない
もう 引き返せない

全てが間違いだったと 思いたくない
逃げたいときも 確かにあったが
着地はもうすぐ見える そこまで来てる
もう 引き返せない

夜が落ちて 明ける頃に 消える
また 何もない自分に 舞い戻る

うまくは伝えようもない 心の奥の劫火のようなものが
これからどうなっていく 不安まで
焼き尽くす はずさ
         09(ゼロナイン)歌詞抜粋

2009年に、彼は,60歳になる。その事も,視野の中にあるのだろう。戦い続けて生きてきたヒトだ。
その中で,着地に向かって、突き進んで行こうとする、彼の孤独な決意を見た気がした。アイツ、やっぱり、まだ、戦ってる。

向かい風の中,ひとりきりで。

そして、わたしたちのココロに向かって,負けんなよ !! お前ら !! と、ゲキを飛ばすのだ。

ホント,負けてらンない。そんな気持ちを、新たにした。

 

 ★  感想 by tokocha

 今回のライブはNHKの公開ライブで抽選ということ。それって確率でいくとどうなのよ?行けそうなの?それとも到底無理なハナシ?

NHKに電話で「当たれば広島から行くのだけど 新幹線や飛行機のチケットを買う関係で・・・どうなんでしょ?確率は2倍とか3倍ですかね?」なんて尋ねると「そんなものではありません。」と係りの人に脅されてしまう。(早く買うと新幹線の格安チケットが買えるので ハガキが来てからではもう遅くて・・・・・そのあたりが知りたい)

80名定員だという。フヘ〜。ざっと2名参加の希望者が多いとすれば・・・単純に40人+αしか当たらないジャンか・・・
当たらなきゃなにも始まらないと言うことで ちょっと多めにFAXを送る。当たるか当たらないかわからないが 新幹線の格安チケットを購入(^^ゞ 招待状のハガキが届くまではドキドキ。幸いなことにIKUさんと私で1枚当たり、ほお〜っ。

 

 当日、ライブ会場には開場の1時間前に着いた。だけど周辺の歩道が狭いのもあり 「時間ぎりぎりまではこの会場周辺はに居ないでください。」と警備の人に追い払われた。
仕方なく少し離れたところでうろうろ・・・ほどなくいつものメンバーが揃う。

会場近くの路上でマネージャーの勇さん発見。 あじのさんと迷わず走り寄る。あじのさんとは このあたりの呼吸は あ・うんです。

季節柄バレンタインプレゼントとお手紙をそれぞれ渡し IZの近況を伺う。よろしくお伝えくださいと念には念を押すと、「tokochaさんでしたね。伝えておきます。」と言われて、ふへーーーー勇さんから名前が出た。なんだか勇むさんが泉谷さんのような気がしてきたぞお。兄弟だからか同じ遺伝子は流れているからかな。泉谷さんご本人に会えたように嬉しくなってしまった。

 

ココダケノハナシ

「ドラマでお忙しいから音楽活動は無理なんでしょうねえ?」「いやそうでもないですよ。本人はやりたいと言っています。」 ヒャーッホー。

「新曲のレコーディングはどうなっているんでしょ?CDはまだですか?」
どうも完成されていないような・・・ これからまだ作るようなお話。時間がないとかで 「休ませろーーー。と本人が言ってます。」と・・。

新曲はどうも昨年発表された4曲だけではなさそうです。新曲が完成したらライブをする感あり。
そうか・・・・前回のライブ最後に 秋に戻ってくるからね〜とライブの予告をちらっとしたのは これだったのね。IZの頭のスケジュールでは昨年秋には残りの新曲を完成させてライブするはずだったんだわ〜。

鍵をにぎるは勇さんかも・・・勇さん どうか泉谷さんにお休みを〜!!

