【特集】万年筆を買いに

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私のお気に入りのペンや購入記の紹介
丸善 オリジナルペンシース

長い間、捜し求めていた丸善のオリジナルペンシースを、九州博多の丸善で発見。
即刻、確保した。
 
昨年の秋口のことだが、書斎でカタログ類を整理していたら、その中から、丸善オリジナル革製文房具というリーフレットがポロッと出てきた。
どこの丸善で貰ったのか、これが全く記憶にないのだが、いわゆる金ペン堂タイプと呼ばれるペンシースの写真がたくさん出ていて、なかなかカッコイイ。
以来、このペンシースは、わたしのハートにしっかりと刻み込まれてしまったのだ。
 
早速、丸の内オアゾの丸善に向ったのだが、残念ながら3本差しの現品があるのみ。
店員さんによると一人の職人が作っているらしく、その職人が休眠状態で入荷の予定は全く見えていないとのこと。
 
オアゾの場合、カウンタの後ろの棚にインキなどと同じように、店員さんに声を掛けて見せて貰うようになっている。
なので、その他大勢のお客の手に触れることはあまりない。
かなり迷ったが、やはり新品在庫品が欲しいのと、5本差しがいいと思っていたので購入はパス。
 
次に期待したのが、ラゾーナ川崎にオープンした丸善。
ペンシーズ同様に捜し求めていた、森林楽の15本収納のペントレイが、万年筆ムックで店舗紹介で掲載されたの写真の片隅に写っていたからだ。
 
以前、オアゾの店員さんに、ある万年筆をさがしているのを相談した時に、丸善は各店舗で眠っている在庫品を融通しあっていると聞いたからだ。
その当時、本店で在庫切れだったペントレイが、新規オープンの川崎にあるということは、きっともどこかの店舗から持ってきたのだろうと判断。
ついでにペンシースも持ってきていないかと、私の期待感はピークに達した。
 
しかし、残念ながらペンシースはないとのこと。
店員さんによると、あっても本店くらいしかないのではと言われてしまった。
本店にないから探し回っていると言おうかと思ったが、まあ、ここでは期待外の萬年筆物語の本なども入手したのでOKとした。
 
さて、次はどこに行こうと考えていた所に飛び込んできたのが、日本橋丸善の開店ニュース。
ムムム・・・こちらならあるかな?と、かなり期待しての訪問であったが、残念ながら日本橋店も本店と同じ回答。
ただ、担当の方がいうには、むしろ地方の大きな支店の方が、在庫として残っている可能性がありますよとのこと。
この言葉が原因か、偶然にもGWは博多に遊びに行くことに。
 
そして、期待満々で訪れた博多の丸善で、やっと新品在庫に巡り会うことができたのだ。
それも、最後の1個で、欲しかった茶色。(もう一色は黒)
 
   ◇
 
実際のブツは5本差しとなっているが、これは一世代前の、細身の万年筆かボールペンを基準にしたサイズか?
ペリカンのM400やトラディショナルと同じサイズの万年筆であれば4本がちょうど良いサイズ。
 
ベルトの部分は可動式で、ループの長さが調節できる。
なので、収納にはある程度の融通がきくが、M400より太い軸であれば、ペンシースの厚みがあまりないので、ベルトには納まっても、ファスナーをしめて持ち歩くには厳しいかもしれない。
 
わたしはトラディショナルを4本収納するか、一本はサファリにしようと思っている。
サファリを収納した場合は、5本目のところのループは、かなり細くなるので、サファリの予備カートリッジを挟みこんでおいてもいいかもしれない。
 
この機能で6,090円は、他のペンシースと比べても、かなりオトクな気がする。
本革製なので、ガンガン使い込んでいこうと思う。
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