手帳とカバンのコラム

■手帳とカバンのホームペーヂ
 http://www7b.biglobe.ne.jp/~techou_bag/
■手帳、カバン、文房具。思いつくままに・・・。
2006/12/24 Sunday
皆様、一年間本当におせわになりました。

早いもので、今年もあと一週間。
皆様のおかげで、今年も一年間「手帳とカバンのホームペーヂ」の更新を続けることができました。
いつもHPをご覧いただき、本当にありがとうございました。
 
今年の更新は、本日、24日の更新をもって最後とします。
あとは、掲示板での情報交換を予定していますので、よろしくお願いします。
年末には広島に帰省して、毎年恒例の、今年最後の物欲を爆発させてきます。
新年の更新で、また結果報告させていただきますので、お楽しみに。
 
   ◇
 
今年一年間の総括として、思い出に残った出来事は次のとおり。
 
3月、三越の万年筆祭に初参加。
 
4月、「朝日新聞名古屋本社版」にコメントを掲載していただいたこと。
個人が情報発信しているHPが縁で、こうしてメディアに紹介いただけるのは、何回経験してもうれしい。
 
5月、ペリカンの古いM200やインキボトルに巡り会えたこと。
 
7月、ペリカンジャパン初訪問。
 
11月、別冊宝島から発売になった「本当に役立つ手帳超活用術」に当HPを紹介していただいたこと。
 
最後12月は、情報処理技術者試験のシステムアナリスト区分に合格できたこと。
 
   ◇
 
今年も、本当に充実した一年を過ごすことができたと満足しています
来年もさらなる充実した一年にできるよう、手帳を活用したタイムマネジメントを実践していきます。
そして、多くの情報提供をできるよう、がんばっていきたいと思います。
 
少し早いですが、また来年もよろしくお願いいたします。
皆様も、良いお年をお迎えください。
2006/12/23 Saturday
万年筆の落書

趣味文で万年筆絵日記の特集を見て、自宅に戻った週末は、色々と万年筆で落書をしてみた。
正直、この年末年始は、このお絵かきにハマってしまいそう。
 
最初は茶インキで書いてみただけだったが、色を付けてみたくなり、引出しから色鉛筆を引っ張りだしてきた。
かなり前に、小倉のキャトルセゾンで入手した、LYRAのミニ色鉛筆だが、とりあえず12色あれば大抵のものは描ける。
 
そのうち、ファーバーカステルの色鉛筆あたりが気になり始めるのだろうな。
2006/12/22 Friday
東急ハンズ版 手帳の選び方

広島ハンズで面白いパンフレットを入手した。
「手帳の違いがわからないという方へ」と題したパンフなのだが、スケジュール帳の種類などがコンパクトに整理されている。
実際の記入例もバーチカルと週間レフト式の2例で紹介してある。
 
広島店オリジナルのパンフではなさそうなので、興味のある方はハンズの手帳売場で入手されてみてはと思う。
ちなみに、広島ハンズでは、ハンズオリジナル手帳のコーナに置いてあった。
2006/12/21 Thursday
広島出張

久しぶりに広島に行ってきた。
日中はビッシリと仕事が詰まっていたので、夜、大急ぎで市内八丁堀地区を回ってきた。
まずは、広島ハンズ。
ペリカンフェアをやっているとのことだったので、何か掘り出し物はと期待していたのだが、残念ながら素敵な出会いはなし。
次に、リニューアルしたという噂の福屋百貨店の万年筆売場へ。
ここでは、さっそくM800の試筆をお願いする。
インキはモンブランのブルーブラックなので、いつもの試し書きと感じが違う。
ペン先はBとMを試したのだが、なかなか良い個体だったので少し迷ったが、やはり何箇所か見て決めたい。
 
続いては、広島パルコ3階の雑貨屋、ルブラック。
ビューバが入荷していないかと淡い期待を抱いていたのだが、夏に行った時と変わらず。
続いて5階のパルコブックセンターへ。
ここでは、趣味文Vol.6と月光荘のスケッチブックを入手。
 
また、1週間後に帰省するので、今回のお買い物は、趣味文と月光荘スケッチブックだけ。
 
しめは、以前から行ってみたかった、広島の山頭火。
ここは、渋谷の山頭火と違い、やれ、○○するなという禁止令の羅列がないので、気分良く食事をすることができた。
ただ、お客が少なそうなので、食品の回転がどのくらいなのかが少々気になった。
2006/12/17 Sunday
ペリカンのビンテージインキ

