手帳とカバンのコラム

■手帳とカバンのホームペーヂ
 http://www7b.biglobe.ne.jp/~techou_bag/
■手帳、カバン、文房具。思いつくままに・・・。
2006/6/25 Sunday
伊東屋のノート

伊東屋にしか売っていないわけではないのだが、初めて発見したのが伊東屋だったので、わたしの中では伊東屋のノートと呼んでいるカバリーニ(CAVALLINI)のノート。
 
モールスキンのラージより少し大きめのサイズで、価格は安い!と頭の中では完全にお買い得モードのノートなのだ。
 
紙の質もまあまあで、クリームがかった紙に茶色い罫線がいい雰囲気。
万年筆のロイヤルブルーのインキで書くのが楽しい。
 
以前も紹介したことがあるのだが、今、一冊使用中で、趣味の万年筆に関する情報をいろいろと書き連ねている。
一月から書きはじめて、趣味文などの気になる記事や、情報を転記したりして、ノートの内容もかなり充実してきた。
 
自分で書いたものだが、自分で読み返してみて楽しい。
 
伊東屋で1,890円で売られているのだが、昔のわたしなら、ノートに2,000円近いお金を出すことなど絶対にしなかった。
しかし、モールスキンもそうだが、本当に気に入ったものを大切に使う方が、自分のアイデアをふくらませるのにどれだけ効率が良いかということを、最近強く感じるようになった。
この感覚は、万年筆を使い始めるようになって、より強くなった気がする。
2006/6/24 Saturday
リラの付けペン

先日、キャトルセゾンで購入した、LYRAの付けペンを使ってみた。
シェーファーのインキを試してみたときだ。
わたしの付けペンのイメージは「まんが道」。
マンガを書くときに使う物だと思っていたので全く触手が動かなかったのだが、キャトルセゾンのディスプレイが本当に素敵だったのだろう。
それで買ってしまった。
 
しかし、使ってみての感想は、ああ、使い捨ての感触。
値段からすれば当然だが、ペン先がえらく薄く、ふにゃふにゃなのだ。
ガスペンの代わりに使ってみようとおもっていたのだが、雰囲気は全くかなわない。
たぶん、もう使わないような気がする。
2006/6/18 Sunday
BUN2

文具屋さんでもらえる文具系フリーマガジン、BUN2。
Vol7が、近所の試し書き専門店においてあったので貰ってきた。
今回のコラムは、木下綾乃氏。
書斎館で万年筆を買ったことなどが書いてあった。
 
あと、アイデアマラソンの樋口健夫氏の連載コラムもある。
氏の今回のコラムは、パイロットの水性ペン、Vコーン。
Vコーンのヘビーユーザーということで、このペンを取り上げていた。
 
わたしも一時期というか、10年近く、このVコーンにはまっていた。
主に仕事用だが、転職するときに勉強していた時も、このVコーンの赤を使っていたので、わたしにとっては縁起の良いペンなのである。
 
Vコーンを初めて買ったのは、とあるホームセンターの文具コーナー。
油性ボールペンやドクターグリップなどが、透明の袋にいれられて棚にぶら下がって売られているペン売場の中で、このVコーンを発見。
 
その当時住んでいたのが、ホームセンターと一軒挟んだ隣。
大きな荷物を買ったときも、お店の台車を借りて、ゴロゴロ押しながら自宅に運べるという、とても便利な場所だった。
 
そのときも勉強している途中で赤ペンがなくなったので、そのホームセンターに赤ボールペンを買いに行った。
それまでは、パイロットの透明な軸の普通の油性ボールペン愛好家だったのだが、ボトルのようになったスケルトンのボディの中にインキがチャプチャプなるVコーンを発見。
おまけにペンの軸を見ると、直液式と書いてある。
 
「直液式」がなんだかよくわからないが、とても滑らかそう。
これは、試しに買ってみなくてはと手に取ったのが、Vコーンとのつきあいの始まりだった。
初めて使った時の感想は、経験のない滑らかさ。
これに慣れたら、油性ボールペンの粘着質が気になって使えなくなった。
 
樋口氏は、なんと16年間で1000本のVコーンを使ったそうである。
 
話は変わるが、小学生の時、上の学年の奴がヤクルトの空き容器を大量に使って、とても小学生が作るのは無理と思われる、巨大な戦艦のオブジェを夏休みの工作で提出していたことがあった。
何か賞を貰って展覧会で展示されていたので、見た記憶があるのだろう。
 
小学生の目でみても、明らかに親が作ったとわかるような作品に賞をあたえる、大らかな時代といえばそれまでだが、ふと、その事件?を思い出して、1000本のVコーンで夏休みの宿題のオブジェを作ったらすごいだろうなと想像してしまった。
かなり、インパクトがあるのではと思う。
2006/6/17 Saturday
できる人の書斎術

