　【特集】万年筆を買いに

以前から探していたＤｒ.ヤンセンのレオナルド・ダビンチ。

どうも、タイミングが悪く、一年近く前、羽田の書斎館にあるのを目撃したのが最後。

その時は、また今度と思い買わなかったのだが、それ以来、どこでもお目にかかることができなくなってしまった。

手帳の物欲リストから、ずっと消せない状態が続いていた。

一時期、伊東屋に置いてあるという情報を得ていたので、銀座の本店に電話してみたら、時すでに遅し。

完売で、次回の入荷は未定とのこと。

まるで、推理小説の中で犯人を追う探偵の気分が続いていたのだが、何も考えずに訪れた丸善の本店で、入荷したての山積み状態にあるのを発見。

じつは、茶系インクの新色、ベートーベンもできれば欲しかったのだが、丸善で入手した翌日に伊東屋への入荷情報をキャッチ。

伊東屋に行ってみたら、前日に電話で聞いた時にはなかったのに、情報どおりしっかりと置いてあった。

このＤｒ.ヤンセンのインキ、価格はペリカンの倍もするが、希少性が物欲をくすぐる。

あと、ダビンチを揃えたらおしまいかな？と思っていたら、今年になって、新色が追加になっていた。

オマケにわたしの好きな茶系が幾つかある。

このまま物欲の赴くままに買い続けたら、万年筆が買えていたということになりかねないので、とりあえず茶系は、今回入手した２色で打ち止め予定。

あとは、青系でジュールヴェルヌをいつか購入しようと思っているくらいだ。

ベートーベンは想像どおりの「こげ茶系」だったが、ダビンチは思っていたより赤が強い。。

想像していたのは、ペリカンのブラウンを、もっと明るくしたイメージだったのだが、この赤が強い方が、わたし好み。

ベートーベンはトラディショナルの黒軸、ダビンチはカリグラフィーのサファリＪＯＹに入れる予定。

ちなみに、写真の色見本、ロディアの＃１１を利用して作成。

これまで、ハンズで購入したノートをインキ帳にして、色の比較をしていたのだが、カードイメージでも管理した方が、色同士の比較がしやすいので、作成してみた。

ロディアのページをちぎり、一枚一色で、全部のインク色見本を作成した。

いずれ、この方法は別コラムで紹介する予定。