【特集】万年筆を買いに

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●万年筆を買いに(伊東屋・LamySafari 2009限定色購入記)

2009年のLamyサファリの限定色は、何とオレンヂ色。
数年前にも、オレンヂ限定色が出ていたが、オークションなどでも恐ろしい価格がつくことがある。
前回のオレンヂ、当時の日記を読み返してみると、最後の3本うちの一本を伊東屋で購入している。
このときはFを買いに行ったのだが、残っていた3本はすべてMであり、Mを買って帰ったとも日記に記していた。
現在の趣向と違い、この当時は細い字幅の方が好みであったのだろう。
 
さて、今回、2009年限定オレンヂであるが、伊東屋のウエブサイトには限定色としてオンラインショップからも購入できるようになっている。
サイト等、どこにも書かれていないが、巷の噂では伊東屋のみの先行販売とのことらしい。
 
確かに、丸善の本店にも日本橋店にも、このオレンヂの影はない。
だが、伊東屋の渋谷店にも新宿店にも置いてある気配がない。
伊東屋先行販売というか、本店先行販売なのかな?
ということで、ようやく時間が確保できたので、久しぶりに銀座に向かってみる。
 
銀座では、ちょっと寄り道をしたあと、伊東屋に到着。
中2階の万年筆売場をのぞくと、モンブランの前の特設ブースでは、プラチナ・中屋万年筆のフェアをやっている。
オレンヂが気になるところだが、サンプルで金魚がおいてあったので、触ってみる。
ショーケース越しではなく、初めて直接手にしてみたのだが、この赤白の斑は本当に美しい。
いつか、この手のセルロイド系のものを買ってしまいそうである。
 
プラチナの社員さんからは、セルロイドの継ぎ目の話などをいろいろと伺う。
あらためて、一本一本の万年筆に物語があると気づく。
 
中屋のカタログと案内カードをいただいて、いよいよ2009年限定オレンヂとご対面。
奥の廉価版万年筆コーナーに向かうと、オレンヂ・サファリが置いてあった。
しかし、前回のようにプラのケースに入れられるわけでもなく、普通のサファリと一緒にポンと並べて陳列されているだけ。
おまけに、どこにも先行販売の文字は見えない。
暗黙の了解というやつなのだろうか?
 
万年筆はF、Mが各一本、それとボールペンも一本あるのみ。
もしかして、これが最後?
と思い、店員さんに声をかけてみると、まだ在庫はありますよとのことで、なぜか中屋の棚の下から取り出してくれる。
 
前回と同じプラケースに入った状態だ。
 
今回は、オレンヂ好きのコレクション版としての購入なので、万年筆のF、M、それとボールペンを各1本ずつ入手した。
なので、持ち帰ってもインクはとおさず、ペン先の目視チェックのみ。
 
最近、サファリを買う機会が多いが、不思議なことに、シルバーペン先については、なぜかスリットがきれいに開いているものにしか当たらない。
 
運がいいのか、出荷基準が変わったのかは不明である。
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