忙しい時に限って、部屋の模様替えをしたくなる。
試験勉強などの追い込み時期にも同じ症状が出てくる時が多かった。
気が付いたら、ノートの片隅に、新しい部屋のレイアウト・プランが書いてあったりする。
この症状はいったい何なのだろう。
 
私の現在の書斎は、机に椅子のスタイルから、和室に文机のスタイル。
狭い机でも、大量の資料を自分が座っている畳の周りに並べることができるので、作業時のスペースは、和室の方が各段に有利と思っている。
 
文机の他に、引出し用のBoxが2個と収納用のボックスがこれも2個。
学生時代に比べたら、机の周りがかなりコンパクトだが、収納用のボックスはお気に入りの文具系ムックを並べている。
引出しには、伊東屋や丸善で買い占めてきた、極上の文具たちが所狭しと納まっている。
 
あと、収納ボックスの上には、ハンズで購入したコレクションケースに万年筆を収納。
 
思索の場というより、趣味のコレクション収納場所と化しているが、こうした机と収納用ボックスの位置をこまめにチェンジしている。
 
部屋の形は決まっているので、そんなに組み合わせはないはずなのに、「コレ!」という組み合わせにまだ巡り会えていない。
 
以前から欲しい、BISLEYの収納家具があれば、ビシっとしたレイアウトが決まるのではと最近思っているのだが、高いのでなかなか手が出せない。
そんな感じで、アアでもないこうでもないと、書斎の模様替えをしているのだ。
 
そんな、模様替えをしたくなった時によく読む本が「できる人の書斎術」。
これも以前、書斎術考察というコーナーで紹介した本なのだが、お気に入りで、けっこうよく読み返している。
 
不思議なもので、この本を読むと勉強意欲がわいてくる。
今年は、資格試験に挑戦する予定なので、書斎を十分活用して充実した毎日をすごせるよう、至高のレイアウトを発見したいと思っている。
2006/6/16 Friday
ホームページ作成に参考にした本A

先週に引き続き、ホームページを作成するときに参考にした本の紹介。
本のページでも紹介した本であるが、野口悠紀雄先生の「ホームページにオフィスを作る」という本。
先週のお買い物日記は、どちらかといえばビジュアルというか見せ方の参考にした本であるが、こちらの本はHP運営のコンセプト作りに参考にした。
 
2001年に出た本なので、ブログなどの概念は登場せずHPのみの話になっているが、運営の考え方はブロガーの方々も参考になる部分が多く含まれていると思う。
本の中でHP作りのポイントとしてあげられていた例で、わたしの気を引いたのは次の4点。
 
・自分で使う
・頻繁に更新する
・内容がすぐにわかる構成
・どんなサイトか一目でわかる
 
まだまだ試行錯誤の状態だが、常に心がけてHPを運用するようにしている(つもり)。
2006/6/15 Thursday
シェーファーの青とペリの青

ハンズで購入したオリジナルリングノート。
インキ帳に使っている。
モールスキンダイアリのオマケに付いていたアドレス帳をインキ帳に使っていたのだが、インキの数が、当初の想定より増えすぎて、かなり手狭になってきた。
それで、少し大判のノートにチェンジした。
 
インキを購入してきたら、できるだけこまめにインキ帳に記入する事としている。
今回の追加はシェーファーのインキ。
 
今回は、青しか開封していないのだが、これが中々渋い青。
ペリカンやLamyの青は、どちらかというと紫が強い、鮮やかな青なのだが、シェーファーの青は鮮やかさを抜き取った、青本来の青という感じ。
 
好みは、ペリの青だが、シェーファーのように落ち着いた青が一つあっても面白いと思う。
2006/6/11 Sunday
シェーファーの青

「万年筆を買いに」で紹介したシェーファーのボトル、早速試してみた。
ペンはGWに購入したLYRAの付けペン。
 
ボトルの口のポケットが、こうした付けペンを使う時に便利。
 
色は、ペリカンの青に比べてかなり青い。
 
サファリの青軸に、今はDrヤンセンのナポレオンを入れているが、それが終わったら、このシェーファーの青をいれてみようと思う。
2006/6/10 Saturday
HPのネタ帳Vol.2

ホームページの原稿作成に使うための新しいノートをおろした。
前回はクレフォンのB5リングノートだったが、今回は変形A5のクレフォンにしてみた。
前回は青いノートだったが、今回は赤い綴じノート。
 
まだ、アメリカンファーマシーが有楽町にあったころ買った、Myデッドストックノートだ。
 
2冊目のノートの候補として、A5リング、A4リング(ともにクレフォン)、丸善オリジナルB5ノート。
どれにしようか迷ったが、ノートの左側にプレ印刷で縦線が入っていたので、今回のセレクトになった。
 
