【特集】万年筆を買いに

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私のお気に入りのペンや購入記の紹介
プラベートリザーブを書斎館で買う

名前を見ただけで、カッコいいと思えるインキが、いくつかある。
もちろん、インキを買う場合は、色見本などを見て確認をするのだが、お店にあるヤツは退色していたり、ライティングの関係で、あまりあてにならないことが多い。
そういうときに、私の背中を押してくれるものの一つに、インキのネーミングがある。
 
コレまで、名前だけで私の物欲に引っかかってきたインキは
 
カルティエのボルドー、
モンブランのボルドー、
モンブランのルビーレッド、
モンブランのレーシンググリーン
Dr.ヤンセンのレオナルドダビンチである。
 
こうして書き出してみると、モンブランのインキのネーミングは、私の琴線に引っかかるモノが多い。
ここに、書いたインキは、結局全部入手できたのだが、もう一つ、名前が先行しているインキで未入手のものがあった。
 
それが、写真のプライベートリザーブのブラックチェリー。
 
このプライベートリザーブは、取り扱いが限定されているのだが、先月、書斎館に行った時に在庫があったので、一本購入してみた。
箱のデザインは、妙に田舎くさいが、さて中身はいかがなものか?
 
最近、ブラウン系のインキは、ペリカンの古いトラディショナルに吸入して、文章に朱書きを入れるのに使っている。
このペン先はFなのだが、鉄ペンのクセしてペン先が妙に柔らかく、太めのM感触の文字が書ける。
インキの濃淡を楽しみながら、文章に朱を入れるのに、ちょうど良いのだ。
 
ブラックチェリー。
色のイメージとしては、輸入物の色が黒っぽいサクランボのような色をイメージしていたのだが、実際はこげ茶。
モンブランの限定インキのチョコレートブラウンに近いと私は感じた。
 
元々のフローが良い万年筆に吸入したこともあると思うが、インキ自体のフローもとても良い。
もう少し、細めのニブのものに吸入しても面白そうなので、ペリカン・トラディショナルのアンバー(EF)が空いたら、吸わせてみよう。
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