4.4.3 トラクタと作業機との組合せによる作業    目次(第4章)へ

 トラクタと作業機がセットとして使用されるときの機械利用経費は変動費を作業機側でみて,トラクタの固定費を作業時間割合で負担するとつぎのようになる.

   CyCIPCTR

    CIPPT * fT * T0 / T1           eq. 4.59

 ここで,Cy:トラクタ作業機のセット年間機械利用経費(円/年)

     CIP:作業機の年間機械利用経費(円/年)

     CTR:トラクタの年間機械利用経費(円/年)

     PT:トラクタの購入価格(円)

      fT:トラクタの年固定費率(−)

     T0:本作業機の年間利用時間(h)

     T1:本トラクタの他の作業も含む年間利用時間(h)

また,

   CACAIPT * T0 / ( T1 * A )          eq. 4.60

ここで,CA:ha当りセット機械利用経費(円/ha) A:年間作業面積(ha)

    CAI:ha当り作業機の機械利用経費(円/ha)

次章 へ