手帳とカバンのコラム

■手帳とカバンのホームペーヂ
 http://www7b.biglobe.ne.jp/~techou_bag/
■手帳、カバン、文房具。思いつくままに・・・。
2004/7/26 Monday
今日もお休み

今週も夏季の休みを一日使って、3連休にした。
旅の疲れを癒すため、ずーっと昼寝。
夕方ゴソゴソと起きだして夕食の準備。
 
夜になって旅のまとめをモールスキンに記入。この作業が楽しい。
スクエアを早くいっぱいにして、昨日買ったインフォブックを早く使ってみたい。
2004/7/25 Sunday
市内一の展望

今日は市内で一番背が高いホテルの最上階でお昼を御馳走してもらえることになった。
日頃あまりこういう景色のところで食事をすることがないので、とても嬉しかった。
料理も美味しかったが、目の前に広がるパノラマを存分に満喫できた。
(反対に他に高いビルが無いからできるワザでもある)
 
ホテルの隣には広島市民球場がある。
ちょうど高校野球の広島県大会の決勝をやっていた。
 
下を除いてみたが、高すぎて何をやっているのかわからなかった。
 
帰りに隣のそごうの中にオープンしたLOFTに立ち寄る。
つい、モールスキンのインフォブックとHitec-cの0.25というのを見つけて購入してしまった。
2004/7/24 Saturday
夏休みの帰省

夏休みということで久しぶりに広島に帰省した。
数日前から手帳のショップリストに記録しているお店の中から、限られた時間でとこに行くかをスケジューリングする。
この作業がまた楽しい。
(実家に帰るのが楽しいのか、街遊びしに帰るのが楽しいのか自分にもよくわからない)
 
今回の買い物は3つ。
 
1 本「文房具を楽しく使う」
2 デジカメの電池の予備とメモリ
3 宝くじ
 
昼前に街に出て、まずは八丁堀チャンスセンターで宝くじをGet。その後、パルコ前の「串の坊」という串揚げ屋でランチ。
串揚げ屋は夜行くと結構いいお値段になるが、ランチだと千円程度でたっぷり食べれてかなりお得感がある。(東京だと伊勢丹会館の中に同じチェーン店がある。ここも基本的にランチは広島と同じ内容で結構お得)
それから、パルコの本屋や雑貨屋めぐりをして、市内最大の商店街本通り商店街をプラプラとする。
そして紙屋町の紀伊国屋へ行って目的の本をGET。
その後、同じフロアのバージンメガストアを覘いてみると、なんと広島から撤退してしまったようだ。超ショック。
 
気分を取り直して、最近街中に出店したというヤマダ電機でデジカメのバッテリとメモリを購入。
 
広島も燃えるように暑かった。
キャラメルフラペチーノがとても美味しかった。
2004/7/19 Monday
手帳
暑いので、手帳を開く気にならない。
プランだけをTODOに書き連ねていって、仕掛かりの作業がどんどん溜まっていく。
 
この連休も、書類整理をしたり、手帳のフォーマットの整理をする予定が、海に行ってヒリヒリして、かき氷をたべて昼寝をして終わってしまった。
 
まさに休暇の4連休。
2004/7/18 Sunday
69
確か先週の土曜(7/10)からだったと思うが、村上龍原作の69(sixty-nine)の上映が始まった。
17年も前の小説が何故今映画化されるのか不思議な気がするが、レンタルが始まったら借りてみてみようと思う。
 
実は、この小説の原作、中上健次の「十九歳の地図」とあわせて、わたしの読書人生に大きな影響を与えてくれた一冊なのだ。
 
わたしは大学の途中まで、小説と名の付くものは推理小説しか読んだことがなかった。
当然、高校までの読書感想文などは目次と巻末の解説という限られた情報から、一冊の本を読んだのと同等の情報に頭の中で復元して、適当に書き連ねていた。
そのうち、そんな作業もバカくさくなり、映画を見たことのある名作の感想文しか書かなくなった。
原因は、本を読んで面白いと感じることがなかったからだ。
 
そんな状態で大学に入学しても、当然、急に本を読みはじめることなどなかった。
本を読むことより、麻雀の腕を磨くことの方がわたしにとっては重要だった。
 
いつものように、場を提供(要は麻雀する部屋)してくれた友人の部屋で、たまたま本棚に目をやると何冊かハードカバーの本があった。
その中の1冊にこの「69」があった。
 
