手帳とカバンのコラム

■手帳とカバンのホームペーヂ
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■手帳、カバン、文房具。思いつくままに・・・。
2007/3/25 Sunday
スケルトンが消えた・・・

万年筆祭で貰って帰ったペリカンの2007年版カタログ。
ペラペラと書斎でめくっていたら、スケルトンが全く消えてしまっている。
以前から言われていたことだが、現実に直面した気分だ。
 
2006年版の段階では、まだ青スケが残っていたのに、何とも寂しいかぎりである。
2007/3/24 Saturday
六本木ヒルズ

六本木ヒルズで開催されている、「万年筆ミュージアム」の限定万年筆の展示を見てきた。
40秒で見終わった。
まるで、銀行のロビーで、近所の敬老会の作品が展示されているような雰囲気。
 
だれもブログで行ったと紹介していないのが、実際に行ってみて、よくわかった。
2007/3/18 Sunday
monoマガジンとクロワッサン

以前の私は、書店と言えば紀伊国屋の新宿南店オンリーであった。
でも、万年筆に興味を持ち、活動範囲が、銀座・丸の内にシフトした今は、オアゾの丸善が私の中での一番のお気に入り書店。
 
オアゾでは、まず地下のアウトパーツでカバンをチェックしてから、1Fに移動。
仕事術や手帳術のコーナーを堪能したあと、日経文庫や新刊書を確認。
続いて、2Fの趣味のコーナーで万年筆や文具系の書籍をチェックして、3Fのシステム関係のコーナーに移動。
この時に、2Fから3Fにむかうエスカレータを上りながら、右手に見えるビジネス系の雑誌のタイトルをチェックする。
 
このとき私の目に飛び込んできたのが、黄色い表紙のmonoマガジン。
万年筆のでかい絵と共に「男の筆記具云々」というタイトルが見える。
とりあえず、頭の中にインプットして、3Fはシステム関係→文庫本コーナとチェックして4Fに向う。
 
喫茶店を覗いて、東京駅側の席が空いていれば、ここで一休憩する。
ボーっと東京駅に出入りする新幹線や電車などを眺めていると、あっという間に時間が過ぎる。
一休憩のあとは、万年筆コーナをはじめとする文具系をチェック。
ここから、ずっとチェックして来たものを順番に購入しながら、下のフロアへと移動していく。
 
そうして仕入れてきたのが、写真の2冊。
monoマガジンは、万年筆スタイル3の再利用版と思うが、あちらより力が入っているのではという内容で、わたしは気に入った。
 
あと、クロワッサンは手紙特集ということで購入したのだが、手帳と同じで、手紙についても、他人が、どんな筆記具を使っているのかや、インキの色、便箋や封筒、またどんな文字を書くのかを覗き見るのは楽しい。
 
この2冊で1,010円だったが、万年筆スタイル3より10倍は楽しめるというのは、少々褒めすぎだろうか?
2007/3/17 Saturday
ユーロボックス ビンテージフェア

オアゾの丸善本店にて、万年筆祭より1日短い日程で、ユーロボックスの出張販売が行われている。
たしか、昨年もこの万年筆祭の時期に開催されていて、とめさんがここでペリカンを買われていたはず。
こうして、同時開催のように、万年筆のイベントが半径1km以内で開催されるのはうれしいものである。
 
やはり、万年筆の季節といえば、入学・進学シーズンの春なのだろう。
こうした、イベントを通して、季節を感じることができるのは、万年筆ファンとしては嬉しいものである。
2007/3/16 Friday
丸善オリジナルインキ エターナルブルー

丸善オリジナルインキが、500個限定で出ている。
丸善の日本橋店開店記念である。
日本橋店ではもちろんだが、オアゾの本店にも置いてあったので、もしかしたら全国の丸善でも取り扱いがあるのかも?
 
丸善本店で、色見本を見せて欲しいとお願いすると、Pelikan白軸のM100に吸入したものが用意されており、自分で実際に書いて確認をすることができる。
応対してくれた店員さんによると、セーラのインキブレンダの石丸氏が考案された色らしい。
 
第一印象は、ウオータマンのブルーブラックに近いと感じた。
なので、店員さんにこれはBBですか?と尋ねると、あくまで青とのこと。
ただ、BBをベースにグリーンが少し入っているみたい。
 
どうも、セーラのインキで1,050円というのは高いような気がするが、やはり限定だからなのだろうか?
一方で、それを考えると、1本限定のインキ工房が1,260円というのは、かなり割安???
 
考えるとよくわからなくなってきた。
2007/3/14 Wednesday
丸善日本橋店

3月9日にオープンした、丸善の日本橋店。
本当はオープン初日に行ってみたかったのだが、時間の調整がつかず、万年筆祭とセットで攻めてみることにした。
三越の閉店時間が19時半で、丸善が20時半。
三越から丸善までは、信号に全部引っかかっても、10分も歩けば到着するであろうから、ちょうど良い距離と時間だ。
 
すでにオープン3日間で行かれた方達が、ブログで色々とレポートされるのを読むと、充実したステーショナリーコーナがあるみたい。
また、オープンの少し前、伊東屋の万年筆売場の店員さんと話していても、かなりこの日本橋店のことは意識されている様子。
わたしの、期待感は膨らむ一方である。
 