家族が映画に行きたいというのだが、家族が見たいという映画は、どう妥協しても一緒に見る気がおきない。
なので、わたしは上映時間中、プチ文具ツアーをすることにした。
 
まずは、映画館に行く途中にある、以前ペリカンの古い万年筆とインキを入手した雑貨屋に行ってみることにした。
そういえば、以前、レア物を入手したのも映画の帰りに寄った時だった。
まあ、映画館に行く途中にそのお店があるので、自然とそうなるのだが。
 
まだ、少し残っていると思っていたインキたちも、ほとんど売れていた。
残った数本をどうしようかと思ったのだが、書斎館で同じモノがディスプレイされていて妙にカッコよかったのと、書斎館ではこの雑貨屋の4倍近い値札がついていたので、インテリアグッズを買うなら安いと自分に言い聞かせて全部確保。
書斎に飾ることにした。
 
その次に、初めて行ってみた文具店でも面白いものを見つけた。
セーラのインキボトルなのだが、手榴弾みたいな形をしたものなのだ。
そのインキは、店頭試し書き用で置いてあったので、同じモノが売り物で置いていないか尋ねたら、残念ながら現行の寸胴型の物しかなかった。
 
チョッと気になるので、自宅に戻り、「セーラー インク」でグーグルで画像検索したら、フルハルタのHPで同じものがヒットした。
多分、少し前のものだと思うが、このボトルの素性をご存知の方、ぜひ教えてください。
 
http://members.jcom.home.ne.jp/y-mo/fullhalter/ink18.html
2006/12/14 Thursday
合格通知

インターネットで確認はできるものの、アナログな私はやはり紙媒体でないと安心できない。
本日、配達記録で合格証書が到着した。
 
以前から、経済産業大臣名の証書ではなくなるのではという噂が飛び交っていたが、とりあえず今回は大臣名だった。
よかった。
2006/12/12 Tuesday
万年筆が欲しくなる本

年末万年筆ムックの2弾目「万年筆が欲しくなる本」を入手した。
前回の万スタ3が、あまりにもアレだった分、今回の本は妙に印象が良かった。
色々なシーンを想定して、100本の万年筆の紹介がされていたが、こうして並べて見ると、やはり私はペリカンの万年筆が群を抜いて好きなのだと思う。
 
記事の中で一つ気になったのが、P49に紹介されていた書斎館の木製ペンスタンド。
書斎館は色々あって、もう卒業しようと決めていたのに、また、骨董通りをテクテクあるかなければならなくなったではないか。
2006/12/11 Monday
情報処理技術者試験 システムアナリスト
本日正午、情報処理技術者試験の合格発表があった。
合否は、試験実施機関のサイトで合格者の受験場号と採点結果の照会が可能になっている。
採点結果の照会は、受験票にあらかじめパスワードが振られていて、受験番号+パスワードで確認することができるのだ。
最近の大学入試などもこういうサービスをやっているのだろうか?
 
当然、受験生はみんな、結果を早く知りたいわけで、発表の正午に一斉にアクセスが集中した実施機関のサイトはパンク状態。
正午にクリックすると、うんともすんともいわなくなってしまった。
 
クリックした時にピークだったドキドキ状態も、12時05分には冷めかけはじめたのだが、インターネットの画面は、ピクリとも動かない。
食事にも行かずに、冷めかけたドキドキが怒りに変わりかけた、15分にやっと表示された。
 
あった!
私の番号が。
区分はシステムアナリスト。
 
いくつになっても、試験に合格するというのはうれしいものである。
論文の試験は手応えがあったのだが、気になっていたのが午後一番にある短答式の問題。
情報処理技術者試験というのが、時間との勝負的要素が多分にあり、この午後Tの試験は90分間の時間で4問中3問を選択して回答する必要がある。
そのため、4問にざっと目を通して、どの問題を選択するかを決定しなければならない。
受験番号なども記入する必要があるので、そういうアイドルタイムを差し引くと、一問あたり20分程度で解かないと見直しできないことになる。
 
しかし、自宅で過去問を解いてみても、どうしても30分〜40分かかるのだ。
問題によっては25分程度で解けるものも出てきたが、そんな状態で本番を向えて、当日の試験会場でいきなり奇蹟がおこるわけがない。
なんとか回答用紙は埋めることができたが、見直しをしたのは受験番号だけ。
なので、合否ラインにあるか、この午後Tのおかけで自分でも読めなかったので、本当に発表を待つ時間はドキドキだった。
 
ITベンダの社員でない私が、情報処理技術者試験の中で最難関とされる区分で、一発合格できたのは、自分のタイムマネジメントや勉強法方に大きな自信となった。
このあたりの経験は、別館のブログでまた、順次紹介して行く予定である。
2006/12/10 Sunday
M205のインキチェンジ