開場

 時間になり ハガキの下にあらかじめふってあった整理番号順に並ばされた。幸いにも私は7番。
でも定刻になっても人が揃わず、思ったよりずっと早く入場できる。中は自由席だ。

客席はステージの前あたりに 丸テーブルが6台あり、それをを囲むように椅子が並んでいる。
そこから後ろは 狭い通路を挟み 椅子が整然と並ぶ。またステージ両サイドは1段高くなり椅子が数列並ぶ。

おっとー。席を取る前にワンドリンクサービスと言うことで カウンターバーでドリンクを選ばなくちゃあ。いやあNHKの粋な計らいだねえ。ご馳走様で〜す。ワインを受け取り やっと席を選べます。

ふふふ。 前列左の丸テーブルに空席がある。こには既に一人座られていたが、いつものメンバーで賑やかにお邪魔させていただく。(初対面の山本さん、やかましくて申し訳ありませんでした。)

ステージ左にはピアノが・・・・ヒャッホ〜中西さんが出るよ(^^)藤沼さんも出るよ(^^)
チャーがゲストなので バックがどうなるんだろう。そのあたりがみんな気になっていたから喜んじゃった。

そしてすぐ右隣にはメインカメラがあり既にカメラマンさんがスタンバイ、床には台本が置かれている。こんなライブにも台本があるんだ。びっくり。台本というか 曲名と歌詞がずら〜り。どうもカメラワークが既に決まってるようで色々書き込まれてある。フェ〜。IZがそんな台本どうり歌えるのかね?見ものだね。

ほどなくディレクターさんの挨拶の後 ライブは始まった。

 いつもの白いシャツにGパン姿で登場。いきなりおー脳で ガツガツとばしてくる。テンション高っ!!ライトの中をつばが飛んでくる。私の前で放物線上に落ちる。もう一歩前に椅子を出せば 私の顔 直撃だあ。。。ふふふ、もっともっと飛ばして〜早速変態の私が顔出す。(笑)

ということで・・・・これ以降はテレビ番組を楽しみにしていらっしゃる方のためにネタばらしをするわけにはいきませんねえ。

 テレビ番組に関係ないと言えば・・・時任三郎カッコよかったですね。私とは同年代ですけれど・・・私のまわりにあんな人いたろうか?ドクターコトーでは日焼けした真っ黒な顔でランニング姿の小汚いイメージだったのですが あの空間にいるとルックスも歌も・・・・イイかも。
さすが俳優だわ。一般人とはやっぱ違ってるわ。あの年代のあんな素敵な人は私の回りにいないよ〜。

そこで時任三郎からコトーの裏話を少し・・・ 普通、芝居に入る時は 役作りをして撮影に入るらしいのだが・・・・IZは島に来てから焼いて役作りしたって・・・撮影の都合上 撮りが前後するので できたドラマの中で 肌が黒くなっていたり 白くなったりしていたと 実情をばらされていた。

黒いカバンは紅白歌合戦のオズマバージョン。タイムリーな あるあるの捏造問題も・・・

新曲の09は 藤沼さんの顔を見ながら速さを合わせているって感じでした。YA−YA−YA−と馴染みやすくて良い曲ですね。頭にこびりついちゃっています(^^)

アンコール曲のCome to my bedsideはいつもより妙に明るくてポップで面食らっちゃうなあ。この曲はもっと女性のハートをくすぐるように唄ってくれるのに・・・・NHKだからかな。ちょっとがっかりかも・・・

キーボードの中西さんは 常時IZを見て合わせてるって感じでしたが  彼の弾く姿を見ているのも楽しかったです。

フォークの達人と言うタイトルにどうなのよ?と思っていましたが 導入部分だけフォークで中盤より ロックになり、多分テレビの向こうの視聴者にロッカーを見てもらえるのでは ないかなと思います。

 それからチャーとの対決は思ったより短かったですね。IZが曲順を間違えてしまったために3曲になりましたが、予定ではテストドライバー クレージラブ 2曲だったようです。

チャーはそりゃ余裕で素敵でした。 藤沼さんもかなり いつもよりリキ入ってたというか、ステージ前にせりだして来ていたと思います。
IZは・・・・・・・ウウウウ?
 IZがギブソンの335のエレキを持つとカッコいいよね。 IZは技術で戦わず感性で戦ってましたね〜(笑) 凄く楽しそうでいい顔していました。思う存分遊んだって感じで最後に飽きた飽きたと言って終わっていました。

やっぱ、ここのチャーとのやりとりが非常に面白くて見所だと思います。 どんな風に編集されているか気になります。カットしないでね。NHKさまさま。 ま、詳しくはオンエアーで見てください。

 

このライブハウス  100名もシッティングすればいっぱいでしょう。

いつもIZ仲間が集まると小さなライブハウスで体力温存しながら しっとり抑えてライブすれば良いのにってよく言いますが、まさしくこの位の大きさのライブハウスがぴったり。こんなとこが良いよね。ってライブが始まる前は話していたのですが・・・

