病気に強く、らくらく作れて食味にすぐれた多収種、と種袋に書かれていますが、絵のように葉が大きく育つよう期待しつつ、栽培してみましょう。
品種:オーライ (アタリア農園) 生産地:デンマーク
耕地は約0.6uと非常に小さくて場所も良くないので上手く育つかどうか。
苦土石灰を100g散布し、良く土と混ぜ合わせておきます。
牛ふん堆肥:2kg
ぼかし肥料:100g
熔リン:50g
油かす:10g
を、土全体に混ぜ合わせるよう良く耕します。
とにかく狭い!
今回は、狭いのでバラマキにしてみました。
だいたい2cmくらいの間隔でまきました。赤っぽいのが種です。
1cmくらい土をかぶせ,充分の水を与えておきます。
種は一晩水に浸けずに直接蒔いたので、乾かないように水やりをします。
最初の発芽は前日なのですが、一日中雨で撮影できなかったのでこの日の様子を紹介します。全体に発芽している様子がよく分かります。まだ土から双葉が出ようとしているのもたくさんみられますね。21日の深夜、激しい雨が降り、土の表面に出てきた種もありましたがなんとか芽が出てきて一安心です。
いや〜!、びっしり生えてきましたね。ちょっと驚いています。今まで、ほうれん草はこんなに一様に芽が出たことは無かったもので。
ちょっと茂りすぎか?
本葉が出てきてる様子。
あちらこちらと小さな苗が根元から切れて萎れています。おそらく齧った痕でしょう。耕地の真ん中が被害に遭い、ポッカリと開いてしまいました。
これから間引きをしますが、残る苗が心配ですね。
1回目の間引きをします。込み入ったところを少し根っこごと抜き取ります。
あまり代わり映えしないようですが、このくらいにしておきます。
間引き前
間引き後
間引き後では少し込み入っていますが、様子を見て3回目以降の間引きをこまめにしていきます。
2回目の間引きをします。だいたい株間は5〜10cmくらいになりました。今回は狭い割には間引いた苗はザルいっぱいになり味噌汁の具になりました。
間引き菜ので、ほうれん草って感じはしませんが、これっきりの間引き菜かな。もう1回はあるか。
1畳足らずの耕地に、びっしりと成り、収穫してもまだびっしりと残っています。
陽当たりはさほどよくないのに、でも途中でマリーゴールドを撤去したので少しはよくなったかな。
う〜ん!でも今年は豊作だあ。
一段と寒さが厳しくなったので、しっかりと葉がしまって歯ごたえのある食感でした。やはり、ほうれん草は寒くなっての本領発揮ですね。
大きな株を採りながらなので、まだまだ収穫は出来そうですね。
あとは、同じようなので今年の記録はここまでとします。