【特集】万年筆を買いに

■手帳とカバンのホームペーヂ
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筆記具関係のコラムのページ
私のお気に入りのペンや購入記の紹介
最初のきっかけ(Lamy Tipo)

ペリカン、モンブラン、ファーバーカステル、ラミー、アウロラ、デルタ、オマス、モンティグラッパ・・・
最近、文具系のムックがたくさん出版され、魅力的な万年筆がたくさん紹介されている。
不思議なもので、ついこの前まで、万年筆などにまったく興味がなかったのに、今はそういう本を眺めているだけで、至福の時を過ごすことができる。
 
文具店などに行っても、それまではめったに立ち寄ることのなかった、万年筆売り場のガラスケースの中をのぞき込むのは、定番行事となり、丸善や書斎館などで滅多に見ることのできないような逸品に出会ったときなど、いつかはわたしも・・・などと想像をふくらませる。
 
そもそもわたしは、筆記具にはあまり執着があるほうではなかった。
ちょっとおしゃれで、近所では売っていないようなファーバーカステルやステッドラーのシャープペンシルを使ったりするのがうれしいな、という感じ。
 
なので、筆記具に投資するお金も、ほんの数百円から出しても1000円程度。
それで本人が十分満足していた。
 
ところが、HPを開設すると掲示板を通して、手帳とカバンだけでなく文房具の話題がかなり盛り上がってきた。
掲示板で色々と情報交換したり、他の手帳ファンの方の筆記具への思いいれなどを伺ううちに、もう少しランクが上の筆記具を試してみたいなと思うようになってきた。
 
その一つのきっかけを作ってくれたメーカーにLamyがある。
デザインにかなりのこだわりを持っていて、調べれば調べるほど、そのコンセプトに魅了された。おまけに、価格もまあ、そんなに高くはない(ペリカンやモンブランと比べるとだが)
 
そうした状況で初めて入手したLamyは、ティポという水性ボールペンだった。価格も1500円と手頃で、何より名作スイフトと同じM66リフィルと使用しているというのも大きな魅力だった。
 
この1500円のペンが、その後、わたしの眠っていた?筆記具への思いを起こすことになるとは、私自身、全く気が付いていなかった。
 
(05/08/11)
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