最近は、原稿のほとんどを手書きでノートに書き連ねているので、前回のVol.1ノートよりかは使用期間は短くなると思う。
 
以前、HPのネタ帳としてノートを紹介したコラムを書いた時には触れなかったが、筆記具はペリカンのスーベレーンのM600のBでヌルヌルと書いている。
インキはペリカン純正のロイヤルブルー。
 
今回は使い終わったら、赤い表紙なので、チャルカの青ラベルを貼る予定。
2006/6/9 Friday
クッキングパパ 86巻

今買っているコミックは、先週紹介した「こち亀」と、このクッキングパパの2つ。
それぞれ、偶数月の月初にでるので、どちらかを買った月に、もう一冊買うことになる。
 
このマンガを初めて読んだのは学生時代。
大学2年と3年の間の春休みに、10日間だけ家電量販店でバイトした時に、そこの近所の喫茶店にこのマンガが置いてあった。
 
学生時代のバイトは基本的に家庭教師か、システム設定のバイトしかしなかった。
いずれも、他のバイトに比べて、時間単価が3〜4倍だったので、よほどのことがない限り、この2つ以外の事に手をだすことがなかった。
家庭教師で、常に4名前後の生徒を抱えていたので、あまり他のバイトに手をだす時間的余裕もなかったので、こうした突発的バイトは、年に1回あればいい方。
よほど急な入用がない限り手をだすことはなかったのだ。
 
で、この時の急な入用は電話。
 
大学2年の後半に、3回目の引越をして、念願のワンルームマンションに入居することになった。
それまでは、アパートに公衆電話があるか、大家が取りついでくれるかで、何らかの連絡手段があったのだが、ワンルームに引っ越したため、連絡手段がなくなってしまったので、自分で電話を設置する必要が出てきたのだ。
 
必要経費は、NTTの加入権が約7万、留守番電話が3万円で計10万円。
 
今の携帯電話が2千円の加入手数料というのを考えると、競争のはたらかない独占企業はとんでもない事をしていたというのがよくわかる。
 
さて、10万円をどうやって用立てようと考えた。
貯金はあったが、就職活動時は家庭教師を減らそうと思っていたので、むやみに切り崩したくなかった。
大学4年の一年間は、何もバイトせずに暮らしていけるお金を残しておきたいと考えていた。
 
で、単発のバイトを学校の学生課のアルバイト案内で探したら、某オーディオメーカが日給1万円での募集をかけていたのを発見。
オマケに労働期間は10日。
 
ちょうど、家庭用電話回線独占企業体に支払う金額と同じだ。
 
仕事の内容は、そのオーディオメーカーに雇われて、労働場所は家電量販店。
量販店のオーディオコーナーで、新入学シーズンに訪れるお客に、そのメーカーのコンポを売る事。
ただし、お店ではメーカの手先を全面に出すのではなく、量販店の店員としてお店にはいて欲しいとのこと。
メーカーの担当者が言うには、一日にミニコンポ一台。
10日で10台がノルマだという。
 
この時初めて、お店の販売員は、お店の人以外の人もいるという実態を知った。
わたしも、その量販店のハッピを着せさせられたので、お客から見れば、量販店の社員にしか見られない。
大人の世界を垣間見た気がした。
そして、騙されないように気をつけようと思った。
 
   ◇
 
わたしは営業や販売の仕事は絶対に向いていないのだが、売れといわれたら、その当時から売る自信はあった。
バイト開始3日目の午前中に、10台目のコンポを完売。
 
元々、かなりオーディオ好きで、FM雑誌も数誌購読していたので、多分、お店の店員より商品知識はあったと思う。
なので、何も知らないお客には、かなり満足のいく口先だけの説明はできたのではと思う。
 
無理を承知で、バイト先の担当者に10台売ったので、10万円を支払ってもらいバイトは終わりにしたいと言った。
ダメだとは元から判っていたが、決して向こうから、もうバイトはいいよとは絶対に言って来ない。
なので、あえてこちらから、提案してみたのだ。
 
それに対して、今やめられたら困ると担当者は言った。
たぶん、量販店との10日間の契約があったのだろう。
 
まあ、当初から10日で10台という約束だったので、あとの7日は気楽だった。
 
お昼に何を食べるか考えるのが、最重点事項。
お店の周りを探検して、感じの良い喫茶店を見つけた。
有名ホテルで修行をされた方が、食事が売りの喫茶店としてはじめられたとのこと。
 
