手帳のページ

■手帳とカバンのホームペーヂ
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 79   ■2008年版の手帳売場
 

今年も、やってきた熱い手帳シーズン!!
文具店を徘徊して、一年の中で最も楽しい季節である。
 
例年、手帳特集を行っているダイムや日経アソシエに加え、エイ出版社のノート&ダイアリースタイルブックをチェックして、手帳を調達に行くのが今後のトレンドになるのか?
 
私も来年の手帳を調達するために、市中徘徊をしているので、例年同様、手帳売場の状況記録を行っておこう。
今回の観測地点は、例年の銀座伊東屋本店、丸の内オアゾ丸善本店、渋谷ロフト、渋谷ハンズ、新宿ハンズの5箇所に加え、丸善の日本橋店、大阪心斎橋東急ハンズ、心斎橋ロフトを加えた8箇所である。
 
■伊東屋本店
昨年は、4階と5階の2フロアで綴じ手帳とシステム手帳を分けて販売していたが、今年はまた5階一本での販売に戻していた。
昨年はおいてあった、ファイロファックスのリフィルの見本が今年はなし。
あと、モールスキンのポケット・デイリーのダイアリが品薄なのか。
10月に3回行ってみたが、3回ともタイミングが悪かったのか品切れだった。
なので、例年、伊東屋で購入していたモールスキンダイアリは、別のお店で購入。
 
伊東屋での購入品は
・ファイロファックス 月間見開きブロックタイプ リフィル
・ファイロファックス 年間リフィル(コットン紙)
・リド ミニプランナ 青、ライトグリーン、黒を各一冊ずつ。(黒は家族用)
 
■丸善 日本橋店
あまりスペースは広くない。
今年3月の開店だったので、初の手帳シーズンということで行ってみたが、お客もほとんどおらず、閑散としていた。
手帳も能率手帳中心で、客層がオジサマをターゲットにしているのか?
珍しいものとしては、ポーターとどこかのコラボの、モールスキン用の白いカバーが置いてあった。
 
例年、伊東屋で購入していたモールスキンダイアリ。
今回は、こちらで購入してみた。
 
■丸善 丸の内本店
例年と同じく、文具売場前のスペースに特設会場が設置されている。
レッツの手帳が、ここは箱入りでおいてあるので、伊東屋にあるものより高級に見える。
例年、置いてあったのかは不明だが、今年、ここにリドのミニプランナが置いてあるのに初めて気が付いた。
 
■渋谷ロフト
新宿ハンズと並んで、たぶん国内で一番のにぎわいを見せている手帳売場ではないだろうか。
おまけに客層が若いので、置いてある手帳もポップなものが多い。
いつ行っても、若いお客が一生懸命手帳を選んでいる。
これは、手帳ファンとしては良い傾向だと思っている。
こちらは、綴じ手帳も充実しているが、システム手帳のリフィルもかなり品揃えが良いので、リフィルはこちらで買うことが多い。
 
毎年、サザビーの月間リフィルをこちらで購入しているのだが、今年は入荷が遅く、11月に入る予定とのこと。
また、来週あたり行ってみようと思っている。
 
■東急ハンズ渋谷
こちらは、ロフトと異なり閑古鳥が鳴いている。
やはり、ロフトの手帳売場が地下一階に移り、道路から直接お店に入れる状況にあるのが影響しているのだろう。
渋谷駅からの人の流れが、ハンズに到達する前に、ロフトに吸収されてしまっている気がする。
 
こちらも、例年は入荷しているサザビーのリフィルが置いていなかったので、念のため店員さんに確認してみた。
すると、なんと入荷遅れではなく、ハンズはサザビーの手帳の取扱いをやめてしまったとのこと。
 
わたしのシステム手帳のうち2冊は、サザビーのハンズオリジナルタイプの赤茶。
ハンズにくればサザビーの手帳に出会えると安心していただけに残念。
なんだか、寂しい限りである。
 
そういえば、手帳とは関係ないが、一時期、ハンズオリジナルブランドとして大々的に取り上げていた、「シエス」というブランドがあったと思うが、最近、どこのハンズでも目にしない。
失敗事業だったのだろうか?
 
■東急ハンズ新宿
渋谷ロフトに負けず、かなりの雑踏状態の手帳売場である。
主流は綴じ手帳であるが、こちらの特徴はフランクリンプランナに以前から力をいれていること。
 
やはり、何か一つ力を入れている商品が置いてあると、あの商品ならあの手帳売場となるので、輝いて見える。
それが、集客にどれだけ影響があるかは知らないが、お店のイメージづくりとしては良い方法ではないかなと思っている。
 
あと、手帳売場ではないが、この新宿店は独自路線で、高級ステーショナリー売場の充実を図っている。
ハンズの旗艦店は渋谷なのだろうが、最近元気が目立つのはやはりこの新宿店のような気がする。
 
■東急ハンズ心斎橋
こんかいは、手帳シーズンに関西文具ツアーに行ってきたため、定点観測に関西版を追加。
こちらも、主流は綴じ手帳である。
 
バイブルサイズのカレンダリフィルは、国産のバインデックス、ノックスブレイン、アシュフォードの3つしか置いていなかった。
もう少し品揃えの充実を期待したいところである。
 
綴じ手帳では、コーテッドというブランドの製品が、やたら大量に置いてあった。
関西方面では流行っているのだろうか?
 
あと、たなの裏にひっそりと吉本手帳なるものが置いてあった。
これは大阪にしかないのであろう。
 
■心斎橋ロフト
こちらは、ディスプレイの工夫か、ハンズ心斎橋に比べてシステム手帳が充実して見える。
リフィルも、ファイロファックスのものがちゃんと置いてあり、安心。
 
当然ロフトなので、エスカレータを上がった一番良い場所に「ほぼ日」が置いてある。
関西でも売れているのであろう。
 
あと、渋谷ロフトで聞いたら、11月にサザビーのリフィルが入荷するといっていたので、この心斎橋店でも聞いてみたら、やはり入荷が遅れていて、まだ入ってきていないとのこと。
サザビーの手帳本体も見当たらなかったので尋ねてみると、リフィルの取り扱いはするが、手帳本体の取り扱いはやめてしまったとのこと。
 
サザビーの直営店でしか、サザビーの手帳は入手できなくなってしまったのだろうか?
こんど、新宿のフラッグスのサザビーに行って確認してみよう。
 
   ◇
 
以上、有名どころの文具店の手帳売場を回ってみた。
 
昨年は手帳ブームといわれていたが、その傾向は今年も続いているのではと、手帳売場からの熱気を感じた。
システム手帳に比べて、綴じ手帳の方が勢いがある感じが否めないが、自分にとって快適な一冊(数冊の方も多いかな?)に、ぜひめぐり合っていただきたい。
 
これから手帳を選ばれる方。
手帳についての疑問点等があれば、システム手帳、綴じ手帳に限らず、ぜひ当HPの掲示板に質問の書き込みをいただきたい。
多くの方にご覧いただいているので、色々なジャンルの手帳の回答をいただけるのではと思っている。
 
また、実際に自分が使っている手帳の満足しているところ、こうなればもっといいのにと思うところ。
そうした考えについても、積極的に情報交換していくことができればと考えている。
 
みなさんが、最良の来年のパートナーにめぐり合うことができることを期待して、今回の紹介の締めくくりとしたい。
 
(07/11/10)



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