今まで、幾つかのお店でペリカンのスケルトン(今回発売のシルバーでないやつ)を見せてもらったことがある。
それは、売り物としてのスケルトンを見せてもらったのではなく、いわゆるデモンストレータ本来の使用目的。
例えば、ペン先の交換や、ピストンのメンテの方法を教えてもらったりと、店頭でのお客への説明用として、見せてもらったのだ。
実際にそれらのデモンストレータを使って、ペン先の交換を練習させてもらったこともある。
 
そのデモンストレータ達は、いずれも店員さん個人の所有だったのだが、いずれのペンも、かなり使い込んでいる様子で、ペン先ユニットと本体をつなぐねじ込みの部分にインキが染み込んでいた。
そのネジ山にこびり付いて、たぶん洗浄しても落ちないインキの染みが妙にカッコよく、不思議と共通して染みの色はターコイズだった。
 
ターコイズに赤っぽいインキの染みの部分もあって、何だか使っている道具のカッコよさがそこにあった。
そうしたスケルトンを見せつけられていたので、何となくスケルトンを入手できたら、ターコイズを入れてみたいと思っていた。
 
ちょうど書斎館で入手したM205に吸入していたヤンセンのジュールヴェルヌが、HPの原稿を書いている途中で空になったので、どうしようかと思ったが、いつもの気の迷いと、ターコイズはやっぱり夏色でしょうということで、モンブランのボルドを入れてみることにした。
 
以前、ボルドを買った時は、ペリカン、サファリ共にペン先Mで使っていたので、Bでのボルドは初体験。
太字で書くボルドは、他のインキ同様に濃淡が出てカッコイイ。
しばらくは、この書斎館のM205はボルドでいってみよう。
2006/12/9 Saturday
meadの便箋

元々アメリカンテイストが好きな私。
所ジョージは好きでないが、彼のライフスタイルはカッコイイと思えるジレンマに悩まされることが多々あるので困るくらい、アメカジ好きなのだ。
 
なので、アメリカの香りがするmeadの製品が結構好き。
正直、品質を問うと、水性ペンで書くと滲みまくり、紙質などは、あまりよくない気がするが、国産にない雰囲気がイイのだ。
 
最近、あちこちの文具店や雑貨屋でノートやメモ類を買いすぎて控えているところ。
今使っているロディアなど、一体何年前に買いだめしたものか自分でもよくわからない。
 
そういう風にいつも自分を律しているのだが、珍しいモノを目の前にすると、ここで買わないと二度とお目にかかれないのではという不安が襲ってくる。
で、結局、まあ、今回だけ・・・ということの積み重ねで、在庫がどんどん膨れ上がってくる。
 
アメリカンファーマシで見つけた、meadの便箋もそんな理由で購入してしまった一冊。
 
万年筆で書いたら滲むかな?と恐る恐る書いてみたのだが、意外や意外。
なんだが、とても相性が良いのだ。
色々なインキで試してみたのだが、万年筆で滲むことはなく、裏写りしたのはモンブランのラブレタだけ。
 
ついでに試したスイフトのM66リフィルは、もちろんしっかりと裏写り。
このM66、ある意味、最強のインキかもしれない。
2006/12/3 Sunday
BUN2 Vol.9

文具系フリーペーパのBUN2を近所の文具屋でもらってきた。
このフリーペーパの存在に気が付いたのが昨年だったので、書斎の棚を見ると、Vol.4からストックされている。
 
今回の特集は「手紙の達人を目指せ」とのこと。
タダでもらえるので、本屋で本を買う時のようにパラッと中身を確認することなく、その他の商品と一緒にレジに。
自宅に戻って、中身を確認してビックリ!
 
たしか、夏ごろだったと思うが、伊東屋の9階のギャラリーで、チョッと感動した手紙アートの展覧会があった。
その展覧会のことが、思いっきり時期を外して、今回もらってきたBUN2の巻頭特集にでていたのだ。
 
これは、東京とパリに住む女性2人が交換してきた手紙の展示であったのだが、私が感動したのは、パリから送られてきた手紙。
カリグラフィっぽいペンで紫のインキを使って書かれた手紙が妙にカッコよかったのだ。
 
コレを見たわたしは、サファリのアルスタに刺していたけど、ほとんど使っていなかった紫のカートリッジを引っこ抜いてLamyJoyのカリグラフィペンに差替えたほどに影響をうけたのだ(?)
 
