そこで従来の 3 チャンネル赤外線受信機に追加するだけで 4 チャンネル受信機になるアドオンボードを作ってみた。こうすることで 3 チャンネルと 4 チャンネルの使い分けが簡単にできる。
4 チャンネル目はラダーに割り当てられている。インドアエアプレーンの場合は通常マグネットアクチュエータを繋ぐが、インドアヘリコプタの場合はモーターを繋ぐことになる。インドアエアプレーンとインドアヘリコプタのどちらでも使えるように、マグネットアクチュエータドライバとスピードコントローラ (ESC) を一緒に組み込むことにした。
マグネットアクチュエータドライバ出力に Dual FET を接続すれば IRXA3xx シリーズの受信機と組み合わせることで 3 アクチュエータドライバ + 1 スピードコントローラの 4 チャンネル受信機になる。
スピードコントローラ (ESC) 出力に FET を接続すれば IRXA3xx シリーズの受信機と組み合わせることで 2 アクチュエータドライバ + 2 スピードコントローラ (ESC) の 4 チャンネル受信機になる。ヘリコプタの場合はコンピュータ送信機を使い、リボリューションミキシングとラダーオフセットを併用することで、ラダーコントロールが可能となる。
飛行機、ヘリコプタのどちらで使う場合もこのアドオンボードは Futaba、JR、Sanwa で共通に使うことができる。
IRXA30x シリーズの赤外線受信機では PIC に PIC12C509A を使ったが、 IRXA312 受信機ではプログラム開発の容易な PIC12F629 を使っている。今回のアドオンボードにも PIC12F629 を使った。
今回は飛行機用アドオンボードを作ってみた。ヘリコプタ用アドオンボードのパターンは各自で工夫してほしい。
両面基板用プリントパターンで基板の仕上がり寸法は 8mmx8mm。こちらのパターンも 200pixel/cm で描いてある。
今回は 0.2mm の両面基板で作ってみた。
完成したアドオンボード。
IRXA302-3 受信機(右)と並べてみた。