丸善に行くついでがあったので、前から気になっていた原稿用紙、萬年筆物語を探してみた。
実物を見て、頭の片隅に引っかかっていたモヤモヤが、すっきり。
萬年筆物語とは、原稿用紙と、それを模したメモがあるということが初めてわかった。
今まで、色々なサイトで紹介されているのを見てきて、単純に枚数の違う、大きさは同じモノがあるのかと思っていた。
実物を見るか、並べた写真を見れば一目瞭然なのだが、単品だけで紹介されている写真をみてもデザインが同じなので、メモも原稿用紙と同じ大きさのモノと思いこんでいた。
(よく見ると、色が全然違うのだが・・・)
最近、丸善の開店記念にこのメモを配っているという話を聴いて、「メモ=小さいモノ」ではなく、「配るもの=枚数の少ないサンプル」と思いこんだよう。
わたしは、インターネットを見ていてこのサイズの思いこみをよくやらかす。
一番多いのは本。
アマゾンなどは、きちんと本のサイズも表示表紙が紹介されているのだが、いちいちモノサシを持ってまで確認をしない。
で、何となくのジャンルと経験から判断するわけだが、これがかなりの確率で外れる。
本の場合、表紙のデザインと共に、大きさは本屋で探す時の大きな目標になるので、やっかいだ。
最近外したものとしては「みんなの手帳」。
これは、実物の半分の大きさと思っていたので、本物を見た時は、なんてデカイんだと思った。
「ほぼ日手帳の秘密」はesBooksで入手したのだが、袋から出した第一印象は一周りデカイ!
反対に「店員さんがすすめる良品ステーショナリー」という本は、勝手にムックサイズと思っていたので、実物を見つけた時はチイセーと思った。
当然だが、こうしたサイズの思い違い本、紀伊国屋など、発売日に確実に特定のコーナーに新刊本が置いてある書店では、少々サイズを勘違いしていても、山のように積んであるので大丈夫だが、それ以外の市中の書店ではサイズの思いこみは致命的。
目的の本を探すのに、えらい苦労をすることになる。
萬年筆物語から、大幅に脱線してしまった。
大きい方は、そのまま原稿用紙として当然使えるサイズなのだが、小さいメモ、中身もそのままの縮小版で、字数も同じなのが面白い。
(当然マス目のサイズは小さい)
オアゾでは、先に大きい方を見つけて、目的の「萬年筆物語」があったあったと喜んでいたのだが、文具売場を徘徊していると、また「萬年筆物語」がある。
ああ、そういうことだったのか!
思わずその場でニヤニヤしてしまった。
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