手帳とカバンのコラム

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■手帳、カバン、文房具。思いつくままに・・・。
2007/9/23 Sunday
クローズド・ノート

買物帰りに、駅前の文具店にプラッと立ち寄ったら、映画、クローズド・ノートのリーフレットとガイドブックなるものが置いてあったので、貰って帰った。
 
どうやら万年筆が重要なアイテムとして登場する映画らしく、万年筆業界もまたとないチャンスとして、宣伝に一役買って出たのだろう。
 
原作を読んでいないので、話の内容は紹介できないが、興味のある方は映画館へGo!!
2007/9/17 Monday
庭の記録ノート
いままで紹介したことがあったか忘れたが、休日の多くはは「土いぢり」をしてすごしている。
土いぢりをしていると、あっという間に時間が過ぎてしまう。
 
以前は、植えるものといえば花ばかりだったが、最近は、野菜を育てるのが面白い。
やはり、形は悪くても、自分で育てたものを、自分で料理して食べるのは安心だ。
 
野菜作りを始めてからは、植えたものの記録をきちんと取るようにした。
いわゆる連作障害を避けるためだ。
記録は、デジカメで写真を撮って、プリントアウトしたものを切り貼りでノートに貼る。
そして、コメントやその他情報を余白に書き込んでおく。
 
切り貼りには一瞬モールスキンか?とも思ったが、もったいないので、ロールバンにしてみた。
こちらもゴムがついているので、切り貼りには向いている。
 
ところで、その庭にまく肥料は、料理した後の生ゴミを利用した堆肥を使っているので、我が家で一つの循環サイクルが出来上がっている。
 
堆肥づくりも、最初は臭いが出たりしたらイヤだなと思っていたが、コツを掴めばいたって簡単。
恐れていた臭いも全く発生しないから不思議だ。
 
庭に直径30センチ、深さ40センチ程度の穴を3つ掘る。
落とし穴のイメージだ。
 
その穴の一つに、毎日料理で発生する生ゴミを捨てる。そして、その上からゴミが隠れる程度に土をかぶせる。このときに、かぶせる土で生ゴミを和え物のように和えてあげるのがコツ。
不要な水分が、変な臭いの元なので、土をまぶすことで水分調節を働かせるのだ。
そして、次の日も、また次の日もその穴の上に生ゴミを捨てて、同じように土で和えてあげる。
10日もすれば、一つ目の穴がいっぱいになるので、その穴にいれた「ゴミ+土」を2番目の穴に移し替える。
 
そして、また最初の穴に生ゴミを捨てていく。
すると、10日後にまた穴はいっぱいになる。
ここで、10日前に2番目の穴に入れた「ゴミ+土」を3番目の穴に移し替える。
 
このとき、面白いことにすでにゴミの形はほとんどなくなっている。
土壌の微生物により生ゴミが分解されたのだ。
半熟状態だが、堆肥になりかけている。
続いて、同じように最初の穴の「ゴミ+土」を2番目の穴に移し変える。
 
このくり返しで、最初の上旬に捨てたゴミは、1月後には真っ黒い堆肥に変身している。
穴を3つ掘って、10日毎に移し変えるのは、その移し変えの時に酸素を含ませるため。そうすると微生物の動きが活発になって、分解が早く進む。
 
こうしてできた堆肥は、肥料として庭の野菜や花に与える。
中国製の変なモノがはいっていないので、安心だ。
 
こうして生ゴミを土に返してあげると、家庭から排出するゴミが驚くほどに激減する。
その他のゴミは、紙かプラ類なので、長ければ10日に一回ゴミ出しをすればいい。
オマケに、水分を含むゴミがないので、持っても軽い。
 
ビール工場などで、ゴミ排出ゼロなどと宣伝しているが、こうして循環サイクルを築き上げると、明らかに経費が削減できるというのが実感できる。
2007/9/2 Sunday
正しい日本語
私の日本語は、けっこうデタラメ。
 
高校2年の秋に帰国するまで、自動車会社に勤めていた親の仕事の関係で、ほとんどをブリュッセルとデトロイトですごし、加えて親の教育方針で、学校も日本語を使わない現地の学校にずっと通ったのが大きな原因だというのは、ウソで単に教養がないだけ。
 
そんな私が使っているデタラメな言葉の一つに「試筆」がある。
辞書で確認してもらえばすぐにわかることなのだが、「試筆」は「書き初め」の意。
万年筆や筆記具の試し書きの意はどこにもないが、語感がいい感じなので、筆記具の「試し書き」の意で、数年前から使いはじめた。。
(ただ、店頭に置いてある試し書き用の紙は、「試筆紙」と呼ぶらしいが)
 
しかし、Webで「試筆」を検索してみると、けっこう万年筆の試し書きの意で使われているから面白い。
グーグルで検索して、上から順番にヒットしたサイトを追っていったら、7番目に、書き初め以外の意、すなわち「万年筆の試し書きの意」で「試筆」を使っているサイトがヒットしていた。
それは、このサイトの特集ページ「万年筆を買いに」だった。
 
これは喜ぶべき名誉なことなのだろうか?
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