年末の神戸旅行で訪れたPen and message。
実は、こちらの訪問で狙っていたものが3つあった。
一つ目は、某社の限定万年筆
二つ目は、ツバメのオリヂナルノート
三つ目は、分度器.comのオリヂナルメモ
私が訪問したときには、残念ながら狙っていた万年筆はすでに出てしまっていた。
このため、万年筆は別のものを入手したのだが、ノート類は2種類とも置いてあったので、ともに目的のブツを3冊ずつ入手した。
実は、私はツバメのフルース紙ノートを一冊も持っていない。
しかし、ツバメは再生紙ノートも出していて、なぜかB5サイズの方眼ノートを10冊程度買いだめしている。
かなり薄手のノートなので、切貼り用にと思って購入したのだが、まだ未使用状態。
一方、ツバメではないが、フルース紙のノートとしては、丸善と伊東屋のオリヂナルノートを、このHPの原稿作成中心に活用している。
フルース紙は、世間一般での評価が高いように、私も使ってみて、万年筆との相性は良いのではと思う。
個人的には、特にサファリで純正のインキを使って書くときが、一番書きやすく感じられる。
フルース紙の魅力は十分に経験しているつもりなので、いつかは評判の高いツバメノートのフルース紙のものも、使ってみたいと思っている。
だが、その前に立ちはだかるのが、丸善と伊東屋のオリヂナルノート。
一時期、調子に乗って買いあさっていたので、現在の在庫量はとても公表できる冊数ではない。
そのため、丸善と伊東屋のノートの在庫がある程度削減できるまで、思い切りジャンルがかぶるツバメノートには手を染めることができないのだ。
こうしたこともあり、最近はノート類を買い控えているのだが、今回のP&Mオリヂナルノートは、「フルース紙」で「方眼」で「サイズはA5」。
恐ろしいことに、今までストックしているノートと、まったくジャンルが被らないので、買わないという、理由が見つからない。
となると、物欲を抑えるものは何もないので、一気に購入に傾いてしまうのだ。
まあ、いつものパタンといえばそれまでなのだが・・・。
◇
このP&Mのオリヂナルノートは、元町のショップ以外にも、分度器.comで取り扱いがある。
こちらは、通販でも入手可能となっている。
また、ツバメのフルース紙を使った分度器オリヂナルメモは、P&Mで取り扱いという関係になっている。
実際に、店主とお店で話していたとき、何かで私が「分度器から買ったことがある」という話になったときに、店主から谷本さんの所をよく利用されるのですか?と聞かれた。
谷本さんって誰?
と思いながら、帰宅して調べてみると、分度器.comの主催者の方だった。
会話の中からも、かなり親しそうな様子が伺える。
そんな感じで文房具談義をしていると、店主が変わったセルロイド製のペンのようなものを、私の前に出してきた。
拝見すると、何と、セルロイド製の鉛筆補助軸とのこと。
最近、サイトにもUPされているが、私が訪れたときに、ちょうど入荷したばかりで、運良く実物を手にとって眺めることができた。
分度器.comが、加藤製作所にオリヂナル発注したものと聞かされた。
とても綺麗な模様で、オマケにスクリューキャップ。
買おうかどうしようか?とかなり迷ったが、こちらは次回訪問の楽しみに取っておくことにした。
今回のP&M訪問では、うまく関西の文房具関係者が融合して、関西文具界に新しい動きが出てきていると、強く感じ取ることができた。
しばらくは、関西発の文具情報から目が離せないと思っている。
それぞれのショップの個性が上手くかみ合って、今後もわれわれを魅了するオリジナル商品を、関西から数多く生み出してほしいと期待している。
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