ポットで育苗し、ナスの周りに定植します。
毎回同じ種ですが、今回は種まき用土を変えてみました。
腐葉土に「十万年腐葉土」という商品を使ってみます。
品種:パラマウント・パセリ(アタリア農園) 生産地:アメリカ
ポットは全部で12個使います。
腐葉土:ポット7個分
培養土:ポット4個分
ピートモス:ポット1個分
をよく混ぜ合わせて用土を作ります。
今回の培養土はバークなどの荒いものが少なく、ポットの下に敷きつめるだけの量が無いのでワラを代用しました。
ワラ入りを6個、荒い用土を6個としました。
16粒位で、種が少し隠れる程度に蒔きます。
ワラ入りの方に爪楊枝で印をつけて成長の様子を観察します。
(後、生育結果は不明で、あまり役にたたないようでした。(>_<)
水をたっぷり与えておき、発芽するまで乾燥させないようにします。
6ミリ程度の芽が出てきました。昨年は、用土があまり良くなく育ちが悪かったのですが、今回はうまくいくでしょうか、生長を追っかけてみます。
上は5日の双葉の様子です。
込み入ったところを間引きしましょう。
間引き直前
間引き直後
本葉が出始め、ようやくパセリの姿になってきました。
このあともポットに1株だけ残して間引きしていきます。
2回目に間引きをした後の本葉の様子です。
ずいぶんパセリらしくなってきました。
今回は、1ポット1株になるよう間引きしてみました。
間引くのに同じような苗で悩みますね。
小さいかなと思っても根が張っているのもあるし、大きいかなと思っても意外と根が張っていないのもあります。
プランターのパセリと随分生長の度合いが違います。
ポットでの育苗ではどうしてもここから大きく生長しません。用土なのか気温なのかは解りませんが、でも根はよく張っていますね。ま、間引かれた根っこも多少残っていましたが。
根の張りの様子です。このくらい張って入れば定植するとぐんぐん大きくなると思います。
ナスの周りに定植しましたが、もっと近くにすれば良かったかな。
どうも我が菜園ではアブラムシとアリの被害がパセリに多発します。
まず、アブラムシがパセリの根元に付きそれにアリが保護するかのように根元に土を盛るのです。(たぶん)そのうち葉がしおれて枯れ落ちてしまいます。
左は被害に合わなかったパセリ、上はアブラムシでの仕業ではなく、ナスの葉が生長途中の邪魔をして若い葉をなぎ倒したなれの果てです。
予想外の展開になったので、ナスの葉を棒でパセリに当たらないように対策しました。写真を撮った後、気がついたのですが、パセリの上にカマキリの子供がいます。偶然ですね。
せっかく大きくなったって喜んでいたら、数日経ってこの状態!もうこれはネキリムシかダンゴムシと思われます。露地のパセリ栽培は非常に難しいですね。病気にはなりませんが根元を切られるので致命傷です。
来年は20〜30倍のパセリを定植して数での勝負をし、生き残り作戦に切り替えたいと思います。
見事に齧られています。
パセリは、根がしっかり張っていれば多少茎を齧られてもこの様に大きく生長します。
ただし、葉は何枚かはないと難しいでしょうね。
大丈夫だと思っていた復活パセリが根っこを齧られて萎れてしまいました。
残念です。
が、育苗で間引きされた苗を耕地の端に定植しておいたのですが、こちらの方が順調に育って収穫出来るまでになりました。
本命はだめで、捨てられてしまいそうな苗の方が元気に育ったなんて皮肉だなあ。
隣にニラが生えているのでちょっと見づらいですね。
5月27日に右の白枠の所に間引きされた苗を定植した結果が上の3つの写真です。
ピーマンとナスに囲まれ、特にニラが隣に茂っていてパセリ全体が見えるようにうまく撮れません。なんとか手前のパセリがそれらしく写っていますがなんだかよく分かりませんね。
手前に見えるパセリを本来育てたかったのですが2株しか残っていませんでした。
間引きして捨てられるところの苗の方が頑張って収穫出来るようになるなんて、試してみないと分かりませんね。
とにかく収穫はできるので良いとしましょう。
この後、リーフレタスの栽培のため12日に撤去することになり、記事はここまでとします。
9月12日に撤去した苗を、ネギとチンゲンサイと小松菜の間に2株移植したのですが、大変勢いよく育っていたので記載してみました。
9月12日に移植した時の様子。
矢印の2株です。
見事に縮れパセリの収穫です。
この後はもうすぐ寒くなってくるので、このまま冬を越してみましょう。春になればおそらく花が咲くでしょう。--- おしまい ---