外国映画などで、警察や軍隊が夜中に見回りをするシーンが出てくることがある。
見回りの人が、警棒のように妙に持ち手が細長い懐中電灯を、手にしているのを見た記憶のある方も多いと思う。
あの懐中電灯は、大体がマグライト・Dシリーズ だ。
細長い持ち手に、ライト部分だけが湯飲みを逆さにしたような独特の形でカッコいい。
時には、懐中電灯の用途ではなく、敵と戦う武器のように使われるシーンもあったりする。
長いものは、全長が50センチ近くもある。
材質は、航空機に使われる高品質アルミで、それを削り出してボディを作っている。
こんなもので殴られたら、痛いではすまないであろう。
このような頑丈さと明るさでハンディライトの定番の地位を不動のものとしているマグライト。
世界各地の軍隊、警察、セキュリティ関係者に愛用されているそうだ。
写真のマグライトは、ミニマグライトAA 。
全長14.5センチ、単3電池2本が必要となるモデルである。@3,000円。
焦点調節機能があり、ヘッド部をまわすことで簡単に調節できる。
2回目のハワイ旅行の時、ダイヤモンドヘッドに登ってみようと計画。登山道の途中にあるトンネルのなかは、照明がないので懐中電灯が必要とガイドブックにあった。
前からハンズなどで目をつけていたので、これを機に、このマグライトを購入した。
色も迷彩色をはじめ全7色が揃っているが、アルミの質感を楽しみたかったので、シルバーを購入。
ダイヤモンドヘッドは、日ごろの運動不足のわたしには、思った以上にきつかった。
頂上手前のトンネルの入り口で、ゼエゼエ言いながら、もたつく手でライナーショルダーのポケットからマグライトを取り出そうとしたときに、迂闊にも下に落としてしまった。
ダイヤモンドヘッドはもともとが火山で、地面には岩がゴロゴロしている。
一瞬ひきつったが、さすがマグライト。ボディのミラー仕上げの部分に傷が残ってしまったが、機能は何も影響を受けることがなかった。
わたしのマグライトには、ダイヤモンドヘッドの思い出のその傷が今も残っている。
【参考】
マグライトには、色々なアクセサリーが揃っていて楽しい。
一時期、渋谷のハンズやロフトに行く度に購入していた。
写真左上:本体のみの写真
写真右上:Nite-Ize フレンド @1,300円
ワイヤー入りの手足を自由自在に曲げられる。
写真左下:Nite-Ize ライトバイト@500円
ライトのテール部に取り付け、口でくわえることができる。
両手が使えるので結構便利。家族の耳カキをする時に大活躍。
写真右下:Nite-Ize ファイバーオプティック
マグライトの先端に取り付けて、せまい場所や穴の中など光の届きにくい場所を照らすことができる。
勢いで買ってしまった一品だが、これが結構ベンリだった。
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