昨年末の神戸旅行で入手した一品。

 

私の日常で、メジャーの使用頻度は以外に多い。

ただ、その用途は限られていて、書斎や机上の細かい模様替えの時に、活用している。

あれをこっち、これはあっちと、メジャーを使ってサイズを測り、パズルの組み換えを楽しんでいる。

 

今まで使っていたのは、近所の雑貨屋で入手した、ゾウの形をしたプラ製のもの。

モノのサイズを測るだけなので、そのゾウさんメジャーでも十分で、何の不満もなかったのだが、革製が欲しいと思うようになったキッカケは、丸の内のクラチカヨシダの店員さんが革製のメジャーを持っているのを見てから。

カバンのサイズを測る時に、さっと取り出したメジャーが革製で、これがなんともいい雰囲気。

ここで、ゾウさんメジャーは似合わない。

 

ということで、わたしの頭の片隅の物欲リストに、革製メジャーがインプットされることになった。

また、ステーショナリーマガジンのＶｏｌ．３のＰ８７でも、１ページの特集ではあるが、革製メジャーの特集が掲載されており、ブルックリンのものをいつかお店でチェックしてみようと思っていた。

 

しかしながら、プライオリティーがあまり高いものではなかったため、具体的な行動に移すこともなくズルズルと時間は過ぎていき、わたしはいつもゾウさんメジャーを手に、書斎の模様替えをしていた。

 

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そんな中、昨年末の神戸で、偶然ともいえる出会いで見つけたのが、このＳＡＺＡＢＹの革製メジャーだった。

神戸旅行の２日目。

 

家族と一緒に、旧居留地にあるＳＡＺＡＢＹに行ってみることに。

家族は、ＳＡＺＡＢＹのバッグを使っていることもあり、珍しくお互いの趣向が一致。

神戸大丸の中にあると思っていたら、その横にある、なんだかとても由緒ありそうな雰囲気の建物の中に目的のＳＡＺＡＢＹはあった。

 

建物の雰囲気からして、これはなんだか良い出会いがありそうだと、ワクワク感いっぱいで中に入る。

ゆっくり店内をチェックすると、白い革製のメジャーがディスプレイされているではないか。

確か、ステマガに掲載されていたブルックリンのものは７〜８千円くらいしたと思うが、このＳＡＺＡＢＹのものは、その半値程度。

手にしてみると、造りもしっかりしているし、メジャーの数字もはっきりと見やすい。

 

しかし、実用第一主義の私にとって、白の革製品にはあまり魅力を感じない。

店員さんに他の色がないか尋ねてみると、なんと茶色もあるとのこと。

 

やっぱり革製品は、茶色が私の中では優先順位が高い。

茶色の実物を見たとたん、即ゲットの意思決定が私のなかで行われた。

ということで、確かクラチカヨシダで物欲を刺激されてから、３、４年は経過していたと思うが、ようやく２００７年末の神戸で、革製のメジャーを入手することができた。

 

購入した時は、気が付かなかったのだが、自宅に戻って使っていると、メジャーの目盛りのところに、小さくMADE IN GERMANYとあった。

ドイツ製というのは中身のメジャーだけだとは思うが、ドイツ製品大好きの私にとっては、革＋ドイツを入手できて、喜び倍増。

 

しょっちゅう手にして、じっくりと育てていきたいと思っている。