しっとりってやっぱりありえない。今回もここで野性のバラッドを いつもどおりやっちゃうんだよお〜。IZはどんなとこでも あれやっちゃうに違いない。あれやらなきゃ ライブは終わらないようだわ。 

IZ本人も認めるお家芸。
そう いつのまにか 私たちも極限までやる IZを見たいのも確か・・・・

アンコールの恐怖で手をあげるところだったかジャンプするところだったか・・・・年配の方がいらっしゃって揃わないので 容赦なく 一人でやらせちゃうんだけど・・・・会場から野次で藤沼さん見本やってーーーーと声がかかると

「まだ早い。これは順序ってもんがあるんだから・・・・これはいわば お家芸なんだから・・・・」とIZの口から出ちゃいました。“お家芸!!”の言葉。 ライブでは これは必須らしい。

お家芸に いつのまにかしっかり乗せられてパワー全開の客たち。そうもう、このアンコールは もう、はずせないのかも・・・・

 

どうでしょう。放送が楽しみでしょうか?


放送後追加しました。

チャー登場。

流れ行く君へをしっとりと歌い上げた。いいねえ、藤沼さんのエレキがこの曲を素敵にしている。が、息があがっていたので IZは一呼吸。
会場から「水を撒け〜!」の言葉に促され 「2度と使ってもらえないじゃないか〜」と言いながらも 客のリクエストの応えて水を撒くのだが、スタッフが出てきて雑巾で床を拭いてくれるのがなんとも哀れかも・・・IZ、その傍で「すみませんねえ。こう見えても節度ある乱暴モノ」と 平身低頭。

ギターはエレアコのモーリスのトルネードからエレキのギブソン335に変わる。さあ、調子に乗っって今日はどこまで行ってくれるかな?

ステージ横に控えている「もう一人の天才チャー君!!」とIZが紹介する。
スタッフが床にはいつくばって水をふき取るなか、水に濡れた床を見て「あーあー」言いながらとチャー登場。
「今日は(チャーが)目立つと思うから 感電死させようと水を撒いておいたからな。』とIZ・・・

チャーはエレキ音を♪フェンフェンフェン〜ジャジャーンと鳴らし歓声が起こる。ギターリストの余裕を見せる。

「悪いけどね。今日はチャーに挑戦するよ。自慢じゃないが俺はよお、今まではリードは弾けなかったよぉ。ギターは腕っ節だよ〜。」と急にIZの声が低く太くなる。

「かかってこい。」 とチャー。

「やってやろうじゃない、てめもなよお。 アマチュアだかっらって手を抜くんじゃないぞ〜ぉ。(アマチュアという言葉に会場大爆笑)・・・・真剣勝負でお願いしますう。」と強がりながらも謙虚。

リードの順番を「チャーいって藤沼いって こう!」と自分指を刺すと 「イズミヤいらねえよ。」と客から声が かかると「俺も出してよ・・・結構ひそかに練習したんだから・・・・こう見えても努力したんだから・・・。」と懇願。

「勝負〜!!」といいながらテストドライバーが始まる。

ギター対決だ。

ウオンウオン〜とチャーの感性でカッコよく小刻みなリズムと色々なエレキ音が複雑に絡まる。
些細なところでチャーがテクニックを魅せ 音に表情をつける。左手をスライドさせて不思議な音を出す。

リズムが心地よい。音にアクセントをつけながら流れるようにビブラートを効かせる。私はギターの表現方法や名前を知らないので どう説明していいのかわからなくて残念だ。無表情に淡々と弾くチャー。カッコイイじゃん。客から歓声があがる。

藤沼さんもステージの前に出てきて魅せる。いやいや伸ちゃん、果敢に挑戦しているというか 負けてないじゃんって感じでカッコイイじゃん。いつもより リキはいって顔がいつもより頼もしい感じ。

しかし・・・チャーときて藤沼さんとくればIZの番だ。チャーと藤沼さんの音の上に乗っかり、弦を押さえる左の指が良く動くし弦をはじく指も早い。このがちゃがちゃ加減が感性の天才といわれるべくところなのかもしれないな・・・(笑)
音的にどうなの?・・・・私にはよくわからないが・・・不協和音もおもしろいかも・・・、10本の指を使い弦をはじいたりする。ギターを背中に回したり・・・・顔と舌まで参加(^^ゞ どうもチャーをあおっているようだあ。

