四国の高松に114銀行という地銀がある。
最初に見たときは、変な名前と思ったが、全国のあちらこちらに、番号が行名の銀行がちらほらとある。
第一銀行にはじまり、どうも国立銀行に順番に名前をつけていったのがそのまま残っていると聞いた事がある。
岐阜16、長崎18、長野82ぐらいはすぐに思い浮かぶが、今現在で番号が名前の銀行はいくつ残っているのだろうか?
前置きというより、話が突然変わるが、この写真の本は延々と普通の人の財布とその中身を写真で紹介しているだけの本だ。
20分もかからずに、気楽に読み終えることができる。
チョッと前にパルコブックセンターで、立ち読みしていてパラッと眺めたら、登場してる何人かが、最初に紹介した114銀行(ひゃくじゅうし銀行と読む)のキャッシュカードを持っていた。
どうも、かなりの部分が高松で撮影されたようだったので、懐かしくて思わず買ってしまった。
というのも、わたしは以前、数年であるが高松に住んでいたことがあり、じつはこの街、わたしの中では一番のお気に入り。
今まで、全国色々な都市に住んできたが、高松は他とは違った独特の雰囲気を持っっていると思う。
やはり、港と街が直結しているのが大きいのだろう。
港のそばから延々と続く商店街、喫茶店の数より多いとされる「うどんや」。うどん以外の食べ物も安くて美味しい。
岡山と共同ではあるが、テレビも東京キー局の5局は全てある。
あと、わたしの服装の好みはアメカジ系なのだが、わたしが住んでいた十数年前にすでにかなりのインポートショップがあり、この街でわたしの好みの多くの部分が醸造された。
わたしが住んでいた頃はちょうど瀬戸大橋が開通する直前で、高松に一番活気があったころだったかもしれないが、最近HPなどを見ると、駅前の築港地区の再開発で大型施設が海のそばにできて、また街の雰囲気がかなり変わっているようだ。
いつか、またぜひ訪れてみたい。
ア〜、県庁の裏の「さか枝」のざるうどんが食いたい・・・。
PS
脈絡のない話だが、いぜん、新大久保の駅から右に降りて、ペアーレ新宿方面に歩いていくのが通勤経路だったことがあるが、新大久保のとおりに114銀行があった。
なぜ、あそこに四国の銀行が支店を構えているのかは不明だが、毎日懐かしいなと思いながら前を通り過ぎていた。
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