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■手帳とカバンのホームペーヂ
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 78   【かばん】企業ブランドと製品戦略 住谷宏/塚田朋子
UPDATE:
2004/02/27 (Fri) 
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中央経済社:2,600円
ISBN:4502368806 2003年6月
おすすめランク★★★★★(P179〜P190に限る)
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筆者(編著者)は両名とも東洋大学経営学部の先生である。
出版社もそんなに有名どころではない。たぶん、大学の講義用に出版された本ではないかと勝手に推測している。
値段もいかにもそれらしい価格だし。
紀伊国屋で購入したのだが、棚にはこの1冊しか置いていなかった。
 
ではなんで、このような本を購入したのか。
 
わたしは、紀伊国屋やアマゾンのサイトで、いつも「手帳術」や「メモ術」などというキーワードを入力してアンテナを張っている。
そのキーワードの一つに「吉田カバン」や「PORTER」があるのだが、その検索で珍しくHITした1冊だった。
多分「吉田カバン」でHITしたのはこの本がはじめてだと思う。
 
この本は上記2名編著者以外にも何人かの方が執筆者として名前を連ねている。その中の一人に、葛g田の会長、吉田滋氏が名を連ねていた。吉田カバンの創業者、吉田吉蔵氏の長男である。
「吉田カバンのブランド哲学とものづくり論」というテーマで12ページにわたって執筆されている。
これを読んで、吉田カバンの強さの秘密がなんとなくわかったような気がした。
 
・経営者にも社員にも夢がある。
・社員がポーターやラゲッジレーベルといった自社ブランドに対して強い誇りを持っている。
・モノづくりにたいする一貫したポリシーを持っている。
など。
 
葛g田という会社の規模を見ると決して大きくはないが、今の日本企業が見失った多くのものを持っていると思う。
その大きなものの一つは夢と誇りを持って働くことができることではないだろうか?
 
わたしは夢と誇りをもった社員が全力で仕事をすることが、常に魅力ある製品を発表し続けることができる原動力であると強く感じた。
 
あと、この本を読んではじめて知ったことであるが、吉田カバンの直営店はすべて「クラチカ」という変わった名称を使用している。
はじめて聞いた時には、このネーミングの元って何?って思ったけど、結局わからずじまいで何度もお店に訪れていた。
 
クラチカは創業者吉田吉蔵のクラと、その妻の千香(チカ)からとったものだそうだ。
創業者に納得してもらえるお店作りをしようという決意のあらわれとのことである。
 
 
この本を買うのに本屋の棚の前で3分考えた。2,600円÷12ページ=216円。
中身の濃い12ページでした。
(すみません。この12ページしか読んでません)



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