先週紹介した、ペリカンの#200に付属していたインキ。
インキボトルは少し小さめの30cc。
瓶の形状は、現行品をそのまま縮小した形だが、ラベルがレトロ風なのがいい。
実は、このボトル、以前からあるところに置いてあり、ちょっと気になるブツだったのだ。
広島でいつも万年筆を購入している文具店があるのだが、そこの店頭試し書きで使っているインキが、このレトロ風ラベルのボトルなのだ。
ちょっと小振りのボトルでいつか入手したいと思っていたのだが、サイズからして販売用のものではないみたい。
万年筆を買うときは、そのセレクトに全神経を集中しているので、周りのことにあまり目がいかない。
そして、帰り道にいつも「はて、あのインキは・・・?」となる。
小倉で見た、シェーファーのボトルの時もそうだった。
品名が不明なものを探すのに、インターネットは効率が悪い。
(写真があれば、お尋ねできるが)
おまけに、古い資料も手元にはなにもないので調べる手段がない。
あと、オークションも貴重な情報源なのだが、こちらは一ページずつ写真を見ながらのチェックなので、たどりつければ運がいい。
まあ、そんな状況で、ただ欲しいと思っていたら、目の前に突然あらわれてくれたので、チョッとビックリしている。
ラベルの雰囲気は、以前紹介したペンが置けるタイプのモノと似ている。
合併後ドイツのものなので、そんなに古いモノではないと思う。
見る限り、インキほとんど蒸発していないようなので、使っても問題なさそうだが、どうしようか悩む・・・。
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