   ◇
 
まあ、今回は時節柄、年賀状関連グッズに話題を振るためのテーマということで、手紙に関する記事が前半しばらく続く。
 
年賀状といえば、以前はプリントゴッコで作っていたのだが、最近はPC+プリンタで作成している。
プリントゴッコは、版を作る手間と、インキがもったいない関係で、家族で1種類の年賀状を作るだけだった。
しかし、PCでは、図案をチェンジするのも一瞬なので、家族連名版と自分ひとり用に分けて作っている。
連名のものは家族の意向を組み入れて作る必要があるが、自分のものは完全自分好みで作れるのが嬉しい。
 
毎年、結構な文章を書き込むので、書き込みは万年筆で行っている。
その関係で、あえて今回の自分専用分の年賀状はインクジェットではないものにした。
 
   ◇
 
ちなみに、次回のBUN2は2007年2月1日発行予定。
リクエストの多かった、筆記具特集らしい。
再びブームを向えている万年筆を中心に紹介するとある。
これは楽しみだ。
2006/12/2 Saturday
ファイロファックスのリフィル

ファイロファックスのリフィルを買ってみた。
横掛白地である。
 
以前、システム手帳のリフィルは、罫線もスクエアも無印良品のものを使っていた。
しかし、紙の質が変更になったことと、スクエアがドットタイプになってしまったので、最近は無印以外のモノを色々と試している。
 
実は、渋谷のロフトで、エトランジェ・ディ・コスタリカの方眼タイプのリフィルを色違いで3冊まとめて買ったのだが、いつも手帳に刺しているLamyのスイフトを使うと、他のリフィルに比べて裏抜けしやすいみたい。
万年筆との相性は、適度なざらつきがあって良いのだが・・・。
 
なので、色々と試す一環として、このファイロファックスのものも購入してみた。
しかし、スイフトのM66リフィルは、ファイロファックスでも裏抜けするみたい。
システム手帳のメモリフィルの裏面は基本的につかわないので、裏写りより、よくつかう万年筆との相性を気にした方が良いのかもしれない。
 
ちなみに、ファイロファックスのリフィルは初めて使ってみたのだが、国産のモノに比べて、罫線の色が少し濃いいグレーで、なんだか新鮮でカッコよく見える。
青いインキには合うかもしれない。
2006/12/1 Friday
万年筆スタイル3

世間では評価が真っ二つに分かれている万スタ3。
私は購入派に回った。
 
というより、中身を見ないで、そのままレジに持って行った。
この万スタ、今回でシリーズ3冊目になるのだが、3冊とも内容に全く統一性がないのが凄い。
そのくせ、表紙は3号とも真ん中に万年筆の大きな写真、左上と右下に古い万年筆の広告というスタイルを、頑ななまでに貫いている。
 
読んでみての感想は、読み応えのある記事もあるのだが、全体としてネタ切れしつつあるかな?というのが正直なところ。
 
趣味文は文房具と冠を掲げているが、そのほとんどを万年筆の記事で埋めて、一部を文房具の記事でカバー。
万スタも、万年筆のネタ不足を文具でカバーしたいところだろうが、それをやると先発の趣味文と全くかぶってしまうところで、プライドが許さないのか?
カメラやナイフ、航空機の?でページの埋め込みに走ってしまったのは、なんだか同情の感情さえ覚えてしまった。
 
巻末の丸善の記事は、少し前に本屋で立ち読みして買わなかった文具系ムックの記事の使い回しのような気もするし・・・。
 
まあ、一冊全部が読み応えがあれば、それはもちろん最高であるが、わたしが本を買う時は、何か一つでも得ることがあればラッキーという考えなので、今回も、この基準で行けば合格である。
 
   ◇
 
そんな中で面白いと思ったのが、P52からの限定万年筆の特集記事。
その中でも、マーケティングプランナたちの万年筆インプレッションという記事は面白かった。
手帳特集と同じで、どのような理由で選んだ万年筆を、どのように使っているというインプレ記事は面白い。
今回は、見開き2Pだったが、次回があるのならば、もう少し、こうしたインプレッション記事を増やしてもらえると楽しいのにと思う。
 
その一方で許せないのが、税込21,000円以下で買える万年筆の特集。
まずはLamy。
なんで、2000が入っていないのか?単なる供給元が宣伝したい万年筆なのか?
あと、ペリカン。
M200を紹介しているのに、写真はM250を掲載。
ギギギーーーッツ!である。
 
   ◇
 
いろいろと書いたが、次に万年筆と時計の組み合わせ特集とかやられても、きっと買ってしまうのだろうな。
 
内容は、まあ、そんなところなのだが、一点、内容とは別に気になることが。
この本、妙に吸水性が良いのか、ベコベコというかヨレヨレになるのだ。
最初は、書斎に湿気が溜まっているのかと焦ったが、他の紙製品は普通の状態。
 
幾つかの書店の店頭にあるヤツを見てみても、何だか本の上下が波打っている。
一部では写真の印刷に失敗したのか?と言われている写真も気になるのだが。
 
まあ、いいけど・・・
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