久しぶりに、丸の内の丸善に行ってみた。
ビックリするぐらいに、書籍の検索端末が増えていた。
以前は、タイミングがわるいと、どこの検索端末も埋まっていて、異常にストレスが溜まっていたので、この改善状況は、お客としてとても嬉しい。
ここは場所柄、ビジネス関係の書籍が充実しているので、何時間いても飽きない。
オマケに上のフロアには、万年筆や文具もおいてあり、ある意味、とても危険な場所だ。
今回は、Drヤンセンのダビンチと合わせて、この時期からぼちぼち出はじめる、太平洋戦争関係の本を探すのが目的。
私は昭和史が好きで、特に戦時中の官僚の意思決定システムに興味がある。
その中でも、以前から陥落前の沖縄に派遣された高級軍人や内務官僚の行動を調べてみたいと思っていた。
何かの本で、先に情報を得た連中が、沖縄脱出をしていたというのを読んだことがあったからだ。
写真の本は、沖縄陥落の2ヶ月前に赴任した島田沖縄県知事の、命がけの県政運営のドキュメントなのだが、その中に、やはり沖縄脱出組のことも触れられていた。
526ページと、文庫本ではかなり厚めの本だったが、一気に読んでしまった。
広島のことは知っているつもりだが、沖縄戦についての知識はほとんどないことを、この本を読んで、あらためて認識した。
もう少し、沖縄のことについて勉強してみようと思う。
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