こんな状態で訪れたので、まずは地下の万年筆売り場に直行である。
第一印象は、カウンターの形状が似ていることもあり、大阪の心斎橋丸善と同じ雰囲気。
インキも、大阪と同じく、お客が手にできるディスプレイである。
 
ところで、開店記念に万年筆とインキ、あと、檸檬のボールペンが限定で出ていたが、それとは別に、138,000円でPelikan Boxなるものが30セット限定で販売されていた。
スーベレーンの800番がセットされたデスクセットで、デスクスタンドなどが附属しており、とても重厚な雰囲気を醸し出している。
仕事場で個室があてがわれる立場になったら、何もない広い机に、こういうセットを置いてみたいものである。
 
やはり、丸善にとっては日本橋は特別だという意気込みを感じさせられる。
また、文房具の名店が一つ生まれて、文具ファンにとってはうれしい限りである。
2007/3/13 Tuesday
万年筆祭での試筆

今年の万年筆祭は、初日から参加した。
なんといっても、この祭の大きな魅力は、日頃、ショップではなかなか試筆をお願いしにくい一本でも、その場の雰囲気で、気楽に試筆が楽しめること。
 
あと、特別に各社のオーソドックスな万年筆が一つのコーナーに準備され、自由に試筆できるのも楽しい。
これは、普通のショップでは中々できないことである。
 
わたしは、通った3日間とも、このコーナーで試筆させてもらった。
用意されたペリカンの用紙だけでなく、マイモールスキンにも書いてみたりした。
 
この祭が続く限り、続けて欲しいコーナーである。
2007/3/11 Sunday
グリーン系インキの比較

ペリカンのグリーンを入手したので、モンブランのレーシンググリーンと比較をしてみた。
濃いい方が、モンブランのグリーンである。
 
こうして並べて見ると、ペリカンのグリーンは、エメラルドグリーンに近い。
写真の文字は、2色ともペリカンのトラディショナルのBで書いたもの。
濃淡がはっきりと出て、書いていて楽しくなる。
 
万年筆の魅力は、この筆跡に表われる濃淡が大きいと思うのだが、金ペン堂のオヤジに言わせると、ペリカンのインキは粒子が粗いので、濃淡が出る。
粒子の細かい、ウオーターマンのブルーブラックが万年筆には良いと言われてしまった。
 
まあ、誰に何と言われようとも、私は濃淡が出るインキが好きなのだ。
2007/3/10 Saturday
新鮮ネタ
今週更新の「万年筆を買いに」で新鮮ネタについて触れたので、同じ話題でもう一つ。
 
広島名物といえば「お好み焼き」だが、じつは焼肉屋の美味しいところも多い。
なので、広島に帰省した時は、焼肉屋によく行く。
 
いつも行くお店は、実家から歩いて行ける所。
そのお店は立地条件が良いこともあり、休日は夕方6時に行けば、満席で座れないことが多い。
なので、わが家で行く時は、5時半くらいには行くようにしている。
その時間帯は、お客のほとんどは家族連れかカップル。
その光景に慣れていたのだが、少し時間をずらすと客層がちがうので面白い。
 
なぜ、いつもと違う時間に行ったのかは憶えていないのだが、その日は8時過ぎに、その焼肉屋に行った。
その時間だと、お客はすでに2順しており、家族連れよりも、仕事帰りの人が多い。
 
わたしはいつものように、カルビとホルモンを頼んだ。
しめの冷麺をそろそろ頼もうか?というころに一人のおばちゃんが入ってきた。
 
魚の行商スタイルのそのオバサンは、まずはビールを注文して、美味しそうにグビーっといっている。
あっという間に、ジョッキを空けたあと、バイトの店員君に注文をお願いした。
 
オバちゃんの注文は簡潔だった。
 
「生で食べれるくらい、新鮮なホルモンはあるかい?」
 
バイト君は即答できないので、店の奥に消えて行った。
さっきまで、ホルモンを食べていたわたしは、当然耳がダンボ状態。
 
しばらくして店の奥から、オーナーが出てきた。
 
わたしだけでなく、その時のお客みんなが、オーナーの回答に注目していた。
合格発表を貼り出す直前の緊張感が店内に漂っていた。
 
オーナーの回答は、「すみませんが、ありません」だった。
 
まあ、焼いて食べていたのでいいのだが・・・。
2007/3/4 Sunday
サライ 吉行淳之介特集

久しぶりにサライを買ってみた。
今回の特集は吉行淳之介。
 
最近、書籍関係の出費が多いのと、書斎のスペースの関係で雑誌の購入を控えている。
基本は立ち読みですませることにしているのだが、立ち読みしていて、あまりにも面白そうな内容だったので、今回は買ってしまった。
 
作家は、もちろん、その作品が命だが、作家の波乱万丈な生き様を知るのも、作品とは別の楽しみがある。
 
ご存知の方も多いと思うが、吉行淳之介の母親、吉行あぐりはNHKの連続テレビ小説のモデルになった人物で、美容室を経営していた。
戦前のことであるが、この美容室は、銀座伊東屋の7Fにあった。
 
このため、子どもの頃の吉行淳之介の遊び場は、銀座であり、伊東屋の店内も格好の遊び場だったという、なんとも羨ましい話も紹介されている。
 
直筆の実発表原稿も掲載されており、今回はなかなか読み応えのある仕上がりになっていた。
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