【特集】万年筆を買いに

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私のお気に入りのペンや購入記の紹介
Pelikan 4001 Royal Blue

万年筆のインキ、わたしはペリカンのロイヤル・ブルーが一番好き。
他にも、モンブランのボルドーやLamyのブルーなど、好きな色をあげればキリがないが、一番好きなのは?と聞かれたら、迷わずにロイヤルブルーと答える。
 
本格的に万年筆を使い始めてまだ、一年少々なのだが、それまで万年筆のインキといえば「黒」と思いこんでいた。
ゲルインキのペンはブルーブラックを好んで使っていたが、ボールペンでもブルーという選択肢はわたしの頭の中にはなかった。
 
ブルーに目覚めたきっかけは、Lamyのブルー。
初めて買ったサファリの万年筆に一本付いているおまけがブルーのインキだった。
 
伊東屋の中2階でサファリを買うと、好きなインキを一本付けますがと聞かれるが、わたしが購入したのは広島ハンズ。
そんな色の選択など聞かれもせずに、実家に帰ってあけたらブルーのインキがオマケで一本入っていた。
 
早速カートリッジをさして書いて見ると、紙の上には鮮やかなブルーのラインが。
その美しさに唖然としてしまった。
ヘタクソな自分の書く文字が、なんだか味のあるように見るから不思議だ。
 
感動のあまり、翌日もハンズに出向いて、店頭に出ていたブルーのカートリッジが7、8箱あったと思うのだが、全部買い占めてしまった。
それからは、インキの色=ブルーが最高という図式がわたしの頭に出来上がった。
 
もし、最初にハンズで買ったサファリのオマケのカートリッジが黒だったら、ここまで万年筆にハマっていなかったかもしれない。
 
なので、その後、ペリカンのスーベレーンを購入した時も、迷うことなくブルーのインキを選んだ。
 
ところが、このペリカンのロイヤルブルー、万年筆関係のサイトを見ると、あまり評判がかんばしくない。
一番の理由は、色が薄い!ということ。
書いた文書の保存性を考える方にとっては、この薄さは致命的に感じられるよう。
 
しかし、このロイヤルブルーは、薄いがゆえに文字を書いた時に濃淡が出やすい。
わたしは、万年筆で書いた文字の最大の魅力は、この濃淡だと思っている。
なので、このロイヤルブルーが一番のお気に入りなのだ。
 
最初に買ったペリカンの万年筆は、ペン先がMだったが、これでもロイヤルブルーの濃淡は充分に楽しめていた。
しかし、昨年末、ペン先Bを購入してからは、この濃淡がさらにはっきりと楽しめるようになった。
 
太字にペリカンのロイヤルブルー!
最高の組み合わせだと思っている。
 
次はBBだ!(ペン先が)
 
(06/02/11)
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