今年は昨年の種の余りを使ってみます。やはり、ポットで育苗してからナスの周りに定植します。
品種:パラマウント・パセリ(アタリア農園) 生産地:アメリカ
ポット(9cm)は全部で24個使いました。
パセリは腐葉土が多いと発芽の後、成長があまり勢いがないような気がするので、
腐葉土:ポット7個分、培養土:ポット17個分だけにし、よく混ぜ合わせた用土を作ります。
種は置くようにバラ蒔きにし、その上から用土を種が隠れる程度に被せます。タップリの水を数回に分けて与えたら種まきの終了です。
昨年は17日間くらいかかって発芽したのですが、今年も20日、いや19日で発芽したようです。この日はすでに双葉になっていて発芽の様子を逃したようです。でも、この1個だけなんですよね、芽を出しているのは。後は土が盛り上がっているのが芽を出すの待つだけですね。
発芽の様子を捉えたので記録してみました。
左はもうすぐ双葉が開く瞬間で、右下は4月4日の双葉の様子です。
発芽から3日目には次々と芽が出てきました。去年の種でも充分発芽しますね。
ポットいっぱいに苗が生長しているかと思いきや、まったく発芽していないポットが3個あります。パセリはいつもこの様に一様には発芽しません。
白く四角に囲んだ所の間引きの様子です。
ポットの中で一番混んでいる所の間引き前の様子です。
間引き前
間引き後の様子です。
間引き後
この後、ポットには1株だけ残して間引きしてしまいます。
まずまずの生長ですね。
4月27日の四角で囲んだポットの生長の様子です。
ポットに1株だけにするため間引きをします。間引きするには少し大きすぎて根を傷めてしまいますが、パセリは比較的丈夫で根が多少切れても大丈夫なので、ナスとピーマンの周りに定植してみました。
間引いた苗は、捨てるにはもったいないので適当に定植します。
今回は、ポットの全部をナスの周辺に定植しました。育ちの悪い苗も全部です。結局、全然発芽しなかったポットは2つありました。
昨年に比べ、まあまあの出来でしたね。
定植苗の1つです。
約2ヶ月半掛けての定植です。パセリはここまで来るのにかなりの時間を要しますよね。でも、ヒョロヒョロでも定植すると次第に勢いがでてくるんですよ。
昨年と同様、ダンゴムシにやられます。根元を完全に切り取られます。今回は周りに間引き苗も定植したので数で勝負だ!
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6月27日の様子。間引き苗も生き生きと生長中。
「数で勝負」が勝りましたよ。ナスとピーマンの下は3株ほど被害に遭いましたが、ご覧の通り旺盛に育ってます。
そろそろ収穫出来そうですね。
青くて綺麗な葉だけを切り取っての収穫です。ピーマンが見えていますが、奥の方にもナスが有り、その周りにパセリがいっぱいです。
ただ、今年はナスやピーマンに付く幼虫や卵がパセリの葉の裏にもくっついていたのでちょっと驚きです。キアゲハがパセリを専用としていたのに。
ニジュウヤホシテントウの幼虫
ホオズキカメムシの卵
間引きした苗も捨てたもんじゃありません。本命と同じように大きく生長しジャングルの様になりました。間引き苗は捨ててはいけないですね。
背後に見えるのが長茄子です。なんか巨大なナスに見えますが。
ナスも今年は豊作で、昨年の余った種でこの様に育っています。
おもしろいショットなので撮影しておきました。
上のナスを別の角度から見た様子ですが、奥の方にパセリが広がっています。
ナスとピーマンで全体を撮影するのがちょっと困難なくらい今年は豊作です。
でもこの様に多いと食べきれないですね。