この不協和音はとても合ってるといえないが、IZはとっても楽しそうだあ。いたずらっ子憎のような無邪気なIZが顔を見せる。結構長かったような・・・「気持ちイイ〜」と叫ぶ。

しかしチューニングが狂ったのか、弦を切り 飽きた飽きたと言ってギターを降ろす。

ギター無しでボーカルに戻る。気持ち良さそうだ。

曲が終わり「やるなあ、ちょっとだけ焦ったよ。今日からセミプロだ。アマチュア返上だ」とチャー。

 

ここでハーレムバレンタインディ

テストドライバーでさすがのギターテクを披露しったチャーにIZが「これからはお前が弾ける曲はやんない。 次はお前には何やるか教えてやんない、手も見せない。だから・・・帰りたきゃ帰れ(笑)」なんてお茶目に言いながらハーレムバレンタインディのイントロが始まる。 

見せないといわれて チャーはIZの後方に下がるが、難なく 控えめに入ってきえしっかり参加。
IZが勘違いしたのか クレージラブと順番が変わったようで 中西さんはあわてて 譜面を入れ替えるわ 傍のNHKスタッフは台本を見ながら慌てている。

打ち合わせはなかったのだろうから チャーの魅せばは なかったけれど、ところどころ 高音でビブラートが入り  チャー参加のハーレムを楽しめたのは ラッキーでした。
いや、チャーの存在を忘れていつもと同じく 楽しいこの曲に 引き込まれたような気もしますが・・・(^^ゞ

ハーレムが終わり・・・

テストドライバーでチューニングが狂った335が帰ってきたが珍しくスタッフにまだ 甘いと言って自分でチューニングをしている。ここでおもしろい会話が続く。こんな感じ・・・・・

「よし、今日は16小節渡しますよ。」とIZ。  「16小節?たった?」チャー。

「じゃあ32小節な。」IZ 「じゃあ32くらいで・・・」チャー

「・・・奇数でこられるときついのよ。おまえら それで入れんの?」 とIZ。 「いや・・・・小数点でも大丈夫」とチャー。

「小数点入っても大丈夫なのか?そりゃー凄いわ。』IZ。「プロだからね」 チャー。

「じゃあ俺は?」 IZ。 『俺はなあ凄いよ。頭で入ったつもりが裏で入っちゃうんだよ、ある意味凄いよ。そういうやつだから奇数で入れないのよ。頼むよ。』とIZ。「OK」とチャー

弾きかけたが またチューニングしている。やっぱ今日はチャーと合わせると思うと耳に厳しくなるようだ。

クレージーラブ のイントロが始まる。

間奏、32小節。。チャーの持ち分だ。チャーがのっている。IZもあおるように早いリズムを刻んだり合わせたり・・・

さすがチャーだ。彼の感性もまた素敵なり。

チャーのカッコイイ エレキにIZのボーカルが負けそうだ。歌詞の合間合間に 弦を指で滑らす音や、高音で複雑な音が入ってくる。 IZも かなりリキ入れて歌っていた。

カッコイイ クレージラブだったな。

 

まだ耳に響音が残る中、「サンキュー。」とIZが敬意を称して ステージをあとにするチャーを送る。

見送りながら「 ギターリストは挑発するに限る。」なんて言っていたが挑発されたのはIZだったのかも・・・

 


 

最後になりましたが 
今回のこのような素敵な企画をしてくださったNHKさまさま。ありがとうございました。またよろしくお願いします。

また、ライブ会場内で のるあまりに つい騒がしくして不快に思われた方がいらっしゃったら ごめんなさい。以後みんなで気をつけます。

それから いつもの皆様と再会できましたこと 嬉しかったです。
電車等の時間により ライブ終了後早く帰られた方は ゆっくりお話もできず 本当に残念でした。次回こそ!!
今回はタツさんの思い出話も加わり楽しい打ち上げになりました。
またへらへらさんには終電を無視させて最後までつき合わせて、申し訳なく思っております。でも楽しい時間を過ごすことができました。(^^)

皆様との再会を 楽しみにしております。