【特集】万年筆を買いに

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私のお気に入りのペンや購入記の紹介
●万年筆を買いに(Lamy2000購入記)

みんながジミだけど素晴らしい書き味と褒めたたえるLamy2000。
遅まきながら、わたしもようやく入手した。
 
購入したのは伊東屋本店。
ねらっていたのは、もちろんペン先B。
かなり太めと聞いていたので、試筆を楽しみに、銀座へと向った。
 
私の前に用意されたのは、ペン先Bが2本とMが2本。
楽しみは後回しにするタイプなので、まずはMから試し書き。
Mでも、十分な太さであったが、やはり、Bが欲しい。
 
Bの2本に絞って入念にチェック。
 
試し書きをしながら、ふと気が付いたのだが、サファリにも貼り付けてある「番号+ニブの太さ」の白いシール、このLamy2000のBは「01B」とある。
サファリの番号は10番台だったので、やはり、Lamyの原点はこの2000なのね!と感じてしまう。
 
迷う2本のBは、これまた、インキフローが全く違う。
一本は、インキが盛り上るほどのフローの良さ。
 
実は、訪問の数日前に伊東屋に買う気満々で行ったら、あいにくBは店頭になかったので、取り寄せをお願いしていた。
なので、店員さんも、この取り寄せのBのペンは初めて見るみたいで、このフローの良さにビックリしていた。
個体差は大きいペンなのですが、このBは特にすごいですね!と言われていた。
 
それまでの会話の中で、わたしの判断基準がペリカンということに気が付かれていたみたいで、いつの間にかM600のBとBBを準備されていて、書き比べて見てくださいと、目の前に並べていただいた。
 
比べてみたら、PelikanのM600のBBと、ほほ同じ太さ。
無調整のもので、コレほどの太さで、いきなり滑らかな書き味のモノに巡り会えるとは思わなかった。
当然、買いである。
 
筆記の状態は、ペリカンの太字系と同じ、少しスタブっぽく縦線が太く、横線が細い筆跡になる。
吸入したインキはもちろんLamyのBlue。
 
手帳の罫線に納めるには、少し無理のある太さだが、原稿用紙や無地の紙にダラダラと書き連ねるにはとても楽しい。
 
ちなみに、写真の筆跡のうち、下に置いたモールスキンは、3月に三越の万年筆祭の時に、M800の色々な太さをモールスキンで試したものなのだが、このM800のBBとも引けを取らない太さ。
 
比較のためにLamy2000 NibsBと書いた下に、所有するM600のBでも書いてみたのだが、その太さの差は、同じBでも全く違う。
この2000で書いた後、M600のBで書くと、M600が中字のような錯覚におちいる。
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