面白いという友人の言葉どおり、借りて帰って一気に読んだ。
本を読むことが面白いと、初めて思った瞬間だった。
 
それからは、今までの無作為を取り返すかのように、むさぼるように本を読んだ。
もう少し早い時期に、本を読むことが楽しいと感じることが出来る作品に出会いたかったと思う。
 
ちなみに、《「69」 読書感想文》というキーワードで検索してみたら、いくつかの学校で読書感想文の指定図書になっていた。
 
この本が出た当時、大学の同級生に「69」の舞台となった長崎県立佐世保北高校の出身者がいた。
「69」を読んですぐに、その彼に聞いてみたら、この小説は「More」で連載をされはじめたころから、生徒に悪影響をあたえるので困ると先生が言っていたとのこと。
そうした考えが薄まるのに、17年の歳月が必要だったということのようだ。
 
何事も、旬が大切だと思うのだが・・・。
2004/7/11 Sunday
とある駐車場で
とある駐車場でのこと。
 
車のリアウインドウに、「お先にどうぞ」とか「Baby in the car」とかいったステッカーやプレートを貼り付けているのを目にすることがある。
 
ふと何気に止まっている車のリアウインドウをみると
 
スリーダイヤのマークの下に
 
「三菱車でごめんなさい」
 
というコピーがかかれたプレートを貼り付けていた。
 
確かに、三菱車。
プレートは車内から吸盤で止められていたのでオーナーが自分で取り付けたのであろう。
 
わたしが就職した頃、一番元気のある自動車メーカーは三菱自動車だった。
ディアマンテやRVRなどがHitして、他の追従を許さない状況だった。
連日のニュースを目にして、同じ自動車業界に身を置いていた者として少しさびしい気がしていたが、このプレートを見て何か吹っ切れた。
 
正直、思わず笑ってしまった。
携帯のカメラで撮りたい衝動に駆られたが不審者扱いされるのもイヤなのでやめた。
2004/7/4 Sunday
早朝起業

前から探していた松山真之介さんの本を、今日やっと見つけた。
 
紀伊国屋などの大型書店に行けば、平積み状態だと思うが、最近忙しくて中々足を伸ばせない。
近所の大型をうたい文句にしている書店は、取り扱い冊数は多いが、やはりビジネス書のコーナーが限られている。
 
先月から本屋に行くたびに気にしていたのだが、なかなか見つからなかった。
それが今日、家族の買い物に付き合って近所の大型ショッピングセンターにいったら、そこの中の本屋に平積みしておいてあった。
 
インターネットショッピングでゲットしてもいいのだが、やはり初めてのモノを買うときは手にとって確かめて買いたい派なので、意外なところで見つかってうれしかった。
 
読んだらまた「本のページ」にUPします。
2004/7/3 Saturday
仕事の手順
IPOという言葉を御存知だろうか?
 
Input-Process-Output(インプット-プロセス-アウトプット)の頭文字をとったものだが、通常の事務処理はこのIPOの組み合わせで成り立っているといっても過言ではない。
 
システムの設計をする場合、仕事の手順をコンピュータに理解させるために、プログラム言語を使って、手順を一つ一つコンピュータが理解できる方式に置き換えていく。
このシステム化の時に、仕事の手順をIPOに沿って整理していく。
 
仕事の手順を整理した結果がシステムの中にあるので、極端な話、コンピュータを使っている仕事は、プログラムが読める人であれば、最悪何も手順書や引継書がなくても、プログラムソースを追っていけば、時間はかかるが仕事の手順は理解することができるはずである(誰もこんなバカなことはしないと思うが・・・)。
 
話が少しそれたが、システム設計をする時には、このIPOに整理した仕事を、いくつも組み合わせて処理手順を構成していく。
 
   ***
 
例えば、銀行のキャッシュコーナーでお金を下ろす処理を考えてみる。
 
一番大きなくくりのIPOは
 
I(インプット):
お客がキャッシュカードを入れて、暗証番号、引き出し金額を入力。
 
P(プロセス):
データベースで暗証番号、残高を確認後、引き出し処理、出金情報のキャッシュディスペンサへの返答。
 
O(アウトプット):
ホストコンピュータからの情報をもとに、お金を必要分取り出し口に用意。
 
この手順の中に
暗証番号確認のIPO
I:口座番号、暗証番号取得
P:暗証番号のデータペースチェック
O:暗証番号の正誤を回答
 
残高確認のIPO
I:口座番号、出金金額情報取得
P:口座情報から残高をチェック
O:出金できるかどうかの可否を回答
 
  ・
  ・
  ・
 
といくつもの細かいIPOがぶら下がっていて、お金をおろすという命令を処理していく。
 
   ***
 
この考え方、システムの設計だけに使うのではなく、通常の仕事を整理する上でもとても役に立つ。
(システム化すること自体が、仕事を整理することなので当たり前ではあるが・・・)
 
