最近はすっかりボトルインキの魅力にはまってしまったので、カートリッヂのインキを買うことがあまりなくなった。
しかし年末から立て続けに、つい、モンブランの限定物カートリッジを2種類買ってしまった。
買ったのはいいのだが、ヨーロッパ共通タイプのカートリッジを使える万年筆、ラピタのオマケに付いてきた檸檬しか持っていない。
しかし、わたしの檸檬、かなりのじゃじゃ馬。
最近はかなりの使用前アイドリングをしてやらないということを聞いてくれない。
2週間程度ほったらかして置いたら、もうダメ。
なので、まともに書けるカートリッジ式の万年筆が一本欲しかった。
書き味より、インキテスタ的使い方をしたいので、1000円程度のペリカノジュニアあたりでいいかなと思っていた。
ちょうど先週は広島に帰省していたので、ペリカノの取り扱いがある市内の百貨店に行ってみた。
エレベータを降りると正面に万年筆売場がある。
視界に、閑古鳥とヒマそうにしている売場の店員さんが入ってきた。
その店員さん、気持ちよさそうに、小指のツメで耳の穴掃除をしている。
自分が清算する商品を、あの手で触られると想像したら、一気に購買意欲が削がれた。
その百貨店で万年筆を買うことは断念。
近くの広島パルコに向った。
パルコの中のMUJIで、新作のノートなどを物色していると、チョコッと目についたのがアルミ軸の万年筆。
頭に全くMUJIの万年筆はなかったのだが、値段を見ると1000円チョッと。
確か、ヨーロッパ共通カートリッジと互換があると、どちらかのサイトで見た記憶があったので、試しに一本購入してみた。
一番試して見たいのはモンブランの赤インキ「ラブレター」。
インキテスタとして購入したので、いきなりラブレターを刺してもよかったが、書き味もチョッと気になるので、檸檬用に買っていたペリのブルーブラックのカートリッジを入れてみた。
(ちなみに、黒のカートリッジがオマケで付いていたが、黒はチョッとなので・・・パス。)
シルバメタのペン先もカッコイイし、書き味もじゃじゃ馬檸檬よりはるかにGood!
ペン軸が細いので常用は難しいが、インキテスタ用には十二分な一本だと思う。
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