以前から、時間が取れればやってみたかったことの一つに、文具系ムックの再読があった。
趣味文は、HPのコラムを書いたりするのに、常時資料的に手にしているが、その他のムックは、ほとんど買った時に読んだまま。
そうしたムックがたくさんあるので、一度ゆっくりと読み返してみたかったのだ。
ステーショナリーマガジン1〜2、趣味文1〜6、万スタ1〜3、文具大図鑑、机上空間、デスクトップスタイル、ザ・ワークス・オブ・書斎館、広告、万年筆がほしくなる本、ノート&ダイアリ・スタイルブック、デザインステーショナリー。
これだけあるので、2日の午後から3日にかけて、ほぼ一日かけて全部読んだ。
古いものは3年近く前に購入したものもあるので、当然、買った当時の私の趣向と現在とでは変わっている。
なので、多くの本を新鮮な視点で読むことができた。
以前であれば読み飛ばしていたのに、今読むと、あれ?こんな情報も掲載されていたんだ!と感心することも多い。
例えば、2004年9月に買ったデザインステーショナリーには、昨年、アシストオンで購入したスタビロのスワンの鉛筆削りが表紙にしっかりと掲載されていた。
また、丸善のノートを「お買物手帖」で紹介したときに触れたOKフルースの透かしのことも、P88のツバメノートの特集のところでしっかりと紹介されていた。
今回の再読は、そうして新たに琴線に触れた記事にポストイットを貼り付けながら読み返していった。
結果、新たなポストイットが、結構な数、張り付けられた。
これは、イコール、物欲の印だ。
それにしても、感心するのは、ベースとなる商品やお店が限られた中で、各社の編集の方々も、よく次から次へとコレだけのネタをアウトプットすることができるなということ。
なので、たまに「万スタ3」のような一冊が出版されてもしょうがないかと、おおらかな気持ちを持たなくてはいけないということに、ようやく気付くことができた。
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