目の前にある仕事を常にこのIPOに分解して考えてみる。
すると、あるデータを加工して別の答えを出すことがとても多いことに気づく。
 
この場合Iは「あるデータ」、Pはデータ加工、Oは「出た答え」である。
 
昔はデータ処理をしようと思えば、汎用機でコボルやユーティリティのSORTなどを組み合わせて、処理する必要があり、システム部門の人間以外は近寄りがたいところがあった。
しかし、今ではエクセルやアクセスなどを使い、PC上で汎用機で処理していたのと同じような処理が可能になった。
シート1にインプットデータ、シート2にデータ加工の関数、シート3が結果出力。
 
実際には、インプットのデータにマッチングするデータが複数あったりして処理はもう少し複雑になる場合が多いが、自分の仕事をIPOに展開して手順をシステム化しておけば同じような内容の仕事があった場合、次からの処理が格段に楽になる。
 
また、上記の銀行の例で言えば、暗証番号確認のIPOなどは、お金を下ろす場合だけでなく、残高照会、通帳記帳の仕事をするシステムの場合にも使いまわすことができる。
 
こうした一つのユニットを、サブプログラムやサブルーチンと言ったりするのだが、自分の仕事で、使いますことができるユニットがあれば、一度整理してシステム化しておくことをおすすめする。
 
仕事の手順をIPOに分けて整理すると、仕事の手順が整理できるだけでなく、それを元にシステム化しておけば、後で使いまわすことができるというオマケもついてくる。
 
一度お試しください。
2004/7/2 Friday
アシスタント
転勤早々、2人分の事務を押し付けられて一時期はどうしようかと思ったが、ある程度システム化をしたことで、何とか定時に帰れるようになった。
 
幸い?アルバイトの子をアシスタントとしてつけてもらっているので、その子に色々と仕事を頼むことができるのだが、頼む説明時間と自分が処理する時間を天秤にかけてしまう。
 
自分がしたことがある仕事を頼むときは、ある程度楽なのだが、未経験のことを頼むには、まずは自分が理解をしたうえで頼まないと大変なことになる。
 
3月末の引継ぎの時に引き継いだまま、面倒くさそうなので未着手でほったらかしにしていたのだが、納期が切迫してきたので処理する必要が出てきた仕事があった。
 
あらためて、仕事の簿冊を眺めてみると、10日はかかりそう・・・。
 
意を決して、マニュアルとエクセルで簡単なシステムを昼から2時間取っ掛かりで作成して、アルバイトの子に説明した。
 
頭が爆発しそうな顔をしていたが、なんとか1件、無事に処理をしてくれた。
あとは何とかなりそう。
 
処理の途中でエクセルでチェックできるようにしたことが、良かったみたい。
2004/7/1 Thursday
付加価値
最近、仕事をする上で付加価値ということがとても気になる。
 
付加価値について、大きな範囲で言えば、ある期間(通常一年間)で生み出された一国内の全ての付加価値を総計したものを、国内総生産(GDP)というが、ここではもう少し小さい話。
 
   ***
 
わたしの職場及び仕事は、事務処理を主とする内容なので、仕事を進める上で付加価値というものがとても計りにくい。
 
わたしが考えるには
 
@コスト削減(処理時間短縮)
A処理したものに有益な情報付加
 
の2点に絞られるのではと思う。
 
@については、仕事の手順の抜本的改革とシステム化で対応。
 
Aについては、まさに知的生産の分野。
 
優先順位としては、上記@で生み出した時間でAを検討しながら仕事を進めたほうが絶対効率がいいのがわかっているのだが、「どうでもいいが納期だけが切迫している雑用」に追われ、思うようにことが進まない。
定時に帰れるようにはなったが、とても付加価値云々というレベルではない。
 
ゆとりを持って、ピンポイントで順番に問題解決をしていった方が、結果、高付加価値を生み出すような気がするのだが・・・。
自分の仕事だけでも工夫してみよう。
前へ 目次 次へ

tetyou_bag@hotmail.comtetyou_bag@hotmail.com