お買物手帖
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 74   カランダッシュの鉛筆
UPDATE:
2007/8/26 (Sun) 

先日、通販でサファリの限定色万年筆を購入した時に、合わせてカランダッシュの鉛筆を購入してみた。
 
私はクレジットカードを持たないIT技術者なので、情報処理試験の申し込みは当然、紙に手書きで、郵便局経由で申し込む。
 
同様に、通販もセブンイレブン支払か、代引しか使用しない。
(先に振込みをする方法は、相手を信用していないので、当然パス)
なので、白サファリを購入したときも、代引手数料+送料を支払わなくてはならなかった。
 
どうせなら、同じ手数料の範囲で、他に欲しいモノがあればと思い、サイト内を探して見つけたのが、このカランダッシュの鉛筆。
 
サイトをご覧いただいている方から、この鉛筆の存在を教えていただいていて以来、どこかで入手できないかな?と思っていた。
そのサファリを購入したお店で取り扱いがあったので、あわせて注文してみた。
 
赤いボディーにスイスフラッグをあしらった、特徴のあるデザイン。
軸は丸軸で、お尻には白い消しゴムが付いている。
輸入鉛筆の多くがそうであるように、このカランダッシュも最初から削ってあった。
国産の鉛筆は削っているものが珍しいのだが、この違いはどういう意味があるのだろうか。
 
ただ、他社の鉛筆と違い、削ってはあるが、その先はフイルムでラッピングしてあった。
きっと、未使用の印なのだろう。
 
 ***
 
こんな感じで鉛筆はチョコチョコと買ってはいるのだが、残念ながら日常で鉛筆を使うシーンは、あまり多くない。
筆記具の使用割合では、圧倒的に万年筆が多いからだ。
 
鉛筆を一番使う機会は、何か資格試験を受ける時なのだが、マークシート形式の試験を受ける時は、わたしは用心深いので、三菱鉛筆のHBしか使わない。
なので、わたしが所有する鉛筆で一番本数が多いのは、三菱の深緑色の軸の普通の鉛筆。
 
一方、机上のアクセントに近いが、日常で使う分として、今回のように海外メーカーのものを少量ずつ買っては楽しんでいる。
そんな状況で、日常用の鉛筆1本を使い切るには、相当量の文字を書かなければならず、大人買いをすると悲惨なことになりそうなので、一度に買う本数は1〜2本。
伊東屋オリジナルのイートン鉛筆に取って変わる常用鉛筆に巡り会えた時に、思いきって大人買いをするのだ。
 
 ***
 
鉛筆は、芯と軸、あとは付いていても消しゴムというシンプルな構成の工業製品である。
その限られたスペースで、各社が軸のデザインや形状で差別化を図ろうとしているのが面白い。
特に、輸入鉛筆は、各社特徴のある色使いや軸の形状をしているので、見た目でどこの製品かすぐに分かる。
今回購入したカランダッシュの鉛筆などが良い例だ。
 
軸の小さなスペースの中に、趣向を凝らしたフォント文字で社名が描かれ、小さなロゴが入る。
それらは、軸の形や色と一体となり、鉛筆全体の雰囲気を作り上げている。
 
私にとっては、ショップカードを眺めている時と同じ楽しさを、鉛筆のデザインを眺めていて感じる。
なのでペントレイには、使用頻度は低いが、常に最低一本の鉛筆が置いてある。
もちろん、三菱以外の鉛筆だ。
 
ファーバーカステルの伯爵シリーズ用の鉛筆のように、5本で6,300円などと、人をバカにしたようなものもあるが、普通の鉛筆であれば、高くても200円程度。
なので、使用目的とせずに気軽にコレクションできるのも、鉛筆の魅力である。
 
単純に小さいスペースに趣向を凝らしたものが好きなのかもしれないが、盆栽には興味は湧かない。






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