最近欲しいモノの一つにペンシースがあった。

目的は、万年筆を外に持ち歩くためではない。

私の現在の書斎は、２階にあるのだが、元々書斎用に設計した部屋ではなく、使用頻度が高くなることを想定していなかった部屋なので、エアコンがないのだ。

この暑さの中、思考がまとまるわけもなく、夜中の書き物は、家族が寝静まったあとの１階のリビングでするようにしている。

 

リビングに私のものを置きっぱなしにするのはイヤなので、本やノートなどを２階から１階に運んでいる。

万年筆もだいたい３〜４本使い分けているので、一緒に部屋を移動することになる。

書斎では、常用の万年筆はポーターのトレイに入れているので、それをそのままヒョいと持ち運んでいるのだが、万が一階段で手を滑らせたら目も当てられない。

 

ということで、２階と１階の移動用にペンシースが欲しいと思っていたのだ。

７月に伊東屋に行ったときに、中２Ｆの万年筆フロアのセンターで、ペンシース特集があり、ペリカンの純正の奴がいいのかな？と思っていたのだが、どうもデザインがしっくりしないところがあり、そのときはスルー。

 

なので、先日行ったときに、同じ万年筆フロアのサファリの棚の下に大量に置いてあるペンシースたちを再度吟味。

で、見つけたのが写真のペンシース。

 

ドイツ製、伊東屋直輸入というノーブランド。一応本革製でお値段が３千円程度と、かなりリーズナブル。

外に持ち出すのではないため、蓋も必要なくデザインがすっきりしているのが気に入った。

 

店員さんに聞いたら、Ｍ６００まで挿入可能とのことだったので、実際にＭ６００を使って確認もさせて貰った。

今のところ外に持ち出す予定はないと書いたが、ペンシースを手にすると、外に持ち歩くようになるのも時間の問題かも。

 

書斎の机の上にポンと置いていても、なかなか良いアクセントになっている。