そこのハヤシライスは逸品で、7日のうちの6日のお昼はハヤシライスだった。
その時、その喫茶店に置いてあったのが、このクッキングパパ。
 
博多が舞台のマンガで、大学に入学する前は九州の小倉に住んでいたわたしは、それだけで嬉しくなった。
毎回、主人公の荒岩が美味しそうな料理を作るストーリ。
このマンガで紹介された料理は色々と試してみたりもした。
 
このマンガ、料理もたのしいのだが、登場人物がみんないい人ばかりなので安心して読める。
バイトのノルマを早めに達成したので、残りのバイト代を出せ、などという図々しいことを言うやつもいない。
 
あと、サザエさんのカツオのように成長が止まるという現実離れしたストーリではなく、物語の中で登場人物が成長していくのも面白い。
 
連載が始まった当初、主人公の荒岩の息子、マコトも今では高校生。
しかし、わたしが大学生の時、小学校高学年だったのに、今はまだ高校生というのは、少し成長が遅いような気もする。
2006/6/8 Thursday
ホームページ作成に参考にした本@
最近、どうもHPを立ちあげた時と、編集方針が変わってしまっているのが気になっている。
具体的に言うと、写真を多用しすぎているということ。
 
元々、HPを作成しようと思ったきっかけは、自分の好きな事を情報発信していくことで、全国の同好の志と多くの情報交換をさせてもらえたらという、プチ異業種交流的場を作りたかったということ。
あと、自分の興味のあることの記録を残しておくことで、その蓄積した情報を自分のために活用したいということがあった。
 
前者の情報交換の場という望みは、幸いにして、HP開設時からは信じられないような多くの方にお越しいただき、これまた恐ろしい数のページビューを記録している。
また、BBSの方にも沢山の書き込みをいただいている。
管理人として、とても嬉しい限りだ。
 
一方の情報記録ということで、少々考えるところが・・・。
 
HPの構成として、一つの記事に一枚の写真。
一枚の写真に対して、きちんとした文章を記録していくというのが当初の方針だった。
一枚のカードにには、一枚の写真という、カード一枚完結主義だ。
 
どうも最近、お買物ネタが多くなり、写真の数がドンドン増加している。
読者の方からすると、写真を多用するほうが、見やすいので良い気もするが、写真メインになると、過去の情報を検索した時に、その時何を考えていたのかが、思い出せないのだ。
 
文章の補足であるはずの写真が、写真メインで、写真の解説に文章を書いている状態になりつつある。
 
ということで、ここで今ひとつ初心に帰る事にした(たぶん)
 
物欲の進むままにコンテンツを増やして行ったので、その数も中途半端ではなくなってしまったが、できるだけ1コラム1フォトで文章を書いていくことを目指して行きたいと思っている。
その分、一枚の写真に、できるだけ紹介するものの良さが詰め込めるように工夫をしていきたいと思っている(たぶん)
 
   ◇
 
元々、そうした1コラム1フォトのスタイル、いわゆるカードイメージで内容を構成する方針を決めたのは、梅棹忠雄の「知的生産の技術」の影響が大きいのだが、もう一つ、大きな影響を受けている本がある。
 
「お買物手帖」というコーナーを作っているが、あのコーナーの参考にした本である。
 
家族が持っていた「お買物日記(谷村志穂・飛田和緒:集英社文庫)という本。
これが、オススメの品の写真が一枚に、コラムが数ページという構成なのである。
写真も趣向を凝らして撮影しており、この本を読んでいつかはこんなコラムを書いてみたいと思っていた。
 
1990年代後半の本なのだが、何となく頭の片隅にあり、2003年にHPを立ちあげた時には、この本を引っ張り出してきて読み返した。
 
今回、このコラムを書くにあたって、初心を振り返るためにも、久しぶりにこの「お買物日記」を家族から借りて読んだ。
たくさんの素敵なモノが紹介されていて、読んだ当時もいいなとおもったが、今読んでも素敵と思えるものばかり。
 
わたしも、一過性のものではなく、時間が過ぎて読み返してみても、ああ、これ素敵だなと思えるようなものを紹介していければと思う。

2006/6/7 Wednesday
一冊完了!

ホームページのプランを練るのに使っていたノート。
約1年で一冊完了。
保存用にチャルカのラベルを貼ってみた
2006/6/5 Monday
チョコッとだけ2

今週はドタバタで更新がおくれたので、ちょっとだけの予告画像その2。
ついに彼女もわが家に・・・。
 
 
2006/6/4 Sunday
チョコッとだけ1

今週はドタバタで更新がおくれたので、ちょっとだけの予告画像。
2本目の彫りモノと可愛いインキ。
2006/6/3 Saturday
週末の購入

3冊ゲット。
こち亀は何と150巻。
継続は力なり!
前へ 目次 次へ

tetyou_bag@hotmail.comtetyou